復職のタイミングどうする?「復職しない」も選択肢のひとつ
こんにちは!ママリ編集部・シンママみほです。
妊娠や出産を機に、産休や育休を取られた方もいらっしゃるかと思います。そして、「復職」のタイミングは、子どもを保育園や幼稚園に入れることができるようになって…という方も多いのではないでしょうか?
ですが、待機児童になってしまい「保育園が見つからない」という方や、産後の体調不良で復職が難しい…という方もいるかもしれません。
「復職」のタイミングをどうするか…意外に難しい問題です。
突然始まった保活の話
みいの・育児漫画・エッセイ漫画さんは、育休を2年にしようと思っていたのですが、ある一本の電話で状況がいっぺんします。
なんと、まだまだ先のことだと思っていた保活(保育園探し)を、急きょ行わなくてはいけないことになったのでした。
「復職しない」も選択肢のひとつ
私の場合、妊娠中はつわりがひどかったため、働くのを断念し、体調を整えることを最優先しました。
娘が生まれ、半年くらいから保育園探しを始めましたが、すぐに前夫が離島に転勤になってしまったため、復職を断念(家族もついていくことが前夫の会社の条件でした)。
2年ほど離島で暮らし、内地に帰ってすぐに子どもは幼稚園の最年少クラス(2歳から入れる)に入園。復職を考えましたが、そのころ家庭内はいろいろと大変なことになっていたため、とても働ける心身の状態ではありませんでした。
私には「キャリア」と呼べるようなものがあった訳ではありませんでしたが、仕事への意欲を失ったわけではありませんでした。
子育てをしている時は、どこか社会から取り残されているような孤独感を抱いていました。でも、あの当時の自分には、とても「復職」して、今の生活をやっていける自信はありませんでした。
結果的に、そのタイミングでは「復職しない」という選択をしたのです。
もちろん、みいのさんのように、事情によって復職を余儀なくされる場合もあります。「背に腹は変えられない」…そんな状況もありますよね。
障壁を乗り越えていくことで心身ともに強くなっていくこともあります。切羽詰まると、ガムシャラに案外なんでもできてしまった…という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そして、振り返ってみたら、そんな自分を誇らしく思い、リタイアした後の人生を謳歌する…というのもすてきですよね。
「復職」のタイミングを決めるのは自分
私の場合、結局、離婚を機に復職したわけなのですが、娘が小学生に上がるころだったため、復職に関してあまり苦労のようなものはありませんでした。
離婚したとはいえ、状況的にはとても恵まれていたことなのだと思います。それは私だけの力ではなく、周囲や職場、社会、いろんな方の理解やサポートがあったからこそです。
離島に住んでいた時、同じ社宅の人の中には、子どもが手が離れてから働き始め、50代、60代になっても生き生きと社会で活躍している人もいました。
どうしても「今」働かなくては…という理由がある方もいらっしゃいます。ですが、自分の人生の中で位置付けている「仕事」が「今」でなくてはいけない理由は、他の誰かが決めるものではないですよね。
「復職しない」も選択肢のひとつ。そして、自分という存在が、人生が、どんなきっかけで輝くのか、それは「復職」以外の道でも見つかるのかもしれませんね。
ママリでは、一人で解決できない悩みや何気ない雑談ができる口コミのひろばもありますので、ぜひ活用してみてくださいね。
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