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六十路女子の呟き

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六十路だって女子、のはず?(笑)
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#読書感想文

【読書感想文】《町の悪魔を捕まえろ》〜 ワニ町シリーズ最新刊

【読書感想文】《町の悪魔を捕まえろ》〜 ワニ町シリーズ最新刊

↓↓↓届いた日にすぐさま読了して、つぶやきました。

☆☆☆☆☆

前作でいろいろあったものの、引き続きワニ町シンフルに留まる事ができるようになったフォーチュン。

実際はワニ町シンフルにやってきて一ヵ月半ってところなのに、もう8巻!

目まぐるしく事件が起こり、巻き込まれてる。
ニューヨーク🗽より、シンフルはヤバい町なのでは?と思わずにはいられない。

☆☆☆☆☆

7巻での出来事の後遺症(ネ

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【読書感想文】《山の上の家事学校》〜 家事の定義を明確に捉えると〜

【読書感想文】《山の上の家事学校》〜 家事の定義を明確に捉えると〜

何かの書評欄で見かけ、図書館に予約してました。
やっと今日、順番が回ってきて借りてきました。

帰宅直後から読み始めてます。
そして一気に読了。

この本に興味を持つ人は、きっともともと家事というものを大切だと考える人だろうと思う。
オットなんかは、夢にも読もうとも思わないんだろうなぁ。

☆☆☆☆☆

物語は、妻子に出て行かれた仲上の目線で語られる。

離婚後、生活が荒れる仲上を見かねた実の妹か

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【読書感想文】《女優エヴリンの七人の夫》& 【映画感想文】《リタ・モレノ:私は進み続ける》

【読書感想文】《女優エヴリンの七人の夫》& 【映画感想文】《リタ・モレノ:私は進み続ける》

Netflixで《リタ・モレノ:私は進み続ける》を先に観ていた。(現在は配信されていない)

エミー賞・トニー賞・アカデミー賞三冠の伝説的女王の華々しい生涯の履歴かと思いきや、圧倒的男性社会のハリウッドで闘い続ける一人の女性の生涯を描いていた。

そんな私が図書館で出会った《女優エヴリンの七人の夫》。

☆☆☆☆☆

ついモデル探しをしたくなるところだが、架空の作品。

でも、リタ・モレノが生きて

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【読書感想文】《エリザベス女王の事件簿》〜女王陛下は自らも事件を解決されていた!?

【読書感想文】《エリザベス女王の事件簿》〜女王陛下は自らも事件を解決されていた!?

国民のみならず、全世界から愛されていたのではないか?な、イギリスの女王エリザベスII世陛下。

007とパラシュートで降下してみたり、クマのぬいぐるみのパディントンとマーマレードサンドウィッチでお茶をしたり。

そんなエリザベス女王は殺人事件も解決していた?というミステリーシリーズ。

もちろん【架空の事件】。

☆☆☆☆☆

ウィンザー城で過ごす女王陛下の顔見知りの兵士が、乗馬中の事故で亡くなっ

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【読書感想文】図書館で出会った『ぶたぶたさんシリーズ』最新刊〜《ぶたぶたの湯治場》

【読書感想文】図書館で出会った『ぶたぶたさんシリーズ』最新刊〜《ぶたぶたの湯治場》

図書館が好きだ。

というとカシコぶって聞こえるかもしれないが、先に宣言しておくが私はカシコではない。

新刊が並ぶ書店も、それはそれで好きなんだけど、図書館って最新刊も並ぶけど旧作も並ぶやん?

ざぁーっと書架を眺めて、題名や著者名、表紙を見て選べる。

【自分で買う】となると手を出さなくても、【貸出】ならいつもは読まないジャンルの作品、知らなかった著者の作品、可愛い表紙の作品にも気軽に手を出せ

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【読書感想文】一気に完走!〜 《嵐にも負けず》ワニ町シリーズ第7作

【読書感想文】一気に完走!〜 《嵐にも負けず》ワニ町シリーズ第7作

届いてその日に2周目まで完走!
だって止められないんだから。

主人公はアメリカCIAの腕利き秘密工作員、特に暗殺任務に長けたフォーチュン。

中東での武器商人相手のミッションで少々やり過ぎて緊急召還され、長官の姪の身分を騙って最近亡くなった大叔母の遺産整理という名目でルイジアナ州のニューオーリンズ近郊の(架空の)小さな町シンフルに隠れる事に。

彼女の首には武器商人から【死体なら$1,000,0

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【読書感想文】読み始めたら止まらない 一気読みの《あきない世傳 金と銀》

【読書感想文】読み始めたら止まらない 一気読みの《あきない世傳 金と銀》

もう長いこと、お互いに買った本の貸しあいっこしている友人からお借りして。

《みをつくし料理帖》シリーズの高田郁作品。
全13巻。

友人が『読み始めたら、もう止められなくて買い足し買い足ししてしまった!』とのこと。

私も読み始めたら本当に止められなくて、意思の弱い私は夜明かしもしてしまったくらい。
でも、あと先考えられなくなるくらいグイグイ引き込まれた。

NHK BSでドラマ化されていたそう

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【読書感想文】《動物たちは何をしゃべっているのか?》

新聞の書評で見かけ、図書館に予約を入れてようやく順番が回ってきました。

気鋭のシジュウカラ研究者と霊長類研究の碩学の対談。

☆☆☆☆☆

シジュウカラの囀りにはちゃんと文法があって言語として成立している、とは知らなかった。
鈴木准教授(記事投稿現在)すげー!

また類人猿の、特にゴリラに関する研究で有名な山極元学長は学長就任時に反対運動が起きた事で存じ上げていた。
『京大学長などという雑事を務

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【読書感想文】イギリスが舞台の3シリーズをお勧め

【読書感想文】イギリスが舞台の3シリーズをお勧め

【ミステリといえばイギリス】という勝手な思い込みで生きてます。
こんにちは。

そんなはずもなく、アメリカでもフランスでもドイツでもいろいろな国や地域が舞台であるミステリも乱読しています。

でもコナン・ドイルやクリスティ、セイヤーズといった代表格の作家がいるせいだと思ってる。

そんな私が図書館で出会ったこの3シリーズ。
ずっと追って読み続けている。

どれも主人公(たち)が女性。

☆☆☆☆☆

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【読書感想文】《危険な蒸気船 オリエント号》〜 「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」シリーズ第二弾

図書館で予約していたのが、ようやく。

シリーズ第一弾はこちら↑↑↑

☆☆☆☆☆

前世紀にイギリス⇔オーストラリア間に就航していた汽船【オリエント号】が復元された豪華クルーズ船での臨時船医として、ブッククラブのメンバーの一人である開業医が乗り込むことに。

『シドニー⇒オークランド(ニュージーランド)間の五日間、ブッククラブのメンバーも一緒にクルーズを格安で楽しみませんか?』との開業医のお誘い

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【読書感想文】《マーダー・ミステリ・ブッククラブ》

【読書感想文】《マーダー・ミステリ・ブッククラブ》

図書館で予約の順番がまわってきました。

舞台はオーストラリアのシドニー。
主人公は雑誌編集者。シェフの卵である妹と同居。

☆☆☆☆☆

創元推理文庫のメールマガジンでシリーズ第3巻発刊の告知。

【3巻まで日本で発売】ということは面白いはずだしタイトルも魅力的、と図書館で予約したので、舞台がシドニーで主人公が若い女性というのは読み始めるまで知らなかった。

『何を今さら💢』のファンのみなさま

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【読書感想文】ワニ町シリーズ《幸運には逆らうな》完走!

【読書感想文】ワニ町シリーズ《幸運には逆らうな》完走!

昨日届いた↓↓↓のを一気読み。

読み始めたら、やめられない止まらない某えびスナック菓子状態。

このキャッチコピーももう古いのだろうか?
発売時のものだ。
上手いこと言うなぁと感心しながら開封して一気に完食できた子どもの頃の胃袋が懐かしい。
そういえば、最近はポテチは買っても↑某えびスナック菓子は買ってない。
手がエビ臭くなるのも理由の一つではあるが、発売当時はあられやおかき以外の『ちょっとつま

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【雑記】嬉しい × 2

【雑記】嬉しい × 2

8月29日に届いた嬉しいもの二つ。

3月のSUPER JUNIOR のワールドツアー《SUPER SHOW 9 in Japan》のBlu-ray Disc2枚組が届いた。

届いたら、観る。一択。

フジテレビTWO でのライブ放送とは違って、見応えのあるいい編集。

カメラアングルもよし!
ファンカム的にも全メンバーがっつり!

フォトブックレットも、どの誰のページも壁に貼りたくなる(しない

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【読書感想文】《ヒエログリフを解け》

【読書感想文】《ヒエログリフを解け》

図書館で予約していたのがようやく。

Twitter、いやもう今はX?のこのアカウント↓や、このアカウントのフォロワーさんのアカウントから面白そうな書籍がよく紹介される。

それで興味を持ち、買うのはアレなので図書館に予約を入れた。

☆☆☆☆☆

『ロゼッタストーンの解読』がシャンポリオンに依ってなされた、というのは国語の教科書で知ったようなそうでないような。

もちろん高校時代には世界史選択だ

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