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ホストのメンタルケアはある種の支配だ|ホスト通いコラム

私はどちらかというとメンタルは弱い。

仕事でちょっと何かがあればすぐ凹む。

プライベートで友だちに気を使い過ぎて疲れて凹む。

会社に遅延で遅刻しそうと連絡したのに始業5分前にはちゃんと座っていて、連絡の必要がなかった事実に凹む。

ちなみに凹んだあとの起き上がりも遅い。

どうして○○してしまったのか、を考え込んでしまう。

完璧主義者でもなんでもないのに。
(この言葉を書いてまた凹みそうだ)

そんな時に連絡すると、何かを察した担当ホストから電話がくる。

思い詰めんなよ
俺にぶつけていいんだからな
いくらでも聞くから安心しな

悩みを話すのが下手な私に耳を傾け、とことん聞いてくれる。

頑張ったな
すごいよ
努力してる姿が好きだよ
俺がそばにいるよ

表面的かもしれないのに、彼の優しい声で褒めてくると気持ちが少し救われる。

ただそれと同時に担当に会いたい、と思わせられる。

彼の綺麗で巧みな言葉に、私はまんまとハマっていき気持ちが募る。

しかし担当に会いたいなら、私たちに必要なのはお金だ。

お金の関係で成り立っているから、ここまで良くしてくれるのはわかっている。

お金の関係でなければ、こんなメンヘラ女なんて面倒なはずだ。

メンタルケアをしてもらっているように見えて、実は担当に支配されていっている。

そんなメンケアという支配がさらに上手なのが、先日の初回で出会ったホストだ。
(彼は本当に顔が良い)

彼はその時の私にピッタリの言葉を選んでくれる。(しかも顔が良すぎる)

そして頭の中にいた担当を追い出し、どんどんどんどん侵食していく。

そして彼にお金を使う時間はとても楽しい。キラキラしていく。彼がどんどん魅力的になっていく気がする。

私は彼に沼っていることを実感した。


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