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「東京・和菓子めぐり」

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七十二候(しちじゅうにこう)のカレンダー。和菓子でめぐる一年です。
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記事一覧

◎小暑・しょうしょ「7月7日〜7月22日頃」《二十四節気》

「小暑」と「大暑」。 このふたつの 二十四節気(にじゅうしせっき)を合わせた ひと月が一年でもっとも暑さ厳しいといわれる時。 「暑中」と呼ばれ、 この時に送るおたよりが 「暑中見舞い」となります。 「暑さをいたわる」意味合いから 梅雨明けした暑中の日から 大暑の終わりまでに届けられると よいそうです。 さて、 今回も「小暑」を 二十四節気をさらに3つに分けた 「七十二候(しちじゅうにこう)」と 「和菓子」とともにふりかえりたいと思います。 始まりは、 《温風至・あ

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温風至・あつかぜいたる「7月7日~7月11日頃」

◎夏至・げし「6月21日〜7月6日頃」《二十四節気》

一年でもっとも 昼間が長く、夜が短い 「夏至(げし)」。 夜の7時頃もまだ ほんのり明るく 梅雨の晴れ間にふりそそぐ陽射しは 真夏のそれのようでしたね。 さて、 今回も「夏至」を 二十四節気をさらに3つに分けた 「七十二候(しちじゅうにこう)」と 「和菓子」とともにふりかえりたいと思います。 始まりは、 《乃東枯・なつかれくさかるる》 夏至の初候 「6月21日~6月25日頃」 冬に芽を出し、夏に枯れる 「夏枯草(かごそう)」。 生薬として用いられ 英名は「すべて

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半夏生・はんげしょうず「7月1日~7月6日頃」

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菖蒲華・あやめはなさく 「6月26日~6月30日頃」

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乃東枯・なつかれくさかるる 「6月21日~6月25日頃」

◎芒種・ぼうしゅ「6月6日〜6月20日頃」《二十四節気》

「芒種(ぼうしゅ)」。 「芒(のぎ)」のある植物の 「種まき」の季節。 「芒」とは、 イネ科の植物の穂先にある 針のように尖った部分のことです。 暦の上では 田植えが行なわれる時ということになりますが 実際には5月中に 終えられている模様。 中国が起源となる「二十四節気」は 日本の季節と少しずれる時があるようです。 さて、 今回も「芒種」を 二十四節気をさらに3つに分けた 「七十二候(しちじゅうにこう)」と 「和菓子」とともにふりかえりたいと思います。 始まり

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螳螂生・かまきりしょうず「6月6日~6月10日頃」

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梅子黄・うめのみきばむ 「6月16日~6月20日頃」

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腐草為蛍 ・くされたるくさほたるとなる「6月11日~6月15日頃」

◎小満・しょうまん「5月21日〜6月5日頃」《二十四節気》

「小満(しょうまん)」。 この間に、 陽射しはつよくなり、 緑はたくましくなり。 天地が少しずつ 満ちてゆく時でしたね。 さて、 今回も「小満」を 二十四節気をさらに3つに分けた 「七十二候(しちじゅうにこう)」と 「和菓子」とともにふりかえりたいと思います。 始まりは、 《蚕起食桑・かいこおきてくわをはむ》 小満の初候 「5月21日~5月25日頃」 蚕(かいこ)が 桑の葉を盛んに食べ すくすくと成長する頃。 この時のお菓子としてご紹介したのは 「とらや」さん

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麦秋至・むぎのときいたる「5月31日~6月5日頃」

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紅花栄・べにばなさかう「5月26日~5月30日頃」

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蚕起食桑・かいこおきてくわをはむ「5月21日~5月25日頃」