インタビュー仕事いちばんの壁

インタビュー仕事をしてる人は、みんな同じ気持ちだと思う。
周りのライターに聞いても、好きだという人は1人もいない。

インタビューをするのは好き。
原稿をこねこねまとめていくのも好き。

なのに、好きと好きの間には大きな壁がある。
それが、音源起こしです。

まず第一に単純作業だから楽しくない。
「ここもっと違う聞き方すればよかったなぁ」っていう反省ポイントがあるときには、そこを聞きたくなくて現実逃避しかしなくなる。
相手が1人ならまだいいけど、何人もでわいわいやってると聞き取るのも大変。今、短めにいいツッコミしたの誰!?

インタビュー相手のキャラクターをそのまま伝えたいから、語尾やクセも全部起こしたいんだ。その分、作業は増えるけれど。
私が書いたインタビューを「書き起こし」と書いてあるのを見るとよし!と思います。その人が普段しゃべってるまんまのテンションや声を届けられたんだなと思うから。本当にそのままの「書き起こし」ってないんだけどね、仕事として書かれてる文章には。

最近は技術が進化してて、音源起こせますよっていうアプリやサイトも出てきてはいるけれど。だいたい「静かな場所」で「滑舌のいい人が」しゃべっているのを「いいマイクで」録音するという条件をクリアしないと仕上がは微妙なんです、今のところ。
日本語には漢字変換という難問もあるし。AI、もっとがんばって! 

現場は会議室じゃない。インタビュー相手の滑舌はコントロールできない。
だから結局、手作業。

私は音声を起こす機械。

ああ憂鬱。なるべく先延ばしにしたい。

ゆえに作業が渋滞起こしちゃって、今日も私は1日こもって起こしを3本分やるつもりだったのに、まだ1.5本しか終わってないよ23時42分。
YouTubeはいっぱい見たのに。
楽天のお買い物マラソンは集中して駆け抜けたのに~。

今晩は長くなるなぁ。


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