323名のアイデアが集結。最終プレゼンを実施
産業用ヒーター製造の株式会社スリーハイ(横浜市)は、神奈川県立綾瀬高校の「総合的な探究の時間」の授業に協力してきました。私たちが抱える企業の現実的な経営課題を該当学年の全生徒参加型で解決してもらおうと半年間一緒に授業に取り組んできましたが、早いものでいよいよ最終プレゼンです。グループでのディスカッションに熱心だった人、あまり発言できなかった人。生徒それぞれ思うところは異なるでしょうが、最終プレゼンとしてひとつ形に仕上げることで、彼らの人生の何らかの糧になることを願っています。
最終プレゼンはスライド発表。資料は?発表の仕方は?チームワークは?生徒が生徒を評価
2024年6月20日授業は、いよいよ最終プレゼンです。スリーハイの経営課題に応じて5つの部署に配属された、株式会社スリーハイ綾瀬高校支店のみなさんが半年間の成果をプレゼンをしてくれました。
プレゼンは生徒たちが各部署ごとに評価表に記入し、点数をつけるもの。
各部で得点の高かったチームが、6月27日に全体で行われる代表者プレゼンにのぞむというスタイルです。授業時間中に全てのプレゼンを見ることは物理的に不可能だったので、各クラスの先生にプレゼンを録画してもらい、後日共有していただくことになっていました。一部をリアルで拝見しましたが、みんな資料作りにも発表にも工夫があり、大変見応えがありました。
各クラスでは担任の先生が細やかにサポートしてくださいました。
「少しでも多くのプレゼンを見たい」と、駆け足で教室を訪れた一日だったけれど、みなさんが時間をかけて作ってくれた最終プレゼンは、各担当者も私も、しっかり目を通します。みなさんの評価で、どんな提案が来週6月27日の最終プレゼンで発表されるか、今からとても楽しみです。
これまでの授業と全体の流れ
◆第1回〜第3回
探究学習全体の概要説明やマーケティング基礎など
◆第4回
スリーハイ担当社員5名が各部署にて詳しい説明実施
◆第5回
各班で他社事例などをまとめる「現状把握」
◆第6回
ワールド・カフェで「現状把握」のアイディアを拡散
◆第7回
KJ法で実現可能なアイディアに落とし込む
◆第8回
高校生が自ら考え自らの独創性を発揮できる時代へ!
◆第9回目
高校生たちがいよいよ課題解決の提案書を提出
◆第10回目
提案→実現に向けた企業フィードバック【その1】【その2】
◆第11回目
NPO法人SoELaによるプレゼンテーション講座
◆第12回目
最終プレゼンに向けたブラッシュアップ①
◆第13回目
最終プレゼンに向けたブラッシュアップ②その1、その2
◆第14回目
プレゼン資料完成に向けた最後の追い込み
◆第15回目
元タカラジェンヌがレクチャー「魅せる」プレゼンの極意
過去記事一覧
◆第1回目(2023年11月27日)登壇者:NPO法人SoELa岡部さん、株式会社スリーハイ代表男澤
◆第2回目(2023年12月11日)
登壇者:株式会社スリーハイ代表男澤
◆第3回目(2023年12月18日)
マーケティング講座(オンラインのためレポートなし)
◆第4回目(2024年1月15日)
株式会社スリーハイ担当社員が5名来校し現状把握
◆第5回目(2024年1月22日)
生徒と先生による現状把握
◆第6回目(2024年1月29日)
ワールドカフェでアイディアの発散
◆第7回目(2024年2月26日)
KJ法によるアイデアの収束
◆第8回目(2024年3月11日)
高校生が自ら考え自らの独創性を発揮できる時代へ!
◆第9回目(2024年3月18日)
高校生たちがいよいよ課題解決の提案書を提出
◆第10回目
提案→実現に向けた企業フィードバック【その1】【その2】
◆第11回目
NPO法人SoELaによるプレゼンテーション講座
◆第12回目
最終プレゼンに向けたブラッシュアップ①
◆第13回目
最終プレゼンに向けたブラッシュアップ②
◆第14回目
プレゼン資料完成に向けた最後の追い込み
◆第15回目
元タカラジェンヌがレクチャー「魅せる」プレゼンの極意
神奈川県立綾瀬高等学校
NPO法人SoELa
株式会社スリーハイ
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