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全身シャンプー生活は手抜きなのか。

「髪は女の命」なんていうけれど、私は髪の毛に一切興味がない。

ゆえに髪を巻くとか結ぶとかいう工夫をしなくてすむボブにしているし、ちょこちょこ切るのが面倒なので前髪はワンレン。カラーは馴染みの美容師さんに任せている。

とはいえ、きれいに見られたいという欲はある。
清潔感だって押し出していきたい。
ただ、不器用ゆえにいろいろするのはハードルが高いというだけで。
(願望をいうならふわふわパーマとか憧れるけど頑固な直毛だし、ピンク色にしたいけどすぐ色が抜けるから保つのが難しい)

で、全身シャンプーだ。ちょっと話が飛ぶ気もするけど、髪の毛も顔も体も全身シャンプー1本の生活をして1年になる。

最初は、実家に帰ったときに石鹸シャンプーしかなかったので使ってみたところ、頭皮の洗い上がりのスッキリ感に感動した。洗い流すときは「全部ちぎれたのかな?」っていうくらいギシギシしたけど、3日もあれば慣れた。髪のほうが石鹸シャンプーに慣れて、ギシギシが減っていく。

自分の家でも石鹸シャンプーを使うようになり、「石鹸っていうくらいだから体を洗ってもいいのでは?」と思ったけど、うるおいきっぱり0の洗い上がりだった。油分旺盛な若者ならいいのかもしれない。

石鹸シャンプーの〝泡タイプ〟という部分が気に入っていたので、お次はミノンの泡が出るタイプの全身シャンプーにしてみた。
名前から全身に使っていいですよという安心感があるし、実際うるおいある洗い上がりで満足だった。ただ、香りがないのが寂しかった。あとあと強く残る合成の香りは苦手だけど、それにしても色気がなさすぎる。

で、現在は無印良品の全身シャンプーを使っている。泡タイプではないけれど、無印に売っている泡で出るタイプのポンプに入れたらバッチリだった。好みの泡のかたさになるように、水で割って入れるだけ。オレンジ油が入ってるからいい香りだし、洗い上がりもちょうどいい。

コンディショナーは使わない。髪の毛をぬるぬるコーティングされる感じが苦手だ。シャンプーだけだと洗い上がりにきしみがあるけど、ドライヤーをかければ洗髪で開いたキューティクルが引き締まってつるつるになるし、オイルを塗れば必要な油分と栄養分を補給することもできる。

年を重ねると髪のボリュームダウンが気になってくるけど、コンディショナーを使わないと髪に張りが出るし、根元から髪が立ち上がるからボリュームアップするよ。

シャンプーとコンディショナーと洗顔フォームがこれ1本にまとまるから、お風呂場もすっきり。お風呂に入る前の面倒くさいなぁの気持ちも、お風呂でのタスクを減らしたことで少し楽になった。ざざぁーっと一気に洗ってしまえ。

この話をすると「本当に大丈夫なの?」って言われるけど、やめてみると「そもそもなんで洗剤をそんなに分けなきゃいけないの?」となる。
「バレンタインデーはチョコレート会社の戦略」と変わらない感覚。

あくまで好み。自分の気分がいいほうで。

最後まで読んでくれてありがとうございます! 夏は引きこもりたい派です。冬だって引きこもりたい派です。