「新聞」に夢中な息子から学んだおもちゃのチカラ 【生後6か月〜7か月】
「カシャカシャカシャ…」
ひとり遊びの時間が増えてきた息子。
泣かずに大人しくしてるなあと思ったら聞こえてくるカシャカシャ音。
若者の新聞離れが年々進んでいると言われているけれど、2022年生まれの息子がハマっているもの、それは新聞だ。
その名も「赤ちゃん専用新聞」。
うちの会社で15年以上販売しているロングセラー商品だ。
売れてるのはわかってるけれど、初めてユーザーとして使ってみたことでこのおもちゃがとても好きになった。
赤ちゃんのために作られた新聞
この布製の新聞は触るとカシャカシャ音がする。
軽いので、まだ握力が無くても持てる。
この新聞をジーッと見つめて、
手にとって。
口にパクッと入れたら思う存分舐める…!
赤ちゃんは新聞、レジ袋などのカシャカシャする音が好きなのは知っている方も多いだろう。
紙などをカシャカシャする音がお腹の中にいたころに聴いていた母親の血流の音に似ているからだそうだ。
ぐずって泣いている子も、カシャカシャ音を聞くと落ち着くのか泣き止む子も多い。
新聞購読もしていない我が家にあるのは、区の広報紙ぐらいだが、こんなにも新聞に食いつくとは思わなかった。
身の回りに新聞がなくても吸い寄せられている不思議。
この音とパリパリした感触がたまらないみたい。この新聞は軽くてかさばらないので出かけるときにも持っていくようになった。
そして不思議と毎回紙面を読んでしまうのだがこれがなんだかクスッと笑える。
赤ちゃん自身の「お悩み相談室」や、「川柳コーナー」だってある。
ちなみに、この紙面に紹介された商品は売れるということがあった。
とても不思議だったが、毎日読むから買いたくなるんだな、ということがわかった。
好奇心と、ダメ!のバランスって難しい。。
6か月を過ぎたころから、私が触っているものに興味を持って手を伸ばすようになった。
ダメっと離すと、より執着して思うようにいかないと泣くように。
一丁前に泣き真似だってする。
先の細いリモコンは咥えやすいからなめたがるけれど、喉をつかないかとコワイ。
スマホを触っていて、ジーッと見られてると、ハッとしてなんだか罪悪感。
ペットボトルも飲んでいると、奪われて掴んで舐められる。
みずから手を伸ばして、触りたい。
舐めてみる。
掴んでみる。
確認してみる。
好奇心の芽生えを感じてうれしく思う反面、どうしても「危ないからダメだよ」と取り上げてしまうのって少しずつ罪悪感が積もっていく感じがする。
ほんとは思う存分遊ばせてあげたいけど、危ないし。
よだれダラダラになったら困るし。
だからこそ、「赤ちゃん専用新聞」のような本物そっくりなおもちゃに役割があるのだなと感じた。
いろいろな商品がある中、違いを比較してうちのおもちゃを買っていただけるお客様がいるのは本当にありがたいことだなとしみじみ思う。
わたし、息子と遊ぶのが上手になってきたかも?
生まれたばかりのころはボーっとしていたし、反応もこれは喜んでるのかな…? と、曖昧で
おもちゃの遊び方、息子との遊び方も正直よくわからなかった。
最近になって、ようやく「遊び」を促してあげられるようになってきた気がする。
反応してくれるとうれしいもんだ。
おもちゃは、その子の好奇心の旬?ブーム?みたいなものがマッチングしてはじめて力を発揮するのだろうな。
この新聞を自由自在に遊ぶ息子の姿を見て思った。
今は新聞がブームだけど、好奇心の対象はどう変わっていくのか楽しみだ。
7か月、歯が生えた…!
3月で7か月になった。
下の前歯が2本生えていてビックリ。
指をハムハムされて、痛!なんかゴリゴリしたぞ?と見てみたら、小さな歯がちょっぴり出ていた。
このままおっぱいを噛まれることなく上手に飲んでくれることを願って…。
★生後3か月の記録
★生後4か月の記録
★生後5か月の記録
★生後6か月の記録
《終わり》
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?