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ライターという仕事は、行く道も行き先もいつまでもわからない。

いつもお仕事している編集部に新人さんがやってきた。Web広告から雑誌への転職だそう。

ほかの編集部では、「またどこかでお仕事しましょうね」と転職していった人もいる。

4月になると部署移動や転職で一緒に働く人が変わっていく。
フリーランスで働くことは会社という組織から自由のようであって、実はけっこう影響を受けるものだ。しかも突然に。

仕事をしていた人が編集部を離れると、その人から受けていた仕事がいったん白紙になる。
その後を受け継いだ人がそのまま依頼してくれることもあるけれど、その編集者さんが自分の人脈で仕事をしたい人だと疎遠になることも。
そこには、なんの契約もないからね。

ほかの編集部行ったり、違う出版社に転職した人が、そこでまた新しい仕事をくれることもあって、そういうときはとてもうれしい。
馴れ合いだけじゃなくて、私の仕事を信頼してくれてたんだと実感できるから。

そういうことが春だけでなく起こるので、長期的どころか中期的な仕事の見通しを立てるのが難しい仕事だなぁと思う。
1年間のなんとなくの仕事量が全然読めない。
私は女性編集者と仕事をすることが多いんだけど、あるとき妊娠ラッシュが起こって一気に仕事が半減したこともあったなぁ。
計画的に生きたい人は心臓がもたないと思う、この生き方。
つくづく呑気な人間でよかった。

そういうわけで春はなんだかふわふわと空いた時間もできやすく、note毎日チャレンジ中。

いえ、暇つぶしではなく。
ここでの新しい出会いに期待を込めて。



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