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【退職します】恥ずかしい人。

こんにちは!!こんばんは!!まにょです!!

昨日久しぶりに夫とマクドナルドへ行きました。

セルフオーダーの機械で注文をしながら、

「ベーコンポテトパイ美味しそう・・・」
「食べなよまにょちゃん(๑╹ω╹๑ )♪」
「ううん、いらない」
「なんでぇ(๑╹ω╹๑ )」
「太るから」
「・・・せっかく来たんだから食べたいの食べな(๑╹ω╹๑ )?」
「ううん、本当にいらない、やめとく」
「・・・じゃあさっ(๑╹ω╹๑ )♪
まにょちゃんポテト好きでしょ(๑╹ω╹๑ )♪??
俺のセットのポテトLサイズにしてあげる(๑╹ω╹๑ )♪
ポテトたくさん食べな(๑╹ω╹๑ )♪」
「いいよ太るもん」
「今日くらいいじゃん(๑╹ω╹๑ )♪
まにょちゃんポテト好きなんだしいっぱい食べな(๑╹ω╹๑ )♪」

そう言って、ポテトLサイズを注文してくれた夫。

「ピッ・・・ピッ・・・」
「何探してるの(๑╹ω╹๑ )?」
「ん?バーベキューソース買いたくて」
「え、あれ販売なくなったんじゃなかったっけ(๑╹ω╹๑ )?」
「まじか」
「ナゲット買わないと駄目になってたよ一時期(๑╹ω╹๑ )」
「そうなんだー・・・ショボン」

注文後、スタッフさんが席まで商品を持ってきてくれた。

「ありがとうございます」
「あの・・・(๑╹ω╹๑ )」
店員さん「はい??」
「バーベキューソースって販売なくなりましたよね(๑╹ω╹๑ )?」
店員さん「あ、今は40円で販売してますよ」
「そうなんですね(๑╹ω╹๑ )?!?!ナゲット注文してなくても買えますか(๑╹ω╹๑ )?!?!」
店員さん「はい、カウンターの方で・・・」
「まにょちゃん俺買ってきてあげるっ(๑╹ω╹๑ )キラキラ!!!!」
「え、いいよ。すごい並んでるじゃんカウンター。
ケチャップで食べれるよ。」
「いいよいいよ(๑╹ω╹๑ )
まにょちゃん先食べててっ(๑╹ω╹๑ )♪」


そう言って夫は、10分近くかけてバーベキューソースを手に入れてくれた。

「復活してよかったねまにょちゃん(๑╹ω╹๑ )♪」


こんな夫だから私は、
結婚してよかったと心から思うことができる。

あなたと結婚できたことは、私の人生最大で最幸の奇跡。


そんな、誰もが皆がなせることではない
最幸の奇跡を起こした私だけれども、

そんな私にだって当たり前のように心が荒む瞬間がある。


そんな瞬間を私にもたらすのは、
今勤めている薬局の管理薬剤師だ。

この管理薬剤師の存在を理由に、
突然ではあるけれど、
5月末に退職することとなった。


この管理薬剤師。

私が人生で出会ってきた中で、

最も腹ただしく、そして恥ずかしい。哀れ。

そんな人だ。


昔、彼(管理薬剤師)が幼い頃の家族は
超がつくほどのお金持ち一家だったらしい。

東京の一等地に多くの不動産を所有していて、
もうそれはそれはおぼっちゃまだったそう。

高級寿司店を訪れたときには、
「ここからここまでぜ〜んぶください!!」と、
カウンターに並ぶ寿司ネタを全てたいらげるような少年だったらしい。
(後に不動産投資に失敗し、そんな生活は終わりを迎えたそう)

そんな家庭で育ったからだろうか。

他人に厳しく、自分に甘い。

事務員さんをないがしろに扱い、
めんどくさい仕事は「事務の仕事だから」といって、全てを事務員さんに押し付ける。

そのくせ管理薬剤師が行うべき管理業務は一切行わず、全て私1人に一任させていた。

「なんか任せちゃってごめんね〜〜〜」

とヘラヘラと笑う姿がストレスだった。

どれだけ周りがあなたがやるべき仕事じゃないのと話をしても、

「俺はできないんで。」

それで話は終わりだった。


お金持ちの家庭から転落人生を送ったからだろうか。


プライドもエベレスト級に高い。

「おいまた入力間違ってんぞ!!」

そう事務員さんにきつくあたる彼。

「???
合ってますよ???」

事務員さんがそう返す。

よく見ると、管理の見間違いだった。


「・・・・・・あぁそう。」



すみませんが、言えない。


絶対に自分の非を認めることができない。


「どうして私に全部押し付けるんですか?押し付けるだけ押し付けといて、それに対して他の人に文句を言うだなんて正直気分が悪いです。」

そんな話をすると、

「はいはいもうごめんなさい。謝ればいいんでしょ?
謝らないともうこの話終わらないじゃない。」


彼ができる謝罪は、この程度のものだ。


「でもまにょさんだってさ、
これはこうだったでしょ?あれもああだったじゃない。
あれはどうなの??これはどうなの???」


自分を正当化するために、
ありとあらゆる引き出しから相手を叩きのめすための材料を引っ張り出してくる。

「不誠実」「無責任」という名の棚にしまわれた正当化する理由をただただ羅列して、

「僕は悪くない」

そう、主張してくる。


薬を配達してくる卸さんに対する態度も最低だった。

なにかにつけて、上から目線なあの態度が心底嫌いだった。

「卸のくせによ」

「ふざけたこと言ってんじゃねぇぞ」

そんなことを口から吐く彼と、狭い薬局の中で共存するのはあまりにも苦しかった。


「どもども〜〜〜〜♪」

外面のいいあの態度も心底気に食わない。


簡単に嘘もつく。

呼吸するかのように嘘をつく。


「まにょが勝手にやったことなので知りません」

私がやったのではない、あなたがやったのだ。


「俺知らないよ」

知らないわけがない。あなたのハンコが押してあるんだから。


何度もミスを起こし、

何度も隠蔽した。


まるで自分が悪くないかのように、

記録を書き換えていた。



彼が薬を渡し間違えたことが発覚した。

ミスを発見したのは私だったから、すぐに患者さんに謝罪と交換の連絡をした。

幸い薬局のすぐ近くのマンションに住む患者さんだったから、すぐに交換の対応をとれそうだった。

正しい薬と謝罪文を作成して、

「〇〇さん(管理薬剤師)が鑑査して渡した患者さんです。
あとはお願いします。」

と、あとは彼に対応を任せた。


あろうことか彼は、

「ごめんこれ届けてくれる???」

そう言って、事務員さんにその薬を渡した。


あまりの責任感の無さ、不誠実さ、

いや、もうこんな言葉では言い表せない、

もうなんというか、恐ろしいほどの嫌悪感に襲われて、

こっちが泣きそうだった。


その後、他の薬剤師さんが彼と1時間以上話をしたらしい。


「あなたが起こしたミスじゃない。
なんであなたが行かないの???」

こんな単純なことを理解させるのに、
彼女は1時間以上もの時間をかけた。

だけれども、彼が理解することはなかった。

「俺はほかにやることがあった」

ないくせに。

「俺に行ってほしいなら丸投げしたらよかったじゃん。
そこまでやったならまにょさんがやればよかったじゃん。」

また、私のせい。


「あの人はなにを言っても変わらない」

そう、話し合った薬剤師さんは肩を落としていた。



彼は数年前に離婚している。


だけど、まだ結婚指輪をはめ続けている。


「円満離婚だったからさ。外す必要もないかと思って。」


そう、私達には話していたけれど。


元奥さんとは1年に数回会うか会わないからしい。

元奥さんとの間に生まれた息子さんは
離婚後、元奥さんの姓を名乗っているらしい。

2年ぶりに会った息子さんに、

「結婚したから」

と、事後報告を受けたらしい。

「息子ってこんなもんだよな〜ほんと手が離れたら結婚の報告さえしないんだから」

この一言が、猛烈に哀れで恥ずかしい。


「子供が成人して手が離れた途端さ。
奥さんが急に、

あなたとは縁を切らせていただきますって言い出してさ。笑

それで本当にな〜〜んにもない普通の日に、

今日離婚届だしてくるから!!って言われてさ。

女の人ってあっさりしてんな〜〜と思って。笑」


元奥さんの気持ちが、たった8ヶ月一緒に仕事をした私でさえ痛いほどわかってしまう。


私にとって最高の幸せをもたらした結婚が、

元奥さんにとってはどれほどの地獄をもたらしたか。


きっと、

何度も何度も話しあったんだろう。

何度も何度も話しあって、

話した先にあったのは

無責任・不誠実・嘘・保身。


そんな現実に打ちひしがれたんだろうなぁ。


「円満離婚だから結婚指輪はとってない」


ほんと、哀れだな。恥ずかしいな。

もう私が恥ずかしいよ。

どこまでプライドが高いとそうなるんだか。


彼に退職の報告をすると、

「もう少し話をしたかったというのが僕の本音です。」

と彼は言った。


申し訳ないけれど、

私はもう一言たりともあなたとは話したくないし、

1秒たりともあなたと同じ空間にいたくない。


こんなに恐ろしく、恥ずかしい人間が、

私の生活の一部にいることが耐えられない。


嫌な人相手にでも学ぶことはあると思ってきたけれど、

彼のような人からなにかを学びたくもない。


彼が理由で私が退職し、

彼が理由で私の前任者も退職した。

私以外のスタッフとも何度もぶつかって、

社長にもこっぴどく強い言葉を浴びせられ。

人生の伴侶となるはずだった奥さんも彼から去り、

子供さんも彼から距離を置いて。


彼の周りに誰がいるのだろうか。


みんな去っているという事実を彼が痛いほどわかっているはずなのに、どうしてここまで変われないのだろうか。


不思議で、恥ずかしい。


周りの人たちをも犠牲にして守るようなプライドなのだろうか。価値観なのだろうか。



上から目線で、

自分に甘くて、

不誠実で、

無責任で、

自分のプライドが一番大事。



あまりに哀れで、


あまりに恥ずかしい。



まにょ。


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