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毒親、うちの場合

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暴力を振るわれたとか、ごはんを食べさせてもらえないとか、人格否定されたとか、そういうんじゃないんだけど、なんか、家のお父さんとお母さんって、変じゃね!?圧倒的にふつうじゃなくね!…
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#女性

母と別れる

(※これは12月ごろ、途中まで書いて下書きにしていたものなんだけど、いま読んだらどうしても書いて終わらせたいと思ったので続きを書きました)

時給300円のカフェのお手伝いをやめた。これまで、ボロボロになりながら激務に耐えている女性となぜか共依存のような関係になってしまい、わたしもボロボロになるが、ただ認めてもらいたい一心でがんばるという、地獄のような状況に何度かなってしまったことがある。

よく

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気力ビンボーについて

気力ビンボーについて

昔から、「お金ない」「うちは貧乏だから」とつぶやく母を見るのが嫌だった。それは彼女が自らにかけていた呪いだった。
母は、「もったいない」が口癖で、ラップを洗って干して再利用したりしていた。わたしはなんとなくそんな母が気持ち悪くて、耐えられない気持ちになった。そして時々、こっそりラップを捨てていた。

いまなら分かるのだけれど、実際のお金のあるなしとはまた別に、母は、生きてること自体が、生存そのもの

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わたしは美人だった件

わたしは美人だった件

昨日の労働の帰り、お金もないのになんとなく化粧品売り場をうろついた。化粧品に興味がわいたのは久しぶりだった。コンタクトだったから、自分の顔がよく見えて、鏡の前で、テスターから自分に似合うような茶色のアイシャドウを塗ったりしていたら、なんだか大人のまねをしてメイクの練習をしている子供のような気持になって、わくわくしてきた。

クレヨンタイプの、鮮やかな色のアイライナーがほしかったんだけどなかったから

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