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【挑戦を続ける組織風土】ボトムアップで会社を動かせるマクアケのリアル

マクアケは、スタートアップやベンチャーの中では比較的大きな組織かもしれません。でも、まだまだビジョン実現に向けた課題はたくさんあり、日々チャレンジの連続です。

経営陣から見える課題と、現場で見える課題は違います。マクアケは現場の声をとても大切にしており、その声をもとに会社や事業を動かしていく風土や制度があります。

今回は、現場の声から組織を変えていった事例をご紹介します。


アルバイトからマネージャーになり、組織改編を提案

話し手:佐藤いづみ(キュレーター本部)

スタートはアルバイト。そこからマネージャーに

入社は2015年で、アルバイトからでした。マクアケのビジネスに興味があり、問い合わせ窓口から社員募集の有無を聞いたのですが、当時は募集がありませんでした。そこで「アルバイトでもいいので、もし必要であれば」と熱意を伝えたところから面接につながりました。

最初はプロジェクトページの編集チェック担当として入り、その後体制変更に伴ってキュレーターになり、契約社員として働くことに。その後、正社員になったのは、入社から2年半ほど経った頃です。

キュレーターは実行者さんとタッグを組んでプロジェクトを進めていくという役割ですが、プロジェクトの成功につながる業務以外にも、事務的な仕事が今よりも多く存在していました。そこで、プロジェクトを掲載するにあたってキュレーターが実行者さんとのコミュニケーションやプロジェクト成功に注力できるようオペレーションチームを立ち上げることになりました。キュレーターを経て、私はオペレーションチームの3人目のマネージャーになりました。

アルバイトからスタートし様々な経験をしてきましたが、契約形態関係なく責任を与えてくれる組織だと思いました。

マネージャーたちと話し合い、役員に組織改編を提案

前職は入社当時、創業から40年ほどの歴史のある会社で、新卒で入社した私は自分で何かを変えていく難しさを感じていました。マクアケに入ってからは目的をもって提案し「変えたい」と発言したことを、反映することができ、そこに仕事の面白さややりがいを感じました。

それらの経験が積み重なり、課題を見つけると改善策を自分ごととして考えるようになりました。課題発見・改善の循環を行える環境が、ボトムアップでものごとを決められる組織を作っているのだと思います。

キュレーター本部内のマネージャー陣で課題を出し合いディスカッションする機会が設けられています。例えば、役員が参加するマネージャーミーティングだけでなく、私たちマネージャーと役員との1 on 1で相談する機会があります。その他半年に1回ほどマネージャー合宿があり、体制の話などをしていきます。

大きな決めごとの場合は役員へ相談、報告するのですが、このような情報共有の場も定期的にあります。

目的がはっきりしていれば、上司や役員に提案する機会はいくらでもあり、提案を受け入れてくれる土壌があります。

提案によって新たな組織「オンボーディング局」ができた

マネージャー同士でディスカッションする中で、キュレーターの育成と実行者さんがプロジェクトを進行しやすい環境づくりが必要だという意見が出ました。それは、現場の課題感から生まれたもの。マネージャー間で議論をしながら役員へも相談します。

その結果、キュレーター本部の中の新しい組織改編につながりました。これまで存在しなかった「オンボーディング」のためのチームが新しくでき、実行者さんとキュレーターのスムーズなプロジェクト実施とプロジェクト成功のための環境を整える役目を担います。

オンボーディング局の中には、「いくつか機能ごとにチームが分かれています。

1つ目のチームは、社内の仕組み化のサポートや、キュレーターの事務的な作業を巻き取ります。

2つ目のチームは、キュレーターの育成を担います。知識を付けてもらい、業務をスムーズに進めるためのサポートをします。

3つ目のチームは、プロジェクト掲載、成功にあたっての実行者さんの環境を整えていきます。必要な情報を得るための資料を作ったり、開発チームと連携して使いやすいシステムを提案していきます。

これらの施策を通して、キュレーターにはプロジェクトの成功を経験してやりがいを感じてもらい、仕事を「面白い」と思ってもらう。そして実行者さんには「マクアケのキュレーターにまたお願いしたい」と思っていただき信頼関係を作っていきたい。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、日々の「業務に追われる」感覚が強くなると見えなくなりがちです。

今回の組織改編からいくつかの施策を進行、リリースしています。まだ「劇的に変わった」と実感してもらえる大きな成果までは出せていないかもしれません。ただ小さな積み重ねが大切だと思っていますし、オンボーディング局のチームの一人一人が課題を可視化しながらより良くすることを考えて日々取り組んでいます。

引き続き他部署や他チームとの連携をさらに深めつつ、よりプロジェクトが成功しやすい環境を整えていきたいと考えています。

全社会議「Mサミット」でチームを超えて根本的な課題解決を行う

マクアケでは、チャレンジする社員を応援する風土と共に、経営の意思決定に現場の意見を反映させる「Mサミット」という全社会議も行われています。

2022年の直近に行われたMサミットでは、開発本部のメンバーが「ユーザー体験向上」を議題として出し、多くの部署を巻き込んで施策を実行していきました。

ベンチャーマインドを推し進めていく

私たちはこれまでもこれからも、ベンチャーマインドで進んでいきたいと考えています。フェーズは変わっても、社員それぞれが、成長意欲を持って取り組んでいる真っ最中です。今後も進化の過程で、新しい組織改変が起こるかもしれません。

自分で組織を動かしたい、事業を作りたい、という、野心を持った人にとっては面白いフェーズだと思います。ぜひそのようなマインドをお持ちの方からのエントリーをお待ちしています。

インタビュー・執筆:栃尾江美


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