それは、漫画にむいていない。
漫画が好きなんだけど、どうしても苦手なのがバンドの立志伝みたいな音楽漫画。
バンドとかそういうのを描いた作品は、9割型面白くないし、違和感がある。なんかこう…気恥ずかしいというか。
BECKとかが有名な音楽漫画だと思うんだけど、ストーリーはすごく面白いんだけど、なんか演奏シーンとかそういうのがもう気恥ずかしくてたまらない。読み飛ばしてしまうし、感動しない。
ギターとか「ギュアー」みたいな擬音で鳴らされていたりして、ちょっと冷笑している自分がいる。
ライブハウスのシーンなんかも、昔働いていたこともあって、なんだかちょっと気恥ずかしい。
自分自身がバンドだのなんだのやっていたからなんだろうか。いや、そんなこともないだろう。BECK以外のバンドを取り扱ったほとんどの漫画が割と短命で終わっているような気がするから。
まぁ大体、天才的な演奏者と、冴えない日常を送っていた若者が、音楽に感動し、楽器を手にし…。というようなテンプレになっているような気もする。
ブルージャイアントとかは、そこまで恥ずかしくなく読めるのは、多分そもそも抽象的なジャズを取り扱っているからだろうか。
なんだか、音楽漫画って、定期的に色々な媒体でリリースされるけど、やっぱりなんか無理があるんじゃないかなと思ったりしています。
でも、こういう斜に構えた僕の考えを、超えてきて欲しいような気もしています。
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