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秋晴れの日の新幹線に乗ったらなにをするか

その日がどんな天気であれ、ずっと行けていなかった父のお墓には参ろうと決めていた。天気予報が良い方に変わり、当日朝はまばゆいほどのお天気。

在来線に乗るのももどかしく新幹線に乗り込んだ。座席について、あら、シートベルトは要らないのね〜車じゃないし。

そう、長いこと帰省は規制されていたから大変ご無沙汰だ。ごきげんパパ♡の転勤で東京に住むようになってからどれほどこの東海道新幹線にお世話になってきただろう。

年末年始やお盆の帰省は5人の移動でもう大変。ベビーカーを押していた頃はみんなの荷造りから手土産から大仕事だった。それが今日は一人の一泊旅行ときたもんだから身も心も軽やかなもんだ。

ほっとしているとあれよあれよという間に富士山のお姿が…今年は初冠雪が二度記録されたとか異例の秋の始まりだったのにこのところぐっと気温が下がって雪を頂いたその美しさにシャッターを切り続ける。が、こちらは高速で進んでいるわけで、そうそういいのは撮れません。

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いやいやこれじゃない。

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せめてこれくらいは撮りたい。

その後も山々の緑の濃淡や稜線の美しさ、秋の雲、ゲートボールのような遊びに興じる人々の営みを飽くことなく眺める。

読もうとしていた本はちっとも捗らず、

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なんだか今日はイヤホンで音楽を聴く気分でもなく、こんな日の新幹線はまるで観光列車のよう。

茶畑が見え、東京では減ってきた瓦屋根の家々が見え、まだまだ田園が広がり、いくつかの川を渡り、湖面の青さが目に染みる。

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今日はライター兼カメラマンになったような心境を味わう1人の旅人となった私を心から楽しんでいる。

ふるさとの母は私の帰りを待ち侘びている頃だろう。この二日は自分が母だったり妻だったりすることを忘れてただ幸せな娘として過ごしたい。

なんだかんだ、新幹線のなかでもnoteを書いているごきげんママ♡なのでした。

皆様も良い一日をお過ごしください。

追記

この後、虹まで出ました。

What a wonderful day!

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