売れるにはSNSの毎日投稿が必須？

2023年8月2日 08:21

SNSで成功を目指すなら「毎日投稿が必須！」と言われることがありますが、実際にはその必要性にはメリットとデメリットが存在します。今回は、毎日投稿の重要性について考察してみましょう。

なぜ毎日投稿が重要なのか？

SNSプラットフォームには、投稿の表示数が増やすための仕組み（アルゴリズム）があります。

例えば、インスタグラムでは頻繁な更新や反応の高さを重視して表示順位を決定し、フォロワーに限らず、関わりが強い人に優先的に表示する仕組みがあります。

さらに、表示数やエンゲージメントが高い投稿は「発見欄（🔍マークのコーナー）」に載せられ、多くの人に拡散される傾向があります。

そのため、毎日投稿はこれらのアルゴリズムに有利に働きます。

特にSNSを始めたばかりのアカウントは、表示数が少なく、SNSプラットフォームから「まだ重要なアカウントではない」と判断されることがあります。

SNSを開始してから早い段階で毎日コンスタントに投稿を行うことで、プラットフォームに積極的に更新していると認識させることが重要です。

一方で、「毎日投稿」にはデメリットもあります。

それはコンテンツの品質が下がってしまうということです。

品質の高いコンテンツを毎日提供するのは困難であり、低品質の投稿が増える可能性があります。その結果、フォロワーが減少したり、担当者のモチベーションが低下することも考えられます。

また、企業SNSの場合は特に、定期的な投稿にかかる人材や労力、コストを考慮する必要があります。お客様が求める品質の高いコンテンツを継続的に制作するためには、効果的なスケジュールを立てることが重要です。

企業SNSの場合、毎日投稿ではなく週2～3回の投稿に定期更新を組み合わせることが効果的です。

決まった曜日や時間にコンテンツを更新し、SNS側にしっかりアピールすることで、規則的な更新を維持しつつ、フォロワーの関心を引き続けることが可能です。

さらに、有料のSNS広告や他のメディア（ブログメディア、ウェブサイト、メルマガ、ニュースレター、メールの署名、名刺など）を活用して、告知や広報を行うことで、毎日更新しなくても多くの人にコンテンツを拡散できます。

ただし、インフルエンサーになりたい場合や予算に制約がある場合は、SNSの仕組みにのっとり、表示数を増やすために毎日投稿が有効です。

時間や労力が必要かもしれませんが、毎日投稿と良質なコンテンツ制作のノウハウを確立することは将来的に大きな財産になります。

企業SNS運用においては、予算がある場合は毎日更新よりも週2～3回の投稿に広告や他メディアの活用を組み合わせることが効果的です。

限られたリソースを最大限に活用し、見込み客の集客につながる戦略を構築することが重要です。毎日投稿のメリットやデメリットをよく考慮し、最適なコンテンツ戦略を取りましょう。

以上、今回は「売れるには毎日投稿が必須？」についての考察をご紹介しました。

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