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#46「猿田彦珈琲で見たイノベーションの方程式:“朝夜リバース”」


朝夜リバース
こちらのイノベーション方程式をご存知でしょうか?

おそらく知っている人がかなり限られているのでは。。?と思います。(すみません。。!)
なぜなら私が命名させていただき、私の担当プロジェクトのみで活用している方程式名であるからです。
故に、「知っている!聞いたことある!」という方は、私とお仕事をご一緒させていただいた方かと推測します。

朝夜リバースとは?

とてもシンプルな方程式となります。

通常「朝」(日が昇っている時)に、
実施する事象を戦略的に「夜」に実施。

通常「夜」(日が沈んだ時)に、
実施する事象を戦略的に「朝」に実施。

つまり、朝と夜という時系列を逆転(リバース)する。
そのようなイノベーション発想法となります。


違和感がイノベーションを生む。

朝のモノを夜に!?!?
夜のモノを朝に!?!?

私たちの中で、無意識に存在する固定概念をリバース(逆転)させることで、新たなキヅキ・発見・商品・習慣・文化を生みだす事ができるのです。
※非常にシンプルです。


「夜→朝リバース」の事例

通常「夜」に食べる“ディナーのコースメニュー”を、戦略的に「朝食」として提供する【朝ディナー】
byミシュランひとつ星を獲得した東京・代々木上原のフレンチ「sio」

*こちらのイノベーティブな取り組みは、話題を呼び、記事となっております。→夜がダメなら「朝ディナー」 ミシュラン店、逆転の発想(朝日新聞デジタル)
通常「夜」やお昼に食べる“カレー”を、戦略的に「朝食」で食べる
【朝カレー】
通常「仕事終わりの自分時間」に実施する“インプット/自分の学び”を、戦略的に「朝」実施する【朝活】
通常「ゴールデンタイム(19〜22時)」に放映する“ドラマ”を、戦略的に「朝」放映する【朝ドラ】


朝カレー、朝活、朝ドラなどは、既に日常/習慣/文化となっているため、特に現代においては違和感を感じません。しかし、言葉が生まれ・世に出始めた当時は何かと話題の中心でございました。
⇒「朝活」という言葉が社会に出始めたのは2008年頃。当時は多くの方が朝に集まって、勉強会や交流会を実施。



「朝→夜リバース」の事例

通常「朝」実施する“洗濯”を、戦略的に「夜」実施する【夜洗濯】
→夜洗濯用(≒部屋干し用)の洗剤も現在多数存在。
通常「朝(日が昇っている時)」実施する“サイクリング”を、戦略的に「夜(暗闇)」で実施する【フィールサイクル】
※暗闇バイクエクササイズ
通常「朝」にしか食べられない“朝マック”を、戦略的に「夜(24時間)」食べられるように【All Day Breakfast】
※アメリカで実施していましたが(現在は終了と聞いております)。


猿田彦珈琲での「朝夜リバース」

さて、本日の本題(?)。
なぜ、本日「朝夜リバース」の内容をnoteに書こうと思ったかの話を最後にさせていただきます。

本日朝食を猿田彦珈琲でいただきました。
朝食(トースト)と私が一緒に頂いたラテにヒントがございます。
そのラテの名前は『バレルエイジド ラテ』
ウイスキーの華やかで芳醇な風味とコーヒー豆のユニークなハーモニーが特徴の「バレルエイジドコーヒー」を使用したラテとなります。

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※引用文献

マカダミアナッツと生キャラメルの心地よいフレーバーと、ウイスキーの余韻が立ち昇ります。豆が持つ華やかで甘味を帯びた香りと、ミルクの甘味が相乗効果を生み、生キャラメルのような甘さとラム酒のようなフレーバーを感じられる、一味も二味も違う新しいカフェラテとなっております。
※引用文献


「うぉおお!ウイスキーの余韻がすごい!!」
「な、なんだこのイノベーティブなコーヒーは!?!?」

通常「夜」飲む“ウイスキー”を、
戦略的に「朝」にコーヒーという形で飲む。


まさに、「朝夜リバース」
朝のラテ。このラテが本日こちらのnoteを作成しようと思ったきっかけとなります!

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