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ごめんなさい、親バカは私です。

毎日くだらないことばかり書いていると自覚していますが今日は突き抜けてくだらないことを書かせてください。

昨日、娘はお友達の新居に招かれたのでお母さまにお礼のラインを書きました。そうするとお世辞とはわかっているのですが

○○ちゃん、可愛い!うちの子になってほしい!

と返信が来ました。正直びっくりするやら嬉しいやら。でもこれ、三度目なのです。前回二回は関西の人だったので関西のノリで言われたのだと軽く流してましたが今度は違います。北日本出身ママです。関係あるか知らんけど。

最初は高校生の時でした。ごきげんパパ♡の同級生がアメリカにいたころ我が家を訪ねてきてくれて食事に同席した娘のことをおっちゃんの子にならへん?と言われました。

そのおっちゃんの話はめちゃくちゃ面白くて高校生のころの武勇伝が、毎朝の通学時に大阪環状線で一人と、東海道線に乗り換えてから一人の女子学生をナンパするのを日課にしていたというものです。ほんまに迷惑な人やなあと思いながらトークに引き込まれました。ごきげんパパ♡の同級生にはユニークな人が多いのです。彼の名誉のために言っておくと根は悪い人ではありません。

当然そんなおっちゃんの子になるはずないやん、と思っていた半年後くらいに私の同級生夫妻も立ち寄ってくれました。日本からオーガスタのゴルフ観戦に来られていたのでした。そのご夫婦にはお子さんがなくてゴルフが趣味で話のすべてがゴージャスでうっとり優雅なお話に花が咲いていました。

その時も娘はティータイムに同席していてニコニコニコニコしていました。たまにひとことふたことは質問に答えていたように思います。

するとまた、

「こんな子、うちにいたらいいのになあ。うちの子になる?」

と言われたのでした。これってよくあること?すっかり忘れていたのですが昨日ママ友に言われて過去二回のことが急に蘇りました。

そして19年間当たり前にこの子と過ごしてきたことがとんでもない幸運なことのように思えてきました。こう書くとどんな子?と思われるかもしれませんがまあ普通によく笑ってよく話してなんでも一生懸命でたまには親子げんかもして憎たらしいところもあって特に進んで手伝いはしなくてよく食べるのにダイエットと言い続けて毎朝どの服着ていくか選んで~とsosを発してくる子です。大して練習もしないのにうまくピアノが弾けずにべそをかいたりも普通にしています。

今度こそは男の子、と誰もが願っていた中、堂々と生まれてきた3番目の女の子。この日常が改めて愛おしいものに思えてきました。自分では気が付かないのですね。今日から心を改めることにします。私のところに生まれてきてくれてありがとう。

今日も平凡でも幸せを感じられる日でありますように。



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