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ゲームの世界はアーティストの新たな舞台に

週末、息子(12)と一緒に、お気に入りラッパー LIL NAS Xのミニコンサートを視聴しました。流行りの「ゲーム内バーチャルライブ」ようやく初体験です!

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ゲーム内でのコンサートは、以前もフォートナイトで行われた米津玄師やTravis Scot が話題でしたが、今回はRobloxというゲームの中で行われたコンサート。

Robloxについては、以前こちらの記事に詳しく書いてます👇

ゲーム内のコンサートって何が面白いの?

でも正直、見るまではこんな疑問がありました。

・ なぜわざわざゲーム内でコンサートするの?
・ リアル映像を流すコンサートじゃダメなの?
・ ゲームとリアル、コンサートの違いってナニ?

私自身が全くゲームをやらないので疎い、というのもあるのですが...。多分、私と同じ疑問を抱く方も多いんじゃないでしょうか?

で、息子にいろいろ解説してもらいながら一緒に鑑賞しました。
コンサートの概要はわからないながらもカウントダウン。ライブ前、とりあえず気分は上がります!(笑)

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↑カントリー調ラップのヒット曲「Old Town Road」に合わせたセット。赤い服を着たLIL NAS X が向こうで手を振っています

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↑はじまりました!

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衣装や背景も、ミュージックビデオの世界を反映+ゲームならではの仕掛けが随所に。

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また、最新曲「Holiday」はクリスマスがテーマなので、雪のセットをあつらえ、参加者は見るだけでなくスノーボールを作って投げたり、ミュージシャンにくっついて周りをウロウロしたり、ゲームしながら自由に動ける参加型ライブなのです。

またミュージシャンは、ただアバターになって登場するだけじゃないんですね。事前にモーションキャプチャースーツで動きを忠実に取り込み、衣装はもちろん表情や踊りもほぼ完璧に本人を再現。

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↓舞台裏映像が満載のYoutube

ゲーム内でグッズ販売も

コンサートお決まりのグッズ販売もちゃんと有ります。ミュージシャンと同じ衣装、ファンなら自分のアバターに着せたくなりますよね。うまいなぁ。プレイヤーはゲームポイントやカード決済でこれらを購入します。

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参加者は3300万人(回)!

コンサートは時差を考慮し、2日間で3回開催。合計3300万人の参加があったとのこと。(同一人物の複数回参加もあり得るので、原文は“3300万回の参加“とあります)

Robloxは、月間アクティブユーザーが1億5000万人。「アメリカの16歳以下の約半数がプレイする」といわれる巨大ゲームプラットフォーム。そのポテンシャルは計り知れません。

ところで LIL  NAS  Xって誰?

今回のミュージシャンをチラッとご紹介。LIL NAS Xは、カントリー歌手ビリー・レイ・サイラス(マイリー・サイラスのお父さん)をフューチャーした「Old Town Road」で一躍トップアーティストの仲間入りをしたラッパー。

彼のミュージックビデオの世界観が「ゲームとの親和性が高い」と評価され、8ヶ月前からRobloxと契約が結ばれていたそう。↓これを見るとよくわかります。

個人的に、彼には「テクノロジーと80年代の絶妙な融合」を感じます。誰もやっていない新しい事にチャレンジする姿が、往年のマイケルジャクソンを彷彿とさせます...(衣装もMJを意識した風なのがアリ)そのうち「現代のマイケルジャクソン」なんて呼ばれる日が来るかもしれません。

ゲームを舞台にしたアーティストの未来

Travis Scot や LIL NAS X の成功で明らかな様に、ゲーム内での各種イベントは今後どんどん進化していくでしょうね。コンサートに留まらず、「バーチャルファンミートアップ」なども近々行われる様です。

コロナ禍がさらなる追い風となったゲーム業界、今後ミュージシャンやアーティストが活躍する場となるのは間違いなさそう。

バーチャルだけど、ファンとの距離がぐんと近づくゲームの世界。ここに乗れるかどうかで、アーティストの運命も決まっていくのかも。

ゲーム業界、これからも目が離せません。





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