マガジンのカバー画像

「東京・和菓子めぐり」

96
七十二候(しちじゅうにこう)のカレンダー。和菓子でめぐる一年です。
運営しているクリエイター

#春

◎穀雨・こくう「4月20日〜5月5日頃」《二十四節気》

「穀雨(こくう)」。 あらゆる穀物の恵となる春の雨 「百穀春雨(ひゃっこくはるさめ)」 の降りそそぐ頃。 この雨は植物の成長を促すとともに 季節を春から夏へとおしすすめます。 さて、 今回も「穀雨」を 二十四節気をさらに3つに分けた 「七十二候(しちじゅうにこう)」と 「和菓子」とともにふりかえりたいと思います。 始まりは、 《葭始生・あしはじめてしょうず》 穀雨の初候 「4月20日~4月24日頃」 水辺の葭/葦(あし)が 芽吹き始める頃です。 この時のお菓子と

+9

牡丹華・ぼたんはなさく「4月30日~5月5日頃」

+9

霜止出苗・しもやみてなえいずる「4月25日~4月29日頃」

+13

葭始生・あしはじめてしょうず「4月20日~4月24日頃」

◎清明・せいめい「4月5日〜4月19日頃」《二十四節気》

「清明(せいめい)」。 万物が清らかに明るく輝く時。 咲き誇る花々 初々しい緑 生き生きとした空気が まぶしい季節でしたね。 さて、 今回も「清明(せいめい)」を 二十四節気をさらに3つに分けた 「七十二候(しちじゅうにこう)」と 「和菓子」とともにふりかえりたいと思います。 始まりは、 《玄鳥至・つばめきたる》 清明の初候 「4月5日~4月9日頃」 燕(つばめ)が南方から 日本へと渡ってくる頃。 この時のお菓子としてご紹介したのは 『花だんご』でした。 「

+8

虹始見・にじはじめてあらわる「4月15日~4月19日頃」

+10

鴻雁北・こうがんかえる「4月10日~4月14日頃」

+12

玄鳥至・つばめきたる「4月5日~4月9日頃」

◎春分・しゅんぶん「3月21日〜4月4日頃」《二十四節気》

本格的な春が訪れた 「春分(しゅんぶん)」。 桜を始めとする花々が咲き誇り 春爛漫の風景が 各地で広がりましたね。 さて、 今回も「春分」を 二十四節気をさらに3つに分けた 「七十二候(しちじゅうにこう)」と 「和菓子」とともにふりかえりたいと思います。 始まりは、 《雀始巣・すずめはじめてすくう》 春分の初候 「3月21日~3月25日頃」 雀(すずめ)が子育てのため 巣をつくり始める季節でした。 この時のお菓子としてご紹介したのは 「タケノとおはぎ」さんの 『

+10

雷乃発声・かみなりすなわちこえをはっす「3月31日~4月4日頃」

+11

桜始開・さくらはじめてひらく「3月26日~3月30日頃」

+11

雀始巣・すずめはじめてすくう「3月21日~3月25日頃」

◎啓蟄・けいちつ「3月6日〜3月20日頃」《二十四節気》

桜の開花が 各地ですすんだ 「啓蟄(けいちつ)」。 その中では 生き物たちもいっせいに 冬ごもりから目を覚ましたようでした。 さて、 今回も「啓蟄」を 二十四節気をさらに3つに分けた 「七十二候(しちじゅうにこう)」と 「和菓子」とともにふりかえりたいと思います。 始まりは、 《蟄虫啓戸・すごもりのむしとをひらく》 啓蟄の初候 「3月6日~3月10日頃」 虫たちが戸をひらくかのようにして 地上に姿を見せ始める頃。 この時の和菓子として ご紹介したのは 『草餅』でし

+11

菜虫化蝶・なむしちょうとなる「3月16日~3月20日頃」