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#66「正直マーケターって、文系?理系?どっちが多いの??」

よく就職活動中の学生さんに聞かれる質問。
と同時に、マーケティングではない部署の同僚から聞かれる質問。
「ねぇ、マーケターって、文系?理解?どっちが多いの?」



たいてい、その質問をする背景として、
やっぱり理系が多いんでしょ...。
という先入観があったうえでご質問をいただく傾向が多い。
(*私自身が理系出身ということもあり)



ただ、実際は、
「文系と理系は半々。むしろ、文系の方が多いかも?」
とお答えしている。


・数字に強い。
・計算ができる。
・だから、マーケター≒理系。

という先入観が持たれる。
そして、その先入観が決して悪いということではない。



ただ、マーケターに必要な素質としては、
計算ができるといった計算能力ではなく、
「数字にアレルギーがない」ことである。
つまり、数字を扱うことに抵抗がないことである。
※計算は、自分でしなくても、ツールなどが算出してくれます。



その上で、
なぜ文系出身の方々が多いのか。
自分なりに仮説がある。



個人的に考える、
マーケターの2大能力。
それは、

①ストーリー構築力( ≒流れがどれほどスムーズで分かりやすいか )
②ロジック構築力( ≒納得度がどれほど高いか )

である。



どんなに流れがいい提案/企画書でも、
納得度が低いものであったら、意味がない。
反対に、どんなにロジックに富んだ提案/企画書でも、
流れがない・見えないものであったら、分かったような分からなかったような、、、結局 ”分からん” となってしまう。


個人的な肌感ではございますが、
文系の中で「文学部」出身のマーケターが目立つ。
提案の流れが非常にスムーズで、内容が気持ちいいほどスッと入ってくるのだ。
意外!?と思われるかもしれません。
ただ、「文学部」出身の方は、扱う言葉の "選択能力" と、文節と文節の間の "つなぎ構築力" が高い。
そこに、数字のロジックが付与されると、それはもう、鬼に金棒である。



マーケターの割合は、
理解:文系=5:5。
むしろ、文系出身者の方が少し多いかも?
(*私の周り調べ)



学生さんによく質問されるテーマでございますので、
noteにてまとめさせていただきました。

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