高橋将章 | Masaaki Takahashi

architect|建築家。愛媛県生まれ。株式会社テントプラント代表。 建築・インテリアの「設計」とギャラリー・スタジオの「運営」の二軸で活動中。場をつくる企画から設計、そして運営までをいろんな人の手を借りながら実践中。

高橋将章 | Masaaki Takahashi

architect|建築家。愛媛県生まれ。株式会社テントプラント代表。 建築・インテリアの「設計」とギャラリー・スタジオの「運営」の二軸で活動中。場をつくる企画から設計、そして運営までをいろんな人の手を借りながら実践中。

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    GOI - 誤解を恐れずに言うと-

    花粉症の季節になりました。目の痒みには、マイティア・アルピタットが最適でこの時期手放すことができません。痒みがピタッと止まるのでぜひお試しください。ご無沙汰しております、高橋です。 「女性と建築の半世紀」というテーマで、建築家・長谷川逸子さんのインタビュー記事が話題を集めています。70年代から今に至るまで現役で活躍し続ける世界的建築家が、女性が独立することの厳しさや、パートナーを持たずに国際的な舞台にチャレンジすることの厳しさ、などを生々しくもありながら淡々と語られています

      • 振り返りそしてパト活

        すっかり結露の季節になりましたね。 tentの高橋です。 かなり久々のnoteですが、少し最近考えていることについて書き留めておこうと思います。 我らがtentplantのギャラリー運営は、2017年に外苑前の空き店舗スペースを改装したところから始まり、2020年にはビル解体に伴い立ち退き。2021年に現在の表参道拠点に移転しました。今年、2022年には世田谷区等々力に空き家邸宅を活用した撮影ハウススタジオを開設しました。 おかげさまで、gallery tentplan

        • 自分が6歳の頃と比べてしまうという野暮な話

          先日あまりに中毒性が高いので娘からゲーム用タブレットを取り上げて二度と触れられないようにゴミの日に捨てました。 そしてこの三連休。 ずっと娘の相手ができる自信もなかったので私のiPad(娘用のゲームは入ってる)を持って帰り解禁したところ、案の定取り憑かれたようにゲームをし続けるわけです。 私「そうやってゲームばっかしてないでさぁ」 (私もかなりゲーム中毒だったので強く言えない) 娘「なんで?」 私「なんで?、、充電なくなるじゃん。」(弱すぎ) 娘「は?そんなの充電すれば

          • サロンのような

            少しまた新たな試みをやってみようと思案中です。 マンションの一室を活用したギャラリースペースは4シーズン2年ほど続けてようやく少しずつ知っていただけるようになり、繁忙期は予約でいっぱいになるような月もできてきました。 そして最近はひょんな出会いで木造の一軒家を撮影スタジオにして運営し始めましたが、その撮影スタジオを二毛作的に少し別の活用ができないかと考えています。 等々力のstudio tentplant 頭の中にアイデアは色々あるのだけど、自問自答を繰り返し、これと

            場をつくってみたい方へ

            「何かに使えませんかね?」 しばらく空き家だったのだろうと思われる物件の写真と共に、漠然とそんな相談を受けることが最近増えてきました。「ギャラリーやってます。スタジオ始めました。」とかテキトーなこと言い散らかしてるからだと思います。(本人はいたって真剣です。) 相談元は不動産の方だったり工務店の方だったり設計事務所仲間だったりと色々です。 私に言ってくるくらいだから、大体のものはなんともならない無茶振り物件が多いです。きっとその前にいろんな人に相談してるんでしょう。

            父へ

            お盆ということもあり、個人的なことを少し。 私は14歳の時に父親を病気で亡くしました。 45歳でした。父は陽気な陰キャで、人前では張り切って下ネタを連発しますが、家では物静かで映画を見るか、釣りばかりしてました。趣味は違いますが、概ね私と似ています。 ある日、父に釣りに誘われたことがあり、どうしても行きたくなかったので友人と遊ぶ約束があることを理由に断ると、友人の釣竿やらリールやら道具箱まで一式を(私のもセットで)買い与えて友人ごと連れて行く、そんな父親でした。 その後

            根付かせるということ

            友人が設計した住宅の見学会に娘(6)を誘ったら「写真でよくね?」と言われました。おはようございます。高橋です。 さて、最近は運営するスペースのメンテナンスに入る機会が多くなりました。猛暑の中、スタッフの皆には頑張ってもらっていますが、メンテが増えるということは代謝が増えていることで、健康的だと受け止めています。 表参道のギャラリーでは草刈り、什器の修理、壁の塗装、庭にコンクリートの平板敷きなど。等々力のスタジオでは、ひたすら掃除と草刈りと虫の駆除。どちらも庭があるので大変

            図々しくひとの家を使うということ。

            背中にじとーっと脂汗をかく毎日が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか。 ひょんな出会いとご紹介から、世田谷区の等々力で撮影用ハウススタジオの運営なるものを始めました。 130平米ほどの木造2階建の庭付き戸建住宅です。既に2年ほど空き家だった状態で、内装設計のお仕事をされていたというオーナーさんの嗜好が詰まりに詰まった一軒家です。そのこだわりは窓やドア、壁紙などはもちろん、家具、タイル、バスルーム、テラスまで、良くも悪くも一貫性のない?自由気ままな設計が散りばめられて

            “studio tentplant “ オープンのお知らせ

            久々すぎる投稿は新プロジェクトのお知らせから始まります。 ご無沙汰しています。tentplantの高橋です。 この度、2022年6月より世田谷区等々力にて撮影向けハウススタジオをオープンしました。 こちらですが、当面は撮影スタジオとしてご利用いただく予定ですが、私達としては「閑静な住宅街の一軒家」というこの立地と条件を生かして、スチールやムービーの撮影に限らず、アパレルブランドやアートクリエイターの方々にも、展示会イベントの会場として使っていただけたら嬉しいなと思い、日々

            コロナ禍で生まれたギャラリーその後

            前回から半年経ってしまいました。 運営するギャラリー、tentplantは無事リニューアルオープンを終えて、リピートしてくれる方も出るほどに、利用予約をいただいています。クラウドファンディングを最初に試みたのは、みなさんに知ってもらうという意味ではとてもいいきっかけになったのかなと思います。 完成写真はmasphotoの益永研司さんに撮ってもらいました。ギャラリー空間のコンパクトながら、トップライトや木枠の少しラフで素朴な表情をすごく自然に捉えてもらえてとても気に入ってい

            佳境を迎えた心境

            そろそろ運営するギャラリー「gallery tentplant」のリニューアルオープンを迎えます。言いにくいことなので先にお伝えしますが、 「工事が遅れています。」 今となっては言い訳に使われるであろう定型句No.1の「コロナの影響で、、」工事手配も思ったようにスムーズに進まず、予定していた完成の時期から大幅にずれ込んでしまっています。(とはいえ、来週末には完成して展示会を予定していますのでご安心ください。) 2月、プレオープンでの利用を検討していただいたブランドさんに

            自身を試す試みについて

            初めての「挑戦」、、と言うとややオーバーですが、自分としてはそのくらい大きな試みのひとつだったクラウドファンディングが昨日終了を迎えました。結果は、期間3週間で40人相当の支援者、金額としては80万近い支援金が集まりました。(一部、身近な人はお年玉のように直接現金でいただく方もいらっしゃいましたので。笑) 支援者からのメッセージというのは本当に元気づけてくれるものが多く、3月のギャラリーオープンに向けて、待ってくれている人がいるんだな、という実感に繋がり、大きな心の支えにも

            心地よい違和感を求めて

            新ギャラリースペースの移転再開プロジェクト、と称して、この度初めてのクラウドファンディングに挑戦しています。 【2021年2月/表参道】ギャラリー「tentplant」を再開したい!【1月11日締切!】 期間は自分なりに絞り込んで、年末年始を挟んだ3週間ほどの設定にしてスタートしたところ、ほぼ同じタイミングで全国的に寒波が押し寄せてきて、それにもよるのかコロナ感染者が激増しています。 年末には東京都内の感染者が1000人を超え、新年を迎えた今、2000人を超え、2度目の