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成果にこだわるなら「聴く読書」を併用しよう

本の内容を覚えていない、、?

よく本を読んだあとに

「どうだった?」

と感想を聞かれ、明確に

「これこれこういう内容で、ここが特に自らの課題に重なる部分で、実務にはこのように落とし込んでいきたい」

などと明確に回答することができない方は多いのではないでしょうか?

人に説明できていないと本当に理解できていない

本当に理解できているかどうかは「アウトプット」できて初めて理解できているということになり、実際の仕事に生かせる、知識として自らの血肉となり、知識としての人間としての厚みとなります。

ただ流しているだけで覚えられないのはなぜなのか?考えてみたことはあるでしょうか。


人はテキスト情報は7%程度しかくみ取れない

メラビアンの法則といい(これは賛否あり、この実験自体が一部を切り取った、バランスに書いた検証であると知りながら目安として数値化がしたく使用)

・言語 7%
・聴覚 38%
・視覚 55%

上記の量を情報として人間は認識するというものです。

本などのテキストだけの情報は言語的な情報のため、7%の理解しかしていません。(本は視覚で見ているとつっこまれそうですが、絵として図示化されている箇所は視覚ですが読んでいる”文字”は言語情報となります)

本を「聴く」べき5つの理由

1.言語情報の5倍の理解

単純に人から説明されている、話を聞かされている状況となるため、記憶に残りやすいです。忘却曲線を考慮にいれると、単純に5倍記憶に残るかというとそういうわけではありませんが、記憶への定着、つまり実際の仕事や目的を達成するためには大きく役に立ちます。

2.「ながら」がストレスなくできる

歩きスマホなどは危険が伴い、正義マンや自粛警察的な人々からの攻撃されるリスクも出てきますが、イヤホンをしながらの移動(歩行、自転車、車、電車等)では目を取られないので、全く影響がありません。

例えば、外出自粛をする中、仕事が手につかず「ついつい掃除」をしてしまうこともあるかと思いますが(テスト前に掃除したくなる現象)そのようなときも本を聞きながら掃除・家事等の雑務を行うと「時間当り生産性」が劇的に向上します。

3.疲れていても脳のキャパ上げができる

読書もなかなかの集中力を使い、疲れているときはできないこともあります。しかし、疲れたときに脳を鍛えると脳力は上がると言われています。耳で聞き流すだけで学習ができると、そこまで苦がなく脳のキャパシティを上げることができます。(あまりに追い込みすぎると鬱になるリスクもあがるのであまり無理はせずに適度でお願いします)

4.読書の復習にも最適

新しい読んだことない本を聴くのもいいのですが、一番のおすすめは「読んだことある本を聴く」ということです。貧乏くさい人からすると、「知っている内容をわざわざ聴くのはもったいない」という声が聞こえてきそうですが、目的が「成果を上げる」ということが目的であれば読んだことがある本、その中で「繰り返し読む価値がある本」を選択して聴いてみてください。理由としては「記憶がより定着する」「音だけだと集中力を保つ限界があるが知っている情報が含まれていると脳への負担が軽くしっかりと聴ける」ということがあるからです。

読んだことのある本を再度読むのは意外と心理的ハードルが高かったりするのでその点でも読むという動作を「聴く」に置き換えることがおすすめです。

もちろん、上記は目的が「成果を上げる」という点に絞ったときのおすすめの方法であって、もし目的が「知的好奇心を満たす」ということであればぜひ今まで読んだことのない本を聴くことをおすすめします。

5.2倍速で聴くと、倍の本が読め、脳トレにも

2倍速で聴くと脳が鍛えられます。人は倍速で聴くこと(速聴)が効果があり能力開発として使われていることはご存知ではないでしょうか。

単純に通常速度で1回本を読むのと、倍速で2回本を読むのでは「時間当り記憶定着度=時間あたり成果」は明らかに後者が優れていることは疑いようがないでしょう。

ここで挙げられる成果というのは「本を聴く」ということで得られるものはその提供価格を遥かに超えます。


おまけ:今なら1冊無料

「本を聴く」というスタイルが合う人合わない人がいます。

また、今の段階では読書(聴書)のスタイルとしてはまだ一般化していないのでラインナップも不十分なこともあります。

なので、とりあえず、合う合わないかを試したい人にAmazonのオーディブルを試してみるはおすすめです。(なんてったって無料、合わなければ解約すれば費用かからず)

オーディブルならおすすめは以下の3つが特におすすめ

1.嫌われる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教え
著者: 岸見 一郎, 古賀 史健

言わずと知れた名著。うつ病予防にも役に立ちますし、「怒り」とはと冷静に考えるきっかけ、アンガーマネジメントとしてもつかえるため、プライベートにも日常生活にも使いまくれる一冊。聴きまくり刷り込んでいくのがGood

2.多動力
著者: 堀江 貴文

ADHDという働きづらい特性をもった私個人にとってはとても納得のいく、個性としてうまく生かしていこうと思える一冊。

3.デール・カーネギーの人を動かす方法
著者: デール カーネギー, 関岡 孝平

ビジネスマンとしてこれを読んでいないのはどうかと思うくらいの名著。マネジメントする側になると「どうしてこいつは嘘をつくんだろう。信頼できない」などとなってしまうかもしれませんが、そのような人とも付き合い、動かす方法が学べる世界的な名著


オーディブルでないけど:個人的に聴いておすすめだったCD

これはオーディブルでないのでCDなので読み込んで、スマホにダウンロードするという作業が必要で少し面倒くさかったですが、当時8年くらい前(?)はなかったのでその方法をとっていました。

私は「日本語で本を読み」、「英語で聴く」という手段を取りました。それにより、記憶の定着の厚みが出たことと、また英語を倍速で聴き流すことで英語力の強化・維持にもなるので、もし英語を勉強している方はそのような組み合わせもとてもおすすめです。


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