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気づけば走り回っていた暑い夏の午後の話

2020.08.2 sun 晴れ

夏晴れ2日目。日課となった30分走で朝からジョグで汗を流しました。
時計の針は8時を回っていたので、太陽はだいぶ高くまで上がってます。暑くてダレるかなあとおもいましたが、思ったよりも足どり軽く、軽快にはしることができました。スッキリ。今日はそれほど足も重くないねとそろそろ力ついてきたかななんてニヤニヤしてました。この時点までは。

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午後になって、あーちゃんが「交通公園に行きたい!」と。おっと今からかい。距離は7キロ弱。この炎天下でエネルギーもいつも以上に消耗するであろう。それでもこんな炎天下であるからこそ、なんだか行きたくなる性分、「よし、行こう!」と乗っかる私。しかし、妻はイマイチ乗り気ではない様子。とある理由であまり体調万全ではないので、今はあまり無理が効かないのである。ということで、大事をとって、妻とみーちゃんはお留守番。みーちゃんも炎天下にずっと抱っこではのぼせてしまうからね。

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いざ出陣と、電動アシストの電源をONすると、バッテリーが残り40%。持つかどうか微妙だなぁと、少しでも節約するべく、パワーを切り替えようと、ボタンを探る。「切替」というボタンがあるから押してみたら、表示がパーセント表示からキロメートル表示に切り替わった。あ、あとどのくらいの距離を走れるのか目安がわかったのか!初めて知った…と案外知らない機能ってあるもんだなと、実際パワーを変更するボタンは別にあり、通常オートマティックとなっているところをロングに変更してみた。すると、残り14キロから21キロに変更された。まぁ、もとの14キロでも十分足りたんだけど、ロングで試しに走ってみることにした。
お、思ったよりも重い。かなり負荷がかかる。ゆっくり目で走れば問題ないなとそのまま突き進んだ。もうちょっとで現地到着というところで、あーちゃんがぼそっと「パパー、ちょっと遅くない?」と言うので、
「今電池ないから節約してるんで、重いんだよ。」と真面目な言い訳をしてしまった。返事はなかったので、わかってもらえたのかどうかは定かではない。(内心、あーちゃん、これでもめいいっぱいこいでいるんだよ、ちょっとはいたわっておくれよぉとか思ったり思わなかったり。)

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現地到着。この日も溢れんばかりの親子でいっぱい。前回と違うことが一つあった。水遊び場が解禁されていたのだ。実はあーちゃんは自転車以外で水遊びもしたかったのだ。

それでも、まずは自転車から。一番体に合っている自転車が運良く残っており、一目散に駆け寄る。もう補助輪なしもお手の物。まったくサポートなしで最初からこぎ始める。私はその後を追いかける。結構スピード出るので、走らないと追いつかない。朝のジョグよりも速いペースで追いかける。

2週くらいしたところで、水遊びに変更。すでに多くのお友達がたくさん水場に流れる水や噴水に戯れていた。あーちゃんもキャッキャと戯れる。

年長、いや小学1年生くらいだろうか、の男の子が噴水のもとに足を塞いでいて、ちょっとだけずらした瞬間、こっちにばばばーっとしぶきが飛び散った。周りにいた大人たちはびっちゃびちゃ。自分も急に来たのでびっくりしたが、こんにゃろめと思いながらも、まぁ子供はこういうのが面白いんだよなぁと一回目は容認してたんですが。2回目にさらにしぶきが飛んできて、目の前のお母さん(その子のでは無い)が狙い撃ちに。

とっさに、私は「こらこら、噴水塞がないで、こっちに飛んできちゃうから!」って注意してしまってました。うーん、どうも自分よりも誰か他の方への迷惑行為があると、子供でも注意せずにはいられなくなってしまうんです。毎回ってことではなく、あくまでも咄嗟なんですけれでも。その様子をみていたその子のお父さんが、私よりもすごい声で、めっちゃ叱ってたので、あー、いいすぎたかなぁなんて思っていたんですが、やはり噴水を塞ぐのは良くなかったのか、係の人がやってきて、子供達に、けっこうきつめに注意していました。子供に悪気はなくて、ただただ純粋に楽しいだけなのにね、ついつい注意してしまった自分も、うーんと考えてしまいました。別に濡れるだけですからね。命が取られるわけではない。

そんな一面に気を取られて、我が子を見失い、一瞬焦りましたが、すぐ後ろ側の水辺で、なにやらへんてこなダンスをして楽しんでました。

人の子に気を取られている場合じゃない、とわが子のそんなダンスを見て自分も楽しみました。

ひとしきり遊ぶと、どうやらお腹が空いた様子。「パパー、おにぎり食べたい」あいにく、食べものは持ち合わせていなかったので、「じゃぁ、買いに行こうか」と着替えを促しました。

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着替えて自転車に戻ろうとしたら、「もうちょっと自転車やりたい」と。
「なら、もう最後までやる?」といったら「うん」と言うので、実は私も少しお腹は空いていたものの、あーちゃんファーストで付き合うことにしました。ここからでした。地獄の特訓とも言える1時間が。

ひたすらコースを周回。最初は内側の半分のコースを回ってくれていたんですが、10分くらいしたら、ほぼ外周コースにシフト。15時15分くらいから16時20分までの約1時間をひたすらランニングで追いかけることに。途中休んで一人で言ってもらうことも考えましたが、なんとなく一緒にやったほうが思い出に残るかもと思ったらやめられなかった。それにしても上達著しい。前の子がもたついている横をすすーっと避けることもできるようになっていてびっくり。まだブレーキングが難ありですが、ストライダー効果があって、ちょっと止まらなくてもつま先でズリズリしながら止まる技を身に着けているから大事に至ることがない。課題ですが、体が覚えるのは時間に問題でしょうね。

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「まもなく自転車終了の時間です。走っている人は車庫に戻してください」係員からの構内アナウンス。もう一周はできそうだったんですが、それを聞いたあーちゃんはすぐに車庫に自ら戻っていきました。車庫入りもパーフェクト。なんかとにかくすごいなぁと関心するばかり。ヘトヘトでしたが心地はよい。

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すぐに帰り支度をして、近くのコンビニへ直行。おにぎりやらスナックフードやら飴やらドリンクやら思い思いの品を取って、駐車場でちょっとおやつ休憩。さすがにエネルギー切れ。かじったおにぎりはとても美味しかった。

あーちゃんは、開けるとポンとなるという個包装されている飴玉をチョイス。実際袋に書かれている通りにやってみると、見事に「ポン」となるではないか。二人でおぉー、なったーなんてにっこり。これママにもやってあげたいね、びっくりするかななんて言うあーちゃん、あなたのそのワクワクした笑顔大好きですよ、パパは。

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帰り道、自転車がゆりかごになったのか、スヤスヤと眠るあーちゃん。
よく寝れるねーとも思うが、今どんな夢をみているのだろうか。

今日もとても良い日とおもったけど、帰宅して、おもったのは足が異様に重かったこと。そりゃそうだ。トータルすれば、2時間くらい走っていたのだ。

ぐっすり眠れる日になりそうです。

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