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いよいよ課題解決の提案書を提出。実用化につながる『あと一歩』とは

神奈川県内にある県立高校の普通科生徒全員が、同じ神奈川県内の中小企業が抱える実際の経営課題解決に取り組む「総合的な探究の時間」。半年におよぶプロジェクトもいよいよ大詰め。仕上げの時期に近づいています。

2023年度内はとりあえず3月18日の授業で終了です。
2024年度も継続して授業を行い、夏頃最終プレゼンを予定しています。

第9回授業「これまでのまとめ」

2024年3月18日の授業ではみなさんが出してくれた提案を、1枚の「提案書」にまとめる授業が行われました。

「どのグループも真面目に取り組んでいるかな?」

生徒たちは、それぞれのアイデアが持つメリットや期待される効果に焦点を当て、アイデアの本質的な価値を捉え直す作業を行いました。

ざっくりとしたアイデアが具体的になる瞬間は、発見があり、楽しいものです。

作業に使える時間は週に1回ある「総合的な探究の時間」授業の時間だけなので、なかなかまとめきれない班もあったようです。

でも限られた時間の中でも、自分たちなりに考えたオリジナルアイデアをぶつけてくれたことが、とても嬉しかったです!

綾瀬高校支店の生徒さんたちは、グループで議論を重ねアイデアの言語化に挑みました。
先生やスリーハイ社員の助言を受けつつ、微調整を重ねていきます。

綾瀬高校支店の皆さんが考えた「提案書」は、我々スリーハイのスタッフが担当部署ごとにチェックします。チェックするポイントは

✔️実現可能性はどうか
✔️安全性はあるか
✔️大人では考えつかなかった新しい着眼点があるか
✔️ペルソナで誰をメインターゲットにしているのか
✔️4Pなどマーケティングに適しているかどうか
✔️お客様が体感できるプロポーションは?

などなど…

実際に提出された9クラス・55枚の提案書を1枚ずつ全て拝見しました。今回の授業に一緒に取り組んできた綾瀬高校支店の皆さんの思いがこもった提案書。私も目を通しましたが、なんだかグッとくるものがありましたね。

試行錯誤を繰り返し、アイデアが少しずつ形になっていく様子にワクワク!

正直に言うと提案書の中には「これはちょっと方向性が違うかも??」と感じるシートもありましたので、次回授業ではしっかりフィードバックしていきます。

しかしとにかく答えのない問いに挑み、ゼロイチで考えを生み出した、という事実は変わりません。みんなで相談しながら、話し合いながらアウトプットしたという経験は、探究学習ならではの貴重なもの。みなさんが実際に社会に出た後も、きっと役に立つと思います。

9クラス55枚の提案書を提出してくれた!

スリーハイの担当部署の各部長からは
「うちの部は、ちょっと全体的に既存の内容に引っ張られている提案書が多いと思いました。」
「もしかしたら、ここに手を入れると、グッといい企画になるか?」
「実際に提案書の内容を社内で試してみたところ、こんな反応がありました。」
「実際に採用してみたい案が実は2つあるんです。これは現時点で伝えてもいいものなのでしょうか?」

などの回答がありました。
最初のオリエンテーションでも伝えましたが、私たちもこの授業に、全力で、本気で取り組んでいます。

1枚ずつのシートとしっかり睨めっこしながら、素晴らしいアイデアの種がないか、どんなフィードバックをしたら、もっとよりよく変化してくれるのか。スリーハイ社員も一生懸命答えのない問いに対し探究しています。

次回のフィードバックを経て、より実現性の高いアイデアを絞り込み、実装フェーズへと移行します。各クラスの担任の先生や、今回の探究学習を取り仕切る新井先生とは、作業時間の確保やスケジュール管理などについて、授業後や、時にはオンラインでも打ち合わせを重ね、最終プレゼンに向けた準備を続けています。

「スリーハイの担当社員一同も先生方も、綾瀬高校支店のみなさんが一生懸命考えてくれた
新鮮なアイデアに真剣に向き合っています。」

それぞれのアイデアが持つ価値やメリットを言語化することで、ぼんやりとしていた構想に、輪郭がついていきます。想像力に富んだ発想を、他者にも理解できる提案に高めていく作業です。私たちスリーハイが抱える経営課題の解決を、次世代を担う綾瀬高校支店のみなさんが真剣に取り組んできた「総合的な探究の時間」。相変わらずオトナもコドモもお互いに『探究しまくり』ですが、しっかりしたアウトプットになるよう全力で取り組みます。

これまでの授業と全体の流れ

◆第1回〜第3回
探究学習全体の概要説明やマーケティング基礎など
◆第4回
スリーハイ担当社員5名が各部署にて詳しい説明実施
◆第5回
各班で他社事例などをまとめる「現状把握」
◆第6回
ワールド・カフェで「現状把握」のアイディアを拡散
◆第7回
KJ法で実現可能なアイディアに落とし込む
◆第8回
高校生が自ら考え自らの独創性を発揮できる時代へ!

過去記事一覧
◆第1回目(2023年11月27日)
登壇者:NPO法人SoELa岡部さん、株式会社スリーハイ代表男澤

◆第2回目(2023年12月11日)
登壇者:株式会社スリーハイ代表男澤

◆第3回目(2023年12月18日)
マーケティング講座(オンラインのためレポートなし)

◆第4回目(2024年1月15日)
株式会社スリーハイ担当社員が5名来校し現状把握

◆第5回目(2024年1月22日)
生徒と先生による現状把握

◆第6回目(2024年1月29日)
ワールドカフェでアイディアの発散

◆第7回目(2024年2月26日)
KJ法によるアイデアの収束

◆第8回目(2024年3月11日)
高校生が自ら考え自らの独創性を発揮できる時代へ!

神奈川県立綾瀬高等学校

株式会社スリーハイ


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