「少なからず」の意味を勘違いしているライターが、周囲に少なからずいる件
元お笑い芸人・Webライターのさいまさ(マサの季節)です✑
あなたがもし彼氏に対して、
(男性の方も、もし女性になったら、とイメージしてね)
「いま、あの女の人、目で追ってたでしょ!?」
と聞いたとき、その答えが、
「そりゃあ人間だから、少なからずあるよ~」
だったら、どう感じますか??
憤りを感じなかったら、
あなたの「少なからず」の認識は、
少なからず間違っているかもしれません。
僕は普段、ライターもしているのですが、
発注者側として記事発注も同時にしています。
あるライターさんから納品されてきた記事内に、
「少なからず」という言葉があったんですね。
ただこの「少なからず」、文脈から考えて、
たぶん「多少なりとも」と勘違いしているな、
と思ったんです。
その一件があってから、
本業の方でも意識するようになってしまって、
会社の人間の話している「少なからず」を聞いていると、
やっぱり同じ勘違いをしている人が、
少なからずいることがわかったんです。
ということで今回は、「少なからず」の本当の意味と、
「多少なりとも」との違いを、書いていきたいなと思います。
「少なからず」は、「少ない」+「からず(否定)」で成り立っている言葉
「少なからず」を分解すると、
「少ない」+「からず(否定)」
で成り立っている言葉です。
つまり、
「少なくない」=「多い」
っちゅうことなんですよね。
なので、冒頭に例示した、
「そりゃあ人間だから、少なからずあるよ~」
が意味するのは、
「かわいい子がいたら、そりゃあ人間だから、めちゃくちゃ見るがな~」
と、なります。
彼女ならムカつかければいけませんよね。
「多少なりとも」は、「ほんの少しだけど」という意味
彼氏が使ったこの場合の「少なからず」。
本来、入るべきだった言葉は、
「多少なりとも」だったと思われます。
「多少なりとも」の意味は、
多少は、少しは、などの意味の表現。
※出典:Weblio 辞書
です。
つまり、「多少なりとも」は「少ない」んですね。
なので、もし「少なからず」と「多少なりとも」を、
勘違いして使っている人がいたとしたら、
相手が正しい認識を持っている場合、
まったく逆の意味で伝わってしまう悲劇が起こるんですよ。
「男性経験は、少なからずありますよ」
👉「めちゃんこ男性経験ありまくるわよ」
「〇〇さん(上司)も人間ですし、間違えることだって少なからずありますよ」
👉「◯◯さん(上司)はクソ人間だから、いつも間違えまくりですよ」
こんなふうに捉えられる危険性があるんですね。
少なからず気をつけましょうね。
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