カヌーだと思ったら、崖下りだった話【バニョス、エクアドル】
読んで字のごとく。
1人旅、してたんです、エクアドルで。
まあ別に積極的に1人だったわけじゃなくて、
誰も一緒に来てくれなかったから、1人だっただけなんですけどね。
で、バニョスっていう温泉で有名な街に行ったんですけど、着いたのがまだお昼くらいで、まあ暇だったんです。
バニョスって、知らなかったんですけど、結構自然に親しむ感じのアクティビティがたくさんあって
で、1人で参加出来るものないかな…と、街をぶらぶらしていたら
発見。
旅行会社の入り口に、午後1時からカヌー1人空き枠ありって書いてある。
この時、既に12時半。
カヌーなら、なんかできそう…!(やったことないけど)。
ああ、もうこれ私のための枠じゃん、と思って、そっこー申し込みました。
で、その場でね、渡されたんですよね
ヘルメットとウエットスーツ。
あー結構厳重装備だな、カヌーって。とか思って
まあ普通に着て、被って
ガイドの人にのせられたポージング。右が私です。隣の2人は知らない人です。めっちゃ仲良しな仕上がり。
で、ガイドの人について、現地に向かったのですが
なんか、山。
めっちゃ、山を登る。
あー川の上流からやるのかぁ、とか思って、まあ一生懸命登って。
で、出発地点にね、着いたわけですけど、
…カヌー、ない。
ウエットスーツの我々と、ガイドさんのみ。
ていうかそもそも、滝の上なんですよね、ここ。
もうカヌー浮かべる余地とか、全然ないわけです。
ガイドさん、なんかロープ張ってるし。ていうか、なんか命綱みたいの装着されたし。そして…
…下れって言ってる、この滝。
…無理…(^ω^)
運動神経の無さには、わりと自信がある。
そこでね、まあ薄々気付いてました。
ガイドさんも、みんなに聞いてる。
「キャニオニングやったことある人?」って。
…あの貼り紙、スペイン語だったんだよね。
だから、完全にフィーリングで読んだんだけど
違ったみたい。
あの、結論から言うと
めっちゃ頑張って、下りました、滝。
もうね、1個じゃないんですよ。
何個も滝続いて
後ろの人の大きさから、意外と高いことに気付いてほしい滝。
なんか、ターザンゾーンまで、出現。
滝だからね、顔にめっちゃ水被るわけです。
で、あと水流でなんか回転しちゃって、膝、強打。
最後の滝下って、一縷の望みを抱いていました。
これから、カヌー出て来ないかな…って。
…解散。
多分、誰かと一緒だと、キャッキャッ出来ると思うんですが、1人だと、もう修行でしかない。
教訓…貼り紙は、フィーリングで読まない。
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