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週末の夜更かし、眠れぬ夜の羊

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真夜中の図書館。まだ寝たくない夜、何でか眠れない夜のために、お気に入りのnoteを集めてます。
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記事一覧

豊子愷の漫画  「やっぱり、子供の頃が一番幸せだった」

小時候,哭著哭著就笑了。長大後,笑著笑著就哭了。 子供の頃、泣いていたのに、気がつくと笑…

KUIKUI
1年前
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家庭訪問先でステーキを食べて泣いた話。

「さあさ、もう焼き上がりますんで。」 玄関で靴を脱いでいると、にこやかにそう言われた。 …

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踊り部 渡の苦悩、そしてパッション、もしくは兄者のシュークリーム【物語】

「ブラボー!ブラボー、踊り部!」 「芸術点において、過去最高得点を叩き出しました!」 「部…

月山六太
2年前
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宇宙で鮭おにぎりをたべる

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名も無き日を繰り返していける幸せ

コロナの世界になって、旅行に行かず外食もせず人とも会わず、ただに淡々と日々を過ごしていく…

「自宅の1階が酒屋だったらいいのに」が実現するまでのパワーポイント。

1年前、とあるお店にこんなパワポ資料を送った。 そして今日、お店がオープンした。 その特…

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週刊少年ジャンプを買わずに、最新話の話題で盛り上がって恥ずかしくはないか?

 週刊少年ジャンプと共に歩んできた人生だったと言っても過言ではないだろう。小学生だった頃、“トリコ”の連載が始まったタイミングでジャンプを買い始めた記憶がある。その頃から考えると、およそ13年間くらいはジャンピストとしてキャリアを積んでいることになる。いたいけな小学生だった俺は、毎週月曜日に250円を握りしめて書店へ自転車を走らせ、ジャンプを買った。晴れの日も雨の日も、祝日月曜以外は欠かさずジャンプを買っていたわけである。  大切な事は全てジャンプから学んだ。友情・努力・勝

どうしてお酒×料理を提供したいのだろう…その理由、私の場合。

決意表明のような、愚痴のような、他の方にとってはどうでもいいようなことだろうけど、書いて…

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てるはくれは 第72話 ポポリナちゃんの海の別荘

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気が利かない、おっとこ飯

そもそも、その日はお粥を炊いておけばよかったのです。私は料理人だから、冷蔵庫にあるもので…

母にできる事はまだあるかい

高校3年生の次男。個性は順応性のある狼だ。 彼は、ぐるぐると考えるのが趣味。トイレで、風…

ピリカ
3年前
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ワクチン接種に行ったらハンマー持たされたこと

いざ、ワクチン接種へ。 家の前まで車で迎えにきてくれた友人は、今日もポニーテールがよく似…

「カニセレブ」と「俺のシーフードヌードル」

ずわい「ねえ!聞きました?タラバガニさんって実はヤドカリさんの親戚なんですって、、、。」…

宮澤賢治のこと

少し前、宮澤賢治のことをぼんやり考えていた時期がある。どうしてだか、頭の中に出てくるのであった。 わたしにとって、宮澤賢治といえば、これである。 わたしにとって、ジョバンニは青い猫であり、カムパネルラは赤い猫であった。いまでもそうである。 妙に無機質な世界観のなかで二匹の猫がやりとりしているのを、なんとなく覚えている。おとなになってから画を眺めると、その世界はスーラやシニャックに代表される点描画を模したものから始まるように思える。そして、ダリやキリコを思わせる、浮世離れ