67. アイデア/閃きだけでは創れない｜ショウ制作

Marching notes™️ byマーチング祭®︎/ 104notes

2023年1月5日 15:52

１｜"アイデア/閃き" は作品の一部

”閃いた！（ひらめいた！）”
よくこんな瞬間があると思います。
心躍る瞬間。

"これができたらきっと面白い！"
そう思える瞬間です。

アイデアが閃くことは、
とっても価値のあることだし、
アイデアが基になって作品は立ち上がります。
ところが、ここに大きな落とし穴があるのです。

"アイデアだけでは、作品は創れない"
という落とし穴です。

２｜アイデアは手段

作品を創るためには全体を通した
- 指針 / 方針
- ビジョン
が必要です。

作品を通して、
- 何を伝え
- 何を感じてもらうか
こうしたゴールを定める必要があります。

"アイデア" は、
「ゴールを達成するための手段」
であることを強く認識する必要があります。

3｜アイデア/閃きにも種類がある

実はアイデア/閃きにもいくつかの種類があります。
本稿では次の２つ挙げます。
① 作品のゴールが閃く
② 作品のシーンが閃く
どちらも重要です。

① ゴールがないと、作品は完結しません。
② シーンがないと、作品は組み立てられません。

閃いた時に、どちらのアイデアなのかを区別し、認識する必要があります。
こうした閃きを連結させたり、時には取捨選択しながら、１つの作品は出来上がっていきます。

数々の閃きが繋がって、一つの作品ができあがります。
②創りたいシーン
が閃いたらセットで
①作品のゴール
も必ず考えるようにしてください。
この繰り返しによって、作品は創られていきます。

"芸術とはあなたが見るものではなく、他の人に見せるものだ"

エドガー・ドガ｜画家｜フランス