蚕起食桑・かいこおきてくわをはむ「5月21日~5月25日頃」 48 Mana(まな) 旅と日々。 2023年5月21日 17:20 蚕起食桑・かいこおきてくわをはむ《第二十二候・小満(しょうまん)の初候》を迎えました。 絹糸のもととなる繭(まゆ)。これを紡ぎ出す「蚕(かいこ)」がすくすくと成長する季節です。 桑(くわ)の葉を食べては眠ることをくり返し、ひと月後には美しい糸を吐き始めるのだそう。 さて、今回ご紹介する和菓子は『新茶の雫(しんちゃのしずく)』。 「とらや」さんの季節限定の羊羹です。 「八十八夜」を含む茶摘みの最盛期をすぎ、いよいよ新茶を味わえる時季に。 茶畑は煉羊羹(ねりようかん)、その上に広がる空は琥珀羹(こはくかん)で表現されています。 どちらにも使われている新茶(煉羊羹には粗めの、琥珀羹には細やかな粉末)が、爽やかな初夏の味わいをつくり出しているようでした。 #夏 #和菓子 #二十四節気 #七十二候 #小満 48 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート