RB2024 大人を生きる〜新年会
大会にて3回も決勝進出という過去最高のチーム成績となりましたが、まさかの全て準優勝…という、過去にない不名誉なシーズンが過ぎました。
新しい年を迎え、2004年度に誕生した我がチームは今年、一昔前の成人にあたる「ハタチ」を迎えます。
優勝という目標は揺るがず、選手としての当事者意識やチームを成立させるために必要な想像力、責任感、仲間へのリスペクトを大切にする一年でありたいと願い、「大人を生きる」をテーマとして新年会を実施しました。
まずは禊(みそぎ)の登山にて必勝祈願を行うため、10:00に高尾山ケーブルカー駅前へ集合しました。年が明けても比較的暖かな天気が続いていましたが、この日は我々の不甲斐なさを戒めるような気温5℃の寒さ!!!
前日の予報から各自しっかりと着込み、且つ動きやすい服装で集合できました。
「こんな天気だし、周りはそれ程いないのでは?」と思いきや、ほぼ満員状態で出発したケーブルカーは数分で山頂駅に到着しました。
みぞれ混じりの雨が少しずつ降り出し始めた中、一同は山頂に向けて歩き出しました。
距離は短いのですが急な登坂や下り坂があり、更に気温も下がってみぞれが雪に変わる中、一心不乱に歩き続けました。
小学生であるN選手の長男を含め、大きく遅れたメンバーはおらず約1時間で全員が山頂に到着。悪天候の中、達成感満載の記念撮影ができました!
記念撮影の後は、山頂レストラン「やまびこ茶屋」にてホッと一息のランチタイム。暖かな場所で食事が摂れる喜びを、改めで感じることができました。
食事の後は、祈願場所である薬王院へまで下り「御護摩」を受けました。
燃え盛る中央の炎や、叫びにも近い迫力ある唱仏で最初は戸惑いを隠せない?!メンバーが大半でしたが、目標や願いごとに対し、それぞれが「身・言葉・心」を一つにさせるための、貴重な時間を過ごすことができました。
下山に向け一同は再び出発しましたが、この頃には雪が雨に変わり、傘も準備しての行程となりました。
次は祓(はらえ)の沐浴として、駅近くの浴場へ向かいました。
汗を流すというより「早く冷えた体を温めたい」との一心で湯船に漬かりました。
心身ともにリラックスできた後は、会場を渋谷に移しての宴会でした。
三々五々に現地へ向かった若いメンバーとは異なり、ここでもシニア層は統率の取れた動きで素早く飲食物を買い込み、特急乗車にて移動しました。
悪化した天候のためか、気づけば車内は貸し切り状態でした。(笑)
17:30よりH選手の進行で、専属審判であるY氏のご挨拶と、OBのS氏による乾杯から会は始まりました。
先月の納会以来の再会で歓談が弾む中、普段はトレーナーを生業としているK選手を中心に考案された「 景品争奪お年玉クイズ 〜フィジカルに勝る技術はなし」がスタート!
さらに結婚出産など、新年に相応しい報告タイムの他、K主将から今シーズンの活動概略の発表があり、あっという間の2時間半でした。
最後は監督の締めの挨拶で会は終了…と思いきや、何と1名退団者のサプライズ挨拶が!?
10数年以上チームを牽引し、今は監督代行の重責を担っていたO選手でした。「家庭環境と仕事の多忙さ」という、誰にでも起こり得る理由にメンバーから次々「この裏切り者ー!!!」との餞(はなむけ)コールが響いたのは、言うまでもありません。
余韻を慈しむため、メンバー有志は二次会へ向かいました。
主役はもちろん唯一退団のO選手。某大企業の幹部生活で磨かれたクレーム対応そのままに、罵詈雑言を浴びせるメンバーへは冷ややかな笑顔で!?交わしてくれました。