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演劇は新しい価値観を生み出す~勝手に応援!「ビッグイシュー日本版」(VOL.433 2022.6.15)~

「ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事第36弾です。

そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。


今号の特集は、「当事者演劇の可能性」です。


印象に残ったのは、演劇と介護をつなぐ方法を実践している菅原直樹さんの言葉。

「演劇は、価値観が異なる人同士が新しい価値観を生み出す対話のリハーサルにもなるんです」

前号の「スペシャルインタビュー」でも、演技が他者への理解につながる可能性に触れられていました。


「インド・ラダック 温暖化でヒマラヤの雪が減少 『氷の塔』。水不足へ一時的な解決策」の冒頭の一節も衝撃的でした。

地球温暖化で最初に大きな被害を受けるところというと、海面上昇に伴って水没するであろう太平洋の島国を思い浮かべがちだ。
しかし実際はその予想とは違い、高地での暮らしで水不足に直面する人たちこそが最初の甚大な被害者になっている。

解決策として編み出された氷の塔(アイス・ストゥーパ)は、冬の間に凍らせた水を春に利用するための仕組みですが、まさに「一時的な」ものです。気候変動がもっと進行したら、どうにもならなくなってしまう。本当に、今すぐ人類が変わらないと、取り返しがつかなくなると、改めて思いました。


無料低額診療のことは、よく知らなかったので、備忘録代わりに書いておきます。

経済的な理由で必要な医療を受ける機会が制限されないようにと設けられた社会福祉法に基づく事業。
誰でも無料または低額で必要な医療は受けられる


「ビッグイシュー日本版」のバックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。ただし今号については、2022年7月1日に次号が発売されるまでは、街角の販売者さんからのみ購入することができます。


コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。


もちろん年間での定期購読も可能です。我が家はこの方法で応援させていただいています。


見出し画像は、今号が入っていた封筒に貼られていたシールです。「小商い」で発送作業をしてくださった「岩村」さん、ありがとうございます!



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