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私もこんな奥さんが欲しかった

昨日のゴルフは奇跡のバーディーがあった以外はとても私らしい出来栄えでした。前半最後のホールでドライバーがまずまず飛んで二打目のウッドがまさかのオン、しかもピンそば。人生に二度と起こらないであろう幸運でした。

今日はこんな私をゴルフに連れて行ってくれた心優しい友人のことを書こうと思います。出会ったのはまだ花の20代、お砂場で子供を遊ばせていたころでしたからそろそろ30年近くになります。その間お互い海外生活含め引っ越しを重ねていたので会うことは長らくなかったのですが、ずっとクリスマスカードを律義に送り続けてくれたのでした。

PTAを一緒に務めたこともありました。頼りになるママで、大人数の会合の司会も買って出てくれました。決してでしゃばることがないのに全く臆することがなくて安心して眺めていることができました。たまたまくじ引きで私が委員長、彼女が副委員長に当たっていた大変な一年を彼女のおかげで楽しく活動できたことを今あらためて感謝を込めて思い出します。

その後、それぞれ引っ越して今回14年ぶりに何とご近所さんになりました。少し年上の彼女はとても気持ちの良い人なのでまたお近づきになれたことが夢のようです。

何がそんなに気持ちがよいかというと、まず明るくてタフ。くよくよするところが想像できません。本当は大変なことがないはずはないのにカラッとしています。

それから才能にあふれているのにフレンドリーです。ピアニストでもあり奥様でもあり素晴らしいお母さまでもあって、惜しみなく持てるものを発揮されます。そうそう、全然けちけちしてないのです。ああ気持ちいい。

私が新婚早々ギブアップした夫のワイシャツのアイロンがけを30年も続けて最近もアイロン台を新しく買ってさらにこれから張り切ってご主人にアイロンがけに励もうとする奥様って素敵すぎませんか?

「アイロンがけにはちょっと自信があるのよ。下手なクリーニング屋さんからしわ付きで返ってきたものにアイロンかけし直したこともあるくらい!」

とにっこり言うのです。家事はシャドウワークなどといわれて資本主義社会ではお金に換算したり押し付け合ったりされがちな、捉え方によるとエンドレスで厄介な存在ですが彼女に掛かると前向きで愛にあふれた営みに一変します。

自称食いしん坊という彼女はもうお分かりの通りお料理も上手です。自粛期間には自分のレパートリーを書き上げて家族の好みを数値化して勝ち抜き表を作ってFacebookに公表していました。やっつけ仕事になり下がらない毎日のご飯づくりもとても素敵だなあと思うポイントです。

人それぞれ考え方はあるでしょうけど、自分の才能を発揮すること以上にお子さんのことを優先させてきたところは賢母という以外にありません。素直なお子さん二人はすでに独立されていますがまぶしいばかりのご家族です。

まだありました!おうちのインテリアやいつも身につけられているファッションもセンスがいいのです。私って彼女に恋してる?と書きながら思ってしまいました。

というわけでもし私が男性なら彼女のような奥さんが欲しかったなあ。でも昨日のゴルフでリフレッシュしたおかげで今朝はいつもより内容の良いお弁当をごきげんパパ♡のために作ることができました。夫よ、このくらいの私で満足しておいてください。

今日は雨模様ですね。体調に気をつけながら過ごしたい季節です。皆さまも良い一日をお過ごしください。

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