見出し画像

「きょうだい-障害のある家族との道のり-」を読んで①本に出合うきっかけ

 元々noteを使い始めたのは、文章を書く練習がしたかったからです。で、いろんな本を読んでいて、今日はいよいよ読書感想文みたいなのを書いていきたいなと思います。

 読書感想文は読んだ本から自分が感じたことをまとめて書くものだと思っているけど、今日から感想文を書く本は「きょうだい-障害のある家族との道のり‐」という本で、なかなかまとめて書くのはむずかしいと感じたので、本の構成にならって1エピソードごとに自分はこうだったなー、と昔を思い出しながら書いていく予定です。

 まず、この本に出合うまでについて。

 私は医療職をしていますが、こんなご時世であることから現在は今まで通りの働き方ができていません。そんななかで、上司が開いた勉強会で小児の症例紹介を見ました。映像を見ているうちに(自分の家ではどうだったかな、この子達はすごくかわいいけど、この子たちの障害についてはしっかり知らないな)と思って、図書館に障害について書いた本はないか探しに行きました。結局家の近くにある図書館は小さくてあまり目的に沿った本を見つけられなかったのですが、この「きょうだい」という本を見つけました。

 この本の特徴はなんといっても、障害を抱えている人本人や、その両親が主人公ではなくその「きょうだい」に焦点をあてた本だということです。

 私には長女で、妹、弟がいますが下の弟には障害があります。この本の通り、私も自分の過程で過ごしていても、自分の家庭のかたちが「当たり前」であり、自分が高校生や大学生になるくらいまでふつうとはもしかして違うのか、とわかりませんでした。また自分があまり何も考えずに生活してこれたことも、この本を読んで両親がかなり頑張ってくれていたからではないかと感じました。

 この本を借りてきて読み進めたら、涙がーーー、となる場面も多々あり、自分についても振り返ってみたいと思いました。では、次から。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?