マガジンのカバー画像

イラストを使ってくださったnote🌷.*

831
イラストを使ってくださったnoteです‪⸜‪‪☺︎‬⸝‬‪‪ 使ってくださり、ありがとうございます!☺️
運営しているクリエイター

#読書感想文

老後が心配な私が元気をもらった本

 心配性の私は、40代の今から老後のことを考えており、時々noteにも書いてきた。今週、上野千鶴子さんの『在宅ひとり死のススメ』という話題の本を読んだ。  認知症になっても「在宅ひとり暮らし」ができるのか、という私の一番の関心事項が書かれていて、頷きが止まらずに一気に読了した。  私は特に、一人暮らしの高齢者の「在宅の限界」を誰がどう判断するのか、という点に興味を持った(p119~)。認知症による「異常行動」、例えば変な物を口に入れてしまう「異食行動」をしたり、衣類を全部

"練習始める前にもう大会にエントリー" 多動力/堀江貴文【読書メモ】

賛否両論巻き起こるホリエモンワールド全開の本。全部真に受けると自分が傷つくので(笑)、エンターテイメントとして読むのがおススメ。 ルース的おもろかったとこ3選 ①準備が無駄、まず動け→先にすべきは体力作りじゃなくマラソン大会へのエントリー。 ②1晩10軒ハシゴしろ→やりたい事はやりたい時に全部やり倒せ。超過密スケジュールで生きろ ③他人は自分にさほど興味はない→大丈夫。恥ずかしい格好で歩こう。自ら黒歴史を話そう。 こんな人におすすめ強めにお尻を叩いてほしい意識高い系

"ガリ勉キャラ定着で勉強集中" 東大首席弁護士が教える「7回読み」勉強法/山口真由【読書メモ】

最近マスコミにも出てる著者だけど、どうやら1日19時間半勉強で大学3年時代に司法試験合格した努力家みたい。書名そのまんまで、7回テキストを流し読んだら覚えちゃうという勉強法の紹介。 ルース的おもろかったとこ3選 ①ガリ勉キャラ浸透させれば何も気にならない→本気で勉強するなら、キャラを公言するのが近道 ②まず理解気にせず全体流し読み→とにかく早いテンポで流し読みをくりかえす ③終盤「書く」を加え記憶を定着→書く作業は時間がかかるので最後のステップ こんな人におすすめテ

HSP*おすすめの本『うつくしい人』西加奈子

他人の目を気にして、びくびくと生きている主人公が生きてる世界は、きっとわたしが感じていた世界そのままだけど、なぜかやさしい。 西加奈子さんは、画家で小説家な、繊細なこころで、言葉にならない言葉を、カタチにしてくれる人だ。 彼女たちから目を逸らそうと努力したのは、彼女たちに腹を立てている人たちの苛立ちを感じたくなかったためだ。それが自分に向けられたものでなくても、人の苛立ちを見ると、体の奥がぎゅう、と縮こまるような感覚を覚える。そして、苛立たれいる当人、ほとんどの場合彼らはそ

2月読書まとめ

2月は読書の時間が少なめだったけど、 今まで読まなかったタイプの本も開拓することができた。 全9冊の中から個人的おすすめ3冊: 1. オスカー・ワオの短く凄まじい人生 2. 逆ソクラテス 3. 本屋さんで待ちあわせ 2021年2月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2455ページ ナイス数:191ナイス ■新装版 限りなく透明に近いブルー (講談社文庫) 最初から最後まで読むのがきつかった。 若者のドラッグを取り囲む生活が、主人公リュウの視点で語られる

親と子どもと保育士とでつくるぬくもり 大崎梢 「ふたつめの庭」

「あれ? また読んでるの? 大崎梢」 目ざとく気づいた夫が、そう話しかけてくる。 私が「うん、ちょっと懐かしくなってね」と返すと、ふうん、と意味ありげに相槌を打って去っていった。彼は、私がこの本を最初に読んだとき、娘の受験の付き添いで、待合室にいたにも関わらず、涙が止まらなくなって困ったことを知っている。 手元にある本のタイトルは、「ふたつめの庭」。著者は大崎梢さん。書店員さんから作家になった異色の経歴の持ち主だ。「配達赤ずきん」という作品でデビューしてから、ミステリー作

今週の2冊「好きを仕事に」の功罪

今週(というか先週)の2冊、その2はこちら。 転職・複業(副業)・独立…キャリアの多様化が進む時代に、自分にぴったりの仕事を選ぶには? この本は、科学的根拠(エビデンス)に基づき、"「キャリア選択」という正解のない悩みに答えを出す方法"を具体的に解説します。 後悔の少ない意思決定をするにはどうしたら良いのか/私たちに本当の喜びをもたらす働き方とは何か/「人生の選択」という正解のない悩みにどうやって答えを出せばいいのか…これらのベーシックな問いに取り組み、「自分が幸せになれる

MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ

この本から得られるものMaaSの浸透により産業革命が起きます。 自動車メーカー、部品メーカー、鉄道、タクシー、エネルギー、金融、不動産、観光業などのビジネスで、成功するために役立つようなヒントが得られます。 MaaSとは、利用者視点に立って複数の交通サービスを組み合わせ、それらがスマホアプリ1つでルート検索から予約、決済まで完了し、シームレスな移動体験を実現することです。 移動の先にあるものは人々の生活そのものであるため、MaaSはモビリティサービスだけの話では終わりま

40代普通のオバサン、「論語」と出会う

読書は、ハマる期間があったら「クッ」とハマります。昨年の秋ごろに、ある歴史的人物を演じる機会があったのですが、その方が学んだであろう『論語』を読んだんです。 三浦春馬さん「日本製」インタビューより https://book.asahi.com/article/13293887 全力で仕事に駆け抜けた20代、自転車の前と後ろに抱えたものの重さと、仕事とのバランスに苦悩した30代、そして迎えた40代。 不惑と言われる年代になっても惑ってばかりの私に、心の整え方を教えてくれた本

【読書感想】優しい雰囲気の小説「かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち」

こんにちは、今日も連続投稿を継続中の Yui Kinouです。 今日は投資の勉強の合間の休憩中に 読み終えた本の読書感想です! 優しい雰囲気を味わえておすすめの本です。 かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち村山早紀 (著) 内容(「BOOK」データベースより) 雪のクリスマスイブ。母親が失踪し家を追い出された茜音は、天使のような少女の導きによって古い洋館アパート「かなりや荘」に招き入れられる。そこには心の片隅にさびしい廃園を抱えた人々と、道半ばにして亡くなった天才漫画家の幽

【教えて頂いた本】自然への思いが深まる本

今年に入ってから本紹介の記事を書き始めました。 私の本紹介では、今のところ、「植物」が出てくる「小説、児童文学」というしばりを設けているのですが、 それ以外の分野でも、フォローしている方から本を紹介して頂いたり、記事で読ませて頂いたりして、思いがけず、本とのうれしい出会いが増えました。 まだ読めていない本もあるのですが、感謝を込めて、少しずつ紹介してみようと思います。 1.『宇宙樹』竹村真一(2004年:慶應義塾大学出版会) aiさんに教えて頂いた本です。 動物と植物の

【ハイライト読書】1%の努力

ひろゆきさんの本です。 ハイライトしたくなる部分を引用して、意見も交えてまとめておきます。 努力をすることで結果が変化するのも事実だが、人生のスタート地点の違いで圧倒的な差があるときに、努力して埋めようとするのは相当難しい。 それらを分けた上で、「それでも変えられる部分」を考えなくてはいけない。 そういえば何かの記事で為末大さんが「アスリートもまずその体に生まれるかどうかが99%」みたいなことをいっていたのを思い出した。要は、努力の前に才能や環境がくると。 まずはそこ

「きょうだい-障害のある家族との道のり-」を読んで①本に出合うきっかけ

 元々noteを使い始めたのは、文章を書く練習がしたかったからです。で、いろんな本を読んでいて、今日はいよいよ読書感想文みたいなのを書いていきたいなと思います。  読書感想文は読んだ本から自分が感じたことをまとめて書くものだと思っているけど、今日から感想文を書く本は「きょうだい-障害のある家族との道のり‐」という本で、なかなかまとめて書くのはむずかしいと感じたので、本の構成にならって1エピソードごとに自分はこうだったなー、と昔を思い出しながら書いていく予定です。  まず、

【読書感想文】読みたいことを、書けばいい。

田中泰延著書のタイトル。 なんとステキな響き! この表題だけでも、本体価格八割相当の価値がある。 「よい広告コピーとは、わかりやすい言葉で書かれているが、ちょっと発見があるもの」 と書かれている。まさにこのタイトルがソレ。 ずっと文章をネット上で書きたいと思っていた。書くからには多くの人に読まれたい。SNSにしろ、ブログにしろ、有名人以外で人気があるのは、 「一つのテーマに絞って書いている人」と聞いて絶望。絶望と書くと大袈裟に聞こえるが、割と日常。絶望癖があり、や