「みんな貴方を悪く言っている」というNG
澤円さんがボロカスに仰る、マネジメントしないマネージャーについて、少し述べます。
澤円さんの怒り
澤円さんが強調しているのは、「みんな」という言葉をネガティヴな文脈で使ってしまうなんて、極めて卑怯でクズのやること、ということです。
他人への攻撃に他人を利用するなんて論外。
例外なくクズです。無能です。チームなんて管理するべきでない。そこまで仰っていました。
澤円さんは、観察力や洞察力の優れた方なので、たどり着いた境地だと拝察します。
とは言え、凡人の私にでさえ思い当たることが、いくらでもいくらでもあります。
チームとして腐っていくからです。
禍根でしかない。禍(わざわい)の根源です。
澤円さんの怒りは然るべしだと私も思います。
クリスティーン・ポラスさんの書籍
私が澤円さんの怒りを拝聴し、思い浮かべたのはこの書籍。
そして、この記事です。
チームの長が、卑怯で卑劣なパワハラをすると、チームの構成員は「サボろうとは思わなくても」生産性を下げる。
(認知や思考が低下した状態になるから。)
パワハラが蔓延していたら、生産性は「意図的に下げようと思わなくても」自動で下がるのです。
ゆえに、澤円さんは、そんなクズには管理業務をさせてはいけないとまで仰る。
クリスティーン・ポラスさんは、解雇しかないとまで仰る。
要らないやつを切り捨てる、というパワハラ上司とは似て非なる考え方です。
パワハラ上司のほうを取り除く。
関与させてはいけないから。
(※澤円さんは上司と部下という言葉を強く嫌う方です。)
遺族に殺される覚悟で言っていない
パワハラがそもそも論外なのに、そのパワハラに他人を利用するなんて、論外かつ卑怯なんです。
「みんな貴方を悪く言っている」と言ってしまうのは、パワハラ自殺で部下が死んでしまっても、「みんな」という言葉で逃げる気でしょう。
遺族に殺される覚悟で言っていないでしょう。
それがいけない。
こんなことまで言って叩きのめしてしまったら、部下が自殺で死ぬかもしれないだとか。
自殺の後には、その部下の遺族が殺しにくるかもしれないだとか。
パワハラ上司みたいなもんに想定出来ますか。
おそらくこう言うだけでしょう。
「自殺なんてことになるなんて思わなかった。」
そんなパワハラ上司なんて、御遺族に滅多刺しにされると想定するわけがないでしょう。
滅多刺しにするなんてとにかく犯罪です、という思考停止がせいぜいでしょう。
(極めて温厚な)澤円さんが、例外なくクズ、無能、とまで仰るのは、仰る通りなんです。
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