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現代アート「My fair prisoners!?」

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写真を使った現代アート作品「My Fair Prisoners!?」です。僕の本業です。
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現代アート「MyFairPrisoners3」女優・朝丘雪路さんの調書とエッセイ※全文掲載

現代アート「MyFairPrisoners3」女優・朝丘雪路さんの調書とエッセイ※全文掲載

元宝塚歌劇団の朝丘雪路(本名:加藤雪会)さんは、育ちの良さから、皆さんに可愛がられた人として有名ですね。 旦那さんの津川雅彦(加藤雅彦)さんと仲がいい二人としても有名でした。

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            My Fair Prisoners!?調書

囚人番号:202104171608

名前:万人の雪

懲役:82年

服役した刑務所:東京都中央区築地

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現代アート「MyFairPrisoners3」漫画家・手塚治虫さん調書とエッセイ※全文掲載

現代アート「MyFairPrisoners3」漫画家・手塚治虫さん調書とエッセイ※全文掲載

手塚治虫さんの手塚治さんの漫画は、全て持っています。僕の一番好きな漫画家です。

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My Fair Prisoners!?調書

囚人番号:202104161709

名前:観察者

懲役:60年

服役した刑務所:大阪府豊能郡豊中町

音楽:童謡

映画: 「二十四の瞳」(監督:木下惠介)

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社団法人真色からのお知らせ 僕の現代アートの写真とエッセイの仕事、「My fair prisoners!?」とは?一つ例をご紹介します!

社団法人真色からのお知らせ 僕の現代アートの写真とエッセイの仕事、「My fair prisoners!?」とは?一つ例をご紹介します!

 僕の写真とエッセイの仕事は「My fair prisoners!?」と言います。

 その人が指定する場所に行き、決まったいくつかの質問をします。その質問の最後に、「もしあなたの名前がなかったら、ご自分の事を言葉でどのように説明してくれますか?」と聞きます。そして最後に、その人の名前ではなく、その人が考えた名前の人物として撮影します。全部終わったら、数日後にデータとエッセイと写真を渡して終わりで

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社団法人真色から 僕の現代アートとしての写真とエッセイの仕事、「My Fair Prisoners!?」とは?

社団法人真色から 僕の現代アートとしての写真とエッセイの仕事、「My Fair Prisoners!?」とは?

 僕の本業、現代アートの写真とエッセイの仕事は、「My fair prisoners!?」と言います。

 その人が指定する場所に行き、あらかじめ決まった質問をいくつかします。その質問の最後に、「もしあなたの名前がなかったら、ご自分の事を言葉でどのように説明してくれますか?」と聞きます。そして、その人の名前ではなく、その人が考えた名前の人物として撮影します。全部終わったら、数日後にデータとエッセイ

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写真とエッセイを使った現代アート「My Fair Prisoners!?」

写真とエッセイを使った現代アート「My Fair Prisoners!?」

 僕は22歳の時に、写真、カメラと出逢いました。大学4年でした。今から22年前の話です。 普通に就職活動もしたんですが、一か所だけ受かったけれど、条件が違う部署でならと言われ、諦めました。

 それから初めて大学の就職課に行き、会社を調べました。そこに、運命の出逢いがありました。「株式会社 オーエスティー」と言います。コマーシャルフォトの会社でした。「これだ!自分の持てる情熱を傾けられる仕事は!」

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僕の本業 現代アート「My fair prisoners!?」における調書の基本の形

僕の本業 現代アート「My fair prisoners!?」における調書の基本の形

以下の事が、撮影時に聞く項目です。

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            RECORD

NO.撮影する日時

NAME:現在の自分の名前ではなく、「もしあなたの名前がなかったら、ご自分の事を言葉で何と説明してくれますか?」の答えの名前。この答えは、全ての質問を答えてもらった最後にお聞きします。

SEX: 性別

BIRTH DAY: 誕生日   

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エッセイ「天体の金星から直接念話(ねんわ)で聴いた話 」※全文掲載

エッセイ「天体の金星から直接念話(ねんわ)で聴いた話 」※全文掲載

 天体の金星から聴きました。金星だけでなく、天体全て心があります。不思議でしょうが、金星本体から聴きました。 

 念話が出来たら、天体達とも話せますから。念話(ねんわ)とは、霊能者が用いる方法です。勿論地球とも話しています。日本語も話せます。

 今いる人類で、一番精神レベルの高い人には、大天使から念話や夢で報告されるそうです。僕は念話が出来ますから、初めて直接念話の連絡を貰ったのは、大天使ミカ

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社団法人真色  論文「内面の痛み」※全文掲載  (拙書「山下眞史心理学医学哲学」より)

社団法人真色  論文「内面の痛み」※全文掲載  (拙書「山下眞史心理学医学哲学」より)

本「無知の涙」・本「木橋」。この名前を聞いて思い出された方も多いと思うが、この2作品は死刑囚永山則夫の作品である。このうち「木橋」は、獄中で彼自身の生い立ちから事件に至るまでの事を書き連ねた作品である。

 この本の前半部分の文章は、はっきり言って稚拙である。言葉づかい、構成などは言うには及ばず、文章を理解するのは困難である。後記に記されてもいるが、獄中で相当量の本を読み勉強もしたようで、後半部に

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社団法人真色 論文「半信半疑」 ※全文掲載 (拙書「山下眞史心理学医学哲学」より)

社団法人真色 論文「半信半疑」 ※全文掲載 (拙書「山下眞史心理学医学哲学」より)

読んで字の如く、「半分信じて半分疑う」という意味であるが、ある本に、スペイン人の先生とその生徒の話が載っていた。生徒が提出したレポートに、「半信半疑」をスペイン語に訳してあった箇所を指し、「半分疑っていることがすでに信じるということとは矛盾しているよ」と。 

 よくよく考えてみればなるほど、と素直に考えさせられることである。外国語にはこれに当てはまるものはない、という。なぜならば元々約束、契約と

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エッセイ 「New York。僕が住む街。」※全文掲載 拙書「たいよう十七」

エッセイ 「New York。僕が住む街。」※全文掲載 拙書「たいよう十七」

 初めて訪れたのは22歳の時。
 大学の卒業旅行で来たんです。高校の同級生と。ずっと憧れていた土地。全てが違って見えました。
 当時は荷物を抱えていて、地下鉄駅のすぐ近くだったホテルに宿泊しました。今はなき「カーターホテル」です。古いホテルでしたが、雰囲気は良かった。
 荷物を部屋に置き、ニューヨーク散策に出ました。主に回ったのはレコード屋です。 レコードレーベル「nine ball」のレコード屋

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