Maqui

元語学講師。アラフォーで母になり、産後3ヶ月でスペインに移住🇪🇸語学のこと、スペインでの…

Maqui

元語学講師。アラフォーで母になり、産後3ヶ月でスペインに移住🇪🇸語学のこと、スペインでの生活や育児について書いていきます✏️

最近の記事

¡Feliz Año Nuevo!(新年おめでとう!)

あけましておめでとうございます。 9月に、オンラインで翻訳の修士コースを始めてから、育児と勉強の両立に苦しみながら、授乳中よりもひどい寝不足と戦っているうちに、ハッと気づけばもう年が明けていました…。 そういえば、去年の年末年始も、スペインへの引っ越し準備がピークの頃で、夫婦して超ド級の寝不足続き。スペインに到着した時、隈だらけの二人を見て義姉夫婦がビックリしていたなぁ、と思い出しました。 2023年を振り返ると、 ・スペインに移住 ・note 開始 ・車の教習所に入所

    • 敵のお腹を満たしてやっつけた話

      ちなみに、私はやっつけられた方です。 1833年、スペインではカルリスタ戦争という王位継承戦争が起こります。 アストゥリアスの州都オビエドにやって来た兵士たちを、オビエドの人たちは大量のおいしい食事でおもてなし。 あまりにお腹いっぱいになりすぎた兵士たちは皆、武器を置いて一休み。 オビエドの人たちは、その隙に兵士たちの武器を取り上げて、血生臭い戦を防いだとか防がなかったとか…。 (※諸説あり。現に、私は夫からナポレオンが攻めて来た時の話だと聞いていました。) この無血の勝

      • スペインで合同誕生日会をした話

        早いもので、娘が生まれて1年が経ちました。 実は、娘の誕生日は甥っ子の誕生日と同じ。しかも曜日まで一緒! さらにさらに、生後3ヶ月で亡くなったもう1人の義姉も、日付、曜日ともに全く同じ!! 娘は予定日より4日遅れて生まれたのですが、予定日を聞いた時から家族全員、 「これは予定日ずれて、3人同じ誕生日になるパターンだ!」 と謎のプレッシャー。 案の定、予定日になっても音沙汰なし。甥っ子の誕生日前日になって陣痛が始まりました。 やっぱりいくらなんでも全く同じ日にはならない

        • スペインは一味違う話【永住許可証申請編】

          7月下旬、居住許可証更新の手続きをするため、州都オビエドにある入管に予約を取ろうとしていました。 私は配偶者ビザのため、夫の身分証明書が要ることから、夫も付き添うと言ってくれたのですが、この辺からまた雲行きが怪しくなっていきました。 まずは必要書類が何なのかを調べようということで、前回、地元の警察署でもらった入管の連絡先を片っ端からあたってみましたが、電話番号は何度かけても話し中で通じず、ホームページはNot Found(ページが見つかりません)。 ただ、ここで時間を無駄

        ¡Feliz Año Nuevo!(新年おめでとう!)

          スペインは一味違う話【居住許可証更新編】

          居住許可の期限が今月下旬に迫っています。 何かにつけて予想以上に時間がかかるこの国のこと、前もって準備しようと4月下旬にネットで警察(の日本の入国管理局に当たる部署)を予約しました。 4月下旬に予約して、取れたのが6月26日ですから、ギリギリに予約取ってたら大変なことになるところでした。 実は、私は名字を変えた関係で、居住許可の名前を変更してもらう手続きをしていました。4月下旬に予約したのは、まず新しい名前の居住許可の受け取りのため。ただし、新しい居住許可証は、名前は変わっ

          スペインは一味違う話【居住許可証更新編】

          たった数週間で英語とスペイン語ペラペラにならないといけない話

          今年の5月、10月から始まる翻訳のオンラインマスターコースに申し込みました。 入学試験はありませんでしたが、事前に大学から、翻訳関連科目の履修経験があるか、語学力はどれくらいかを聞かれました。 翻訳関連の科目は履修したことがないけど、追加の科目を取ればOK。 語学については、英語C1(上級)、スペイン語C2(最上級)が必要…。 英語は6年前に受けたTOEICが920点でB2(中上級)相当。 スペイン語はだいぶ前にC1取ったけど、C2は参考書見てすぐ諦めたので未受験…たぶ

          たった数週間で英語とスペイン語ペラペラにならないといけない話

          Metrópoliに行った話

          夫が毎年行っているという、Metrópoliというイベントに、最終日の夕方行ってきました。 見出しの写真は、入場券販売窓口の看板なのですが、平日は17時から明け方4時まで、週末は昼の12時から明け方4時までと書いてある!! やっぱりすごいな、スペイン人。私は12時過ぎたらもうおねむです…。 外から観覧車が見えていたのですが、スピードが明らかにおかしい。思わず撮った動画がここにあげられなかったのですが、もうグルングルン回ってる…。 こういう乗り物って、スペインのお祭りには欠

          Metrópoliに行った話

          スペインに夏が来た話

          ここ数週間、義母が入院したり、退院したと思ったら私がコロナにかかったり、娘にうつって救急に2回も走ったり、全く余裕のない生活を送っていましたが、ようやく少し落ち着いたところで、久しぶりに夜の街に繰り出して、夏の訪れを知らせるお祭りを覗いてきました。 日本だと四季の変わり目は、気温などのお天気によるところが大きいと思うのですが、スペインでは夏至の日をもって季節は春から夏に変わります。今年の夏至は6月21日午後4時58分だったので、その時間から夏が始まりました。 日本でも気温は

          スペインに夏が来た話

          スペインの選挙に行った話

          5月28日、スペインでは州議会と市議会の選挙が行われました。 私に選挙権はありませんが、夫が投票に行くと言うので付いていきました。 まぁ、どちらかというと夫のほうが 「選挙初めてだから一緒に行こう!」 と、教えたい欲が止まらず、半ば強引に連れて行かれた感はありますが…。 投票所は徒歩5分ほどの小学校。 中に入ると最初に、自分の投票するテーブルがどこかを確認します。 MESAはテーブル番号。 何を見るかと言うと、自分の1つ目の名字(スペインは名字が2つあります)のイニシ

          スペインの選挙に行った話

          地獄の引っ越し作業【税関手続き〜その1〜】

          荷物を送るまでもかなり大変だった引っ越し作業。 ただ、これらが単なる序章に過ぎないことは、郵便で荷物を送ることに決めた時から分かっていたことでした。 そして、地獄の始まりの足音が、3月初旬に聞こえ始めたのです。 見出しの写真は、郵便局から届いたBurofaxという書類。 Burofaxというのは、いわゆる内容証明郵便のようなもので、メッシがバルサを退団する時、クラブにBurofaxを送って話題になりました。 内容をまとめると、「この荷物は税務局による税関手続きが必要なの

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          地獄の引っ越し作業【郵便局編】

          実家に家具を送るにしてもスペースが必要なので、前日の12月27日に集荷を依頼。 この時点で段ボール箱は10箱。まだ荷造りは終わってない💦 しかたないので、終わらなかった分は実家に運び、実家の荷物と一緒に、後日集荷に来てもらうことにしました。 webで集荷依頼したところ、すぐに担当の郵便局から電話があり、 「ラベルの作成はお済みでしょうか?国際郵便は手書きのラベルでは送れないんですが。」 これは、数週間前に甥っ子に荷物を送った時に同じことを言われたので予想済み。 「国際郵

          地獄の引っ越し作業【郵便局編】

          本の日

          4月23日は「世界本の日」です。 スペインでは、本屋さんが割引していたり、本を買うとお花がもらえたりする日です。 今年は日曜日なので、夫と娘と3人で本屋さんを2軒まわってきました。 普段日曜日は閉まっている本屋さんも、今日だけはお店を開けて10%オフセールをするんです! 今日はあいにくの雨でしたが、本の日とあって、街は老若男女で賑わっていました。 1軒目で2冊、2軒目で4冊、合計6冊購入。 本を買うと、お会計1回につきバラの花が1本もらえます。 本日の収穫 ・夫の仕事の

          本の日

          地獄の引っ越し作業【見積り〜パッキング編】

          昨年の9月に娘が生まれ、初めての育児に四苦八苦しながら、気がつくと年の瀬を迎えようとしていました。 我々の引っ越しは年明けすぐ。 友達に「引っ越し作業進んでる?」と聞かれて、 「いや、まだ業者も手配してない。」 友達、若干引き気味で 「おぉ、でも年末年始もあるし、そろそろ手配しないと間に合わんのでは?」 確かに!!!年末年始!!! すっかり忘れてた…。世間ではクリスマスソングが流れ始めている! ということは、年始の引っ越しももうすぐそこ!! 慌てて引っ越し業者比較サイ

          地獄の引っ越し作業【見積り〜パッキング編】

          地獄の引っ越し作業【スペインの郵便事情編】

          私が初めてスペインに長期滞在したのは、2008年秋〜2009年夏でした。 その頃は今よりも断然スペイン語がヘタだったし、長く日本を離れるのも初めてだったので、時々ホームシックとまではいかなくても、日本が恋しくなったりしていました。 そんな時、母が月に1回送ってくれる小包は、私の支えでした。 それくらい気軽に荷物を送ることができていたのです。 2回目の長期滞在は2016年〜2017年。 この時は日本で一人暮らしをしていたので、家を引き払わなければならず、実家の母にも「結婚する

          地獄の引っ越し作業【スペインの郵便事情編】

          教習所に入った話

          私は運転免許を持っていません。 学生時代は取りたいなぁと思っていたのですが、なんせ費用が高くて…。 奨学金借りながら学校に行ってた私には払えませんでした。 もし、どうしても免許がなかったら生活に影響が出る!となったら、何としても取ったのでしょうが、これまた大都市に住んでいて、電車やバスでどこでも行けちゃう上、むしろ車の方が、駐車場が高いとか、渋滞がすごいとか不便が多い…。 そんなこんなで、免許なしでアラフォーまできてしまった私。 ひょんなことからスペインの片田舎に住むこと

          教習所に入った話

          おじいちゃん派?おばあちゃん派?

          夫の職場の近くの小学校で、「日本について話してください」と言われて、バスに揺られて行ってきました。 子供たちはみんな日本に興味津々で、むしろ私が楽しませてもらったくらい! 帰りに夫と待ち合わせてランチ。 デザートに好物のtarta de la abuela(おばあさんのケーキ: ビスケット、チョコレートクリーム、カスタードクリームを重ねたケーキ)を注文しようとしたら、夫はtarta del abuelo(おじいさんのケーキ)にすると言う…。 え、おじいさんのケーキ!? 聞

          おじいちゃん派?おばあちゃん派?