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インドネシアの国立大学の入学倍率

ある日、私がインドネシアのマランにあるブラウィジャヤ大学を訪問した際、マランという都市全体が大渋滞をおこしており、ブラウィジャヤ大学の構内までも大渋滞の有様でした。以前来た時には、そんな渋滞は欠片も無かった為、今回の渋滞があまりにも奇妙な光景に感じてしまい、ブラウィジャヤ大学の先生に聞いてみますと、『今日は入試の日で、受験者やその家族が50万人ぐらい訪れるのです。それで毎年、この日は大渋滞なのです。』・・・・・・人口30万人の都市に50万人が1日で訪れるそうです。そこで、いったいインドネシアの大学の合格率はどのくらいなのかが気になり、調べたのが以下の数字です。

インドネシアの国立大学の入学倍率

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これは学校全体の数字ですが、理系は更にとんでもない倍率になります。

建築・建築インテリア学科入学倍率

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情報技術・コンピューター・情報システム学科入学倍率

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人口が多いだけに一概には言えませんが、教育についてはかなりの競争社会になっています。これを勝ち抜いた生徒が国立大学に入れますので、インドネシアの大学生に“おみそれいたしました”の言葉を送りたいと思います。私は間違いなく、どこの大学にも合格できない(できなかった)自信があります。(笑)

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