ヤマシタヨウヘイ(お酒と料理と与太話)

毎日『与太話』を書きます。二児の父。三匹のネコの飼い主。おかず(おつまみ)のレシピやオススメお取り寄せ、食いしん坊の夢の国「福岡」のローカルごはんも紹介します。

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最近の記事

曲がるシャワーヘッドとの四日間戦争

浴室で髪を洗っていると、頭頂部のまんなかに当てていたはずのシャワーが逸れていくのである。左に。なぜか。 こっちはもう頭中ぶくぶくの状態で、顔面にも泡がかかっているものだから、目を開けたりしたら痛いかもしれない。となると、手探りでシャワーヘッドを掴まなければならない。 首から上を泡だらけにして、まぶたをきつく閉じ、手を上にして何かを探っているおじさん。実にみっともない。で、命からがら元の角度に戻したというのに、また曲がるのである。いったい、なんなのか。謀反か。 翌日。ヘッ

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    • つい、買っちまいました。 〜コストコ ホールセール編〜

      なんでなんでしょう。 コストコにいると、他人のカートが気になってしょうがない。普段のスーパーマーケットなんかじゃ、目もくれないんですけどね。なぜかコストコに来ると「みんなはどんな良いもの買ってるのかな」とあたりを見回してしまうのです。 『お、いいねえ、パンオショコラ。ほう、そこに、ティラミス2発ですか。やりますねえ。おお、こっちは、にんにく1kgを2袋。かー、何をおっぱじめるつもりですかな。お店屋さんですかな。あ、奥さん、そのプルコギビーフね。弁当のおかずに大活躍ですぜ。ど

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      • 新しい米の季節

        駆け出しの新人のことを「新米」と呼ぶ。 これが言い得て妙というか、すとんと落ちる語感があるから不思議だ。では、同じ農作物で「麦」や「芋」ならどうか。 「やるじゃないか、あの新麦!」 イマイチ。これでは、新しいビールでも発売されたのかな。という印象しか受けない。却下。 「すみません、まだ新芋なもので……」 芋だなんて、そんなに貶めなくてもいいじゃないか。ちょっと気の毒な気分になる。却下。 やっぱり「米」でなくてはいけないのだ。 また、「新米」には、どこか好意的な印象

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        • エレベーターの繕い職人

          朝の散歩の戻りにエレベーターを待っていると、おばあさんがガラガラ(ショッピングカートと呼ぶらしい)を引きずりながら、あいさつをしてくれた。 「こんにちはあ」 「ええ、こんにちはあ」 ぼくまで口調を合わせる必要はないのだけれど、おばあさんのゆったりとした口調に引っ張られてしまう。 エレベーターは遅々として来ない。 すると、 「ホークスがねえ、勝つと良いですねえ」 「全くですねえ。今日はどこでしたっけねえ」 「セイブドーム、ですねえ」 「ほほお」 雑談が始まった。無言っ

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        • Frying Yota Magazine
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        • お酒に合うレシピ集
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        • 福岡の名店紹介
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          やさしさにつつまれたなら

          うわさには聞いていたけれど、 言葉を覚える途中の子どもっておもしろい。 たとえば荒井由美さんが歌う、魔女の宅急便のテーマソング「やさしさにつつまれたなら」の歌い出しも、子どもの手にかかれば、 「ちーいさいことーは」 と、このように。 こう歌われると聞き手は「小さいことは」何なんだろう。と、無性にあとの展開が気になってきませんか。さまざまなパターンを想像させられますよね。たとえば、 「小さいことは気にしないで!今日はパーっとやろう、なっ!ほれ、パーっと!」と宴席で気を遣

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          「貝のレモン蒸し」 と 「真のドヤ顔」

          朝、いつものジョギングのルートでは、河口にぶつかって、川岸を走ることになる。 その河口では必ずと言っていいほど、5、6人が釣り糸を垂らしている。かれこれ5年以上も同じ光景を眺めてきたのだが、ついぞ魚を釣り上げているのを見たことがない。 5年である。週3〜5回のペースでジョギングに出るので、少なく見積もっても780回通りかかった計算になる。 いくらなんでも100ぺんに1度くらいは現場に居合わせても良さそうなものだが、不思議とぼくの目の前ではぜんぜん釣れていないのである。こ

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          秋空の下には「魔」が潜む

          暑くもなく。寒くもない。 秋晴れの空のもと、 柔らかなそよ風が吹いている。 はっきりいって、気持ちがいい。 ただ歩いているだけで愉快な気分になる。 もう、ほかの季節のことなんかどうでもいい。 こんな日にこそ「魔」は潜む。 職場に到着したわたしのズボンのチャックは 全開だったのである。 刹那、恥じらいと絶望感が襲いかかり、 記憶が巻き戻される。 呆けた表情をやや上向きにして、ぷらぷらと歩くわたしのズボンのチャック。柄にもなくコンビニの店員さんに「いいお日柄ですね」など

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          遠慮のかたまりをいただこう。

          宴席にて。 空腹を抱えた数人で矢継ぎ早に注文。 ほどなくテーブルにお皿が運ばれる。 湯気を立てる皿で一杯になる食卓。 各々が心のままに箸を伸ばし、口へ運ぶ。 会食は和やかな雰囲気で進む。 つぎつぎに新しい皿が運ばれ、 空いた皿は下げられていく。 やがて卓上の均衡が崩れ始める。 テーブルの上には、 ひと口分のもやし炒め。 2つの焼き餃子。 たくあんがひと切れ。 複雑に交錯する「遠慮」が、 そのすがたを現しはじめたのだ。 これは、 わたしが食べるべきなのだろうか。

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          ごめんね、カーネルサンダース

          「今日、ケンタッキーにしない?」 「する!絶対する!」 って言いたいのは山々。 山々なのよ。もう大山脈。 ヒマラヤなのよ。 でもね。 豚こま、そろそろ使った方がいいのよ。 白菜もね、しおれてきてる。 豆腐も明日が期限なの。 オリジナルチキンをかじって、 コールスローで罪悪感をもみ消して、 チキンクリームポットパイで ハフハフしたいのは山々。 でも、涙を呑むしかないわけ。 ここでケンタッキーにしちゃったら、 冷蔵庫のかれらに申し訳が立たないの。 きょうは野菜炒めとお

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          「ひやおろし」について思うこと

          ひやおろしとは冬に搾ったお酒を、温度変化が少ない涼しい蔵の中などで貯蔵し、夏を越させたもの。一夏眠ることで角が取れ、まろやかに熟成した旨酒です。秋刀魚やきのこなどの旨味の強い秋の味覚とも相性抜群。 江戸の酒飲みたちは秋口になると、 今か今かと待ち望んでいたそうですよ。 ただ、近年の「ひやおろし」にはちょっとどうかと思うものもあるのです。市場に早く出した方が目を惹き売れ行きが良いということで、お盆過ぎくらいに出荷されているものです。それらは夏を越していないこともあるのか「フ

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          「ミレービスケット」 と 「ハローキティ」

          ハローキティの身長はりんご5個分。 そして、体重は3個分です。 おおよそ身長50cm、 体重1kgといったところ。 50cmといったら人間の赤ちゃんくらいですよね。それで体重が1kgですから、密度は人間の3分の1くらいになるでしょうか。つまりハローキティの比重は0.3〜0.4g/cm3くらい。乾燥させた竹や木材に近い、、、、 は。 こんな野暮なことは、やめよう。 キティちゃんのボディには「かわいい」が詰まってる。 ウフフフフ。 はい、与太話もほどほどに。 トップの

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          「お蕎麦屋さんの太巻き」 と 「いいわけ」

          「おなら」は大昔、 「お鳴らし」と呼ばれていたそうです。 イメージが先行して「下品な言葉」みたいに捉えられがちですけど、成り立ちとしてはむしろ「上品」なんですよね。だから、おならと聞いただけで、眉をひそめて毛嫌いするのはいかがなものかな、と。 いや、もちろん、だからといって、 「ところ構わず放屁していい」 理由にはならないんですけどね。 ただ、生理現象ですからね。 不可抗力というか、、、 抗えない運命のような「お鳴らし」が 存在することはご承知でしょう。 だから……ね

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          「中華風ひややっこ」 と 「男のあたまの中」

          「ア、ヨイショ……ぱき」 「ドッコラセッ……ぱきぽき」 「アラヨット……ぱき、ぽきばき」 ちかごろ立ったり座ったりのたびに、 関節が鳴っている。 それも、年を追うごとに 音が大きくなっている。 このまま大きくなり続けると、 とんでもないことになるんじゃなかろうか。 「ア、ヨイヤサ…… ……どぉぉぉん!!」 という、爆破音の域に。 人間イオナズン。 そうなったら、大ごとだ。 近隣住民にどうお詫びをして良いものか。 もう、ひと気のないところに住むしかない。 雪山は危

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          「変わる車のイメージ」 と 「大八すりみ天」

          文字をじっと眺めていると、 ときどき起こること。 「あれ。この字ってこんな形だったっけか?」 という現象。それが文字ではなく、「車」という「物体」に対して起こってしまって、ちょっと困っている。 ことの始まりは、ナンバープレートである。信号待ちでぼんやりと、道ゆく車を眺めていると、ふと「ナンバープレートの白さ」が気になってきた。 「あれ。ナンバープレートって白かったっけ?  よく見ると、出っ歯みたいだな」 その出っ歯がトリガーだった。 たちまち車のイメージが変容してい

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          「最後にたどり着くラーメン」 と 「セグウェイの夢」

          「ポケモンのあたらしいスイッチの欲しい!」 「うん、欲しいだろうねえ」 「買って!おねがい!」 「勘弁してくださいな。ゲームソフトはとっても高価なんですぜ。そうほいほい買えませんよ、お嬢さん」 「ええー、いじわる」 「あ、そうだ。サンタさんにお願いしたらどうだい。気前のいいあのオジサンだったらきっと買ってくれるよ。12月だけど」 「サンタさんにはもう別のお願いしたんだもん」 「へえ、そうかい。なにを?」 「立って乗るアレ!スイーってやつだよ」 「は、セグウェイ?」 「うん、そ

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          酒が飲める「たこ焼き」3選

          どでかい台風が来るらしい。 と、予定が跡形もなく吹っ飛んだ先週末。 とはいえ、上陸までまだ24時間以上。 鬱々として過ごしても仕方ないので、 身内のたこ焼きパーティに参加させてもらいました。 あつあつのたこ焼きを、はふはふとしながら流し込むビールのなんと甘美なことでしょうか。控えめに言って最高です。ひとときの悦楽に溺れることができました。ありがとう、タコパ。 王道のたこ焼きはもちろん、子供大好きウインナーなどの変わりタネが飛び出したタコパで、とくに「お酒との相性が秀逸で

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