マガジンのカバー画像

ただの私の備忘録

8
運営しているクリエイター

#エッセイ

愛さざるをえないひとよ

愛さざるをえないひとよ

ああ、想像よりも、かわいい声のひと。

わたしが彼女にもった第一印象は、声だ。

彼女とわたしはその日、知り合って初めてお喋りをしていた。知人の紹介で「お話しませんか?」と声をかけてくれた彼女のことはわたしも元々知っていた。ドイツにいること。雑誌の取材を受けるような、自分らしいお仕事のスタイルを持っていること。写真で見た、お人形さんのような薄い色素の肌と、ほほのえくぼ。

スピーカーからゆるやかな

もっとみる
決断し、行動し、成し、そしてまた。

決断し、行動し、成し、そしてまた。

何かと忙しなかった1月を抜けて、
2月も中頃に差しかかろうとしている。

そしてこのタイミングで、
1つ、誰にも言わずに、自分の中で決断をした。

その決断について書くのは別の機会に譲るとして、
思ったことは、

自分にとって大切なものや
人生を揺るがす物事については、
「行動」より先に、
いつも必ず「決断」があるということ。



決断のない行動は
あくまでも「決断のための行動」でしかなく、

もっとみる
罪悪感を抱くかわりに、祈り願える人になる。

罪悪感を抱くかわりに、祈り願える人になる。

「ただの自分」で生きることを
豊富のような何かとして胸に抱こうとしている。

のだけど、実際に
罪悪感を持たずに生きるということは
中々に困難で、
ことあるごとに自分の中の罪悪感が

自分の選択に、
自分の決断に、
自分の行動に、

「それでいいの?」

と、問いを投げ掛けてくる。

罪悪感の元となるのは
自分の中にある常識感だったり、
世の中を基準にした正義感だったり、
世間的に見て悪い子になり

もっとみる
「ただの私」で存在できる1年に。

「ただの私」で存在できる1年に。

「ただの私で存在したい」

年が明けたからといって
何かが大きく変わることもなく、
今日もいつもと変わらない日常を
淡々と過ごしていて。

その中で思ったのが冒頭のこと。



去年から海外で暮らし始め、
海外での初めての年越しは
アパートのお風呂に浸かりながら
1人きりで迎えました。

それから寝て、目が覚めて、
なんでだか胃腸の状態が思わしくなくて
年明け早々グロッキーだったのだけど、
下手

もっとみる