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世界とつながる服の選び方

皆さんは普段服を買う時、どういう基準で選んでいますか? ブランド、デザイン、価格、着ていくシーンに合わせて、などさまざまな観点で選んでいると思います。 しかし、ほとんどの方は「何となく」であったり、特定のエリア、お店に立ち寄って選んだり、よく見ている雑誌やウェブサイトから良さそうなものを見つけて選んでいる方も多いのではないでしょうか?

私も、友人・知人に服をどう選んでいるか聞くと「いつもユニクロかビームスとかで適当に・」とか、「定期券内である新宿で、ルミネとかデパートを見て決めるけどどう選んだら良いかいつも分からない」と言った声を聞きます。

そこで洋服を選ぶ時、人はどんなことに気をつければ良いのか?と言うことが気になって調べていたときにこんな記事に出会いました。

自分に合う服や選び方がわかる人は良いのですが、そうでない多くの人は、「何を着るか」の前に「自分がどうありたいか」という生き方のスタイルから考えるのが大切とのことで、とても参考になる記事でしたので良かったら皆さん参考になさってください。

私が今日、皆さんにお伝えしたいことは、服を選ぶ時に「自分がどうありたいか」に加えて、「どういう世界にしたいのか」という観点を加えてみてはということです。

普段何気なく着ている服という存在。しかしひと口に服、と言っても、それぞれの服にはそれぞれの服が作られた背景や作り手が異なり、作られる国や方法も素材も千差万別です。

・伝統の織り方や模様、染色方法などを後世に伝えたくて、伝統の作り方を守って作られたもの
・3Dプリントやレーザーカット、バイオ素材などの最新テクノロジーを用いて作られた革新的なもの
・環境や人権問題、女性のエンパワーメントなどの社会課題の解決を目的として、または配慮して作られたもの
・地産地消のものや、ハンドメイドにこだわって作られたもの
・安く大量に作るために、途上国での児童労働・低賃金労働に支えられて作られたもの
・製造工程や染色工程において、大量の環境汚染を起こしながらも、適切な対応を取らないために安く製造し、大量生産・大量廃棄しているもの

こういったことを考えると、服を選ぶ時に、デザインや価格や素材、または快適性などと言った観点だけでは抜け落ちてしまう観点があると思います。

それが「どういう世界にしたいのか」という観点です。

あなたが服を選ぶとき、その一つ一つの購買行動が世界を変えていきます。若手デザイナーを応援したくて買う、環境に配慮してより豊かな地球環境を子供や孫に渡していきたい、大好きな地元の伝統的な文化を残していきたい、テクノロジーによってより社会を豊かにしていきたい。

こういったあなたの想いを、一つ一つの購買行動に乗せて行きませんか?きっと、あなたにとって社会はより良いものになって行くと思います。

これからは服を買う時に、その服の裏側にあるストーリーと、その先にある未来の世界に想いを馳せて、共に自分にとって「よりよい世界」にしていきましょう。

※募集 現在服の環境負荷を下げる為に、適正なリサイクルプログラムを企画・実施しております。共によりよい世界を作って行くアパレル事業者様やリサイクル事業者様を募集しております。よろしくお願い致します!
連絡先:sustainable.lab4future@gmail.com

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