やなぎだ りょう|じみぃずのきもち。

「たのしいまいにち」│93年生まれの30歳│「じみぃず」=ほんのちょっと地味で、まわり…

やなぎだ りょう|じみぃずのきもち。

「たのしいまいにち」│93年生まれの30歳│「じみぃず」=ほんのちょっと地味で、まわりに馴染みづらい人たちの代表をしています。│好きなものはアニメと甘いものとMr.Children│ご連絡は各種SNSまでお願いいたします。

マガジン

  • 【野菜】最初のベランダでレベル100にする。

    初心者がゼロからはじめるベランダ家庭菜園物語です。野菜価格の高騰にあえぐ成人男性が、レベル1の苗から最強野菜を育て上げ、腹の虫を撃退します。貧困おやじが送る、2.5次元ベランダファンタジー。(?)

  • エスニック料理探訪記

    ライフワークであるエスニック料理を食べる趣味を記事にまとめています。アジア、アフリカ、ヨーロッパ、特に地域は定めずに、とにかく片っ端から胃に入れていきます。お店の紹介も兼ねているので、気になったお店があればぜひ訪ねてみてください。(都内近郊のお店に限って紹介しています)。

最近の記事

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ばあと日東紅茶と後悔と、明日の俺

「ばあ」というのは、俺のおばあちゃんのことだ。 物心つく前からそう呼んでいた。 幼少期、ばあの家によく泊まりに行った。 実家から5kmぐらいの距離にある、築50年以上のボロボロの平屋にばあは住んでいた。 いまどき珍しい土壁の、雨が降ると雨漏りするような家だった。風呂の床はシロアリに食われて今にも抜け落ちそうだった。 風呂といえば、風呂窯の給湯器がレバー式だったのをよく覚えている。レバーを傾ける角度でお風呂の湯の温度調節をしなければいけなくて、それがシビアで難しい。 シ

    • 【野菜】最初のベランダでレベル100にする。「ちいさいむし があらわれた!」

      前回の記事はこちら↓ 先日、アニメ制作会社である(株)ガイナックスが破産したというニュースが報じられた。それにいたるまでには、代表取締役が未成年者への性加害で逮捕されるなどさまざまな低迷ぶりが露見してきた経緯があるが、極めつけは「ガイナックストマト」事件だろう。 アニメ会社が突如として始めたトマトの販売。これにはファンも困惑したに違いない。今となってみれば、そのころの経営状況はとっくに赤信号だったのだろう。トマトだけに。 そんな裏話があって、一部では「トマトに手を出した

      • 【野菜】最初のベランダでレベル100にする。―初めての追肥―

        「野菜は健康のために食べるもんじゃなく、美味しいから食べるもんなんだよ」(堀江貴文) とあるライブ放送に寄せられた「野菜ちゃんととっててえらい」という絵にかいたようなクソコメに対し、撮影カメラを殴って烈火のごとく怒る堀江氏の姿はまだ記憶に新しい。 それほど怒ることかなぁと思うのはさておき、いつの世も、他人に対して何かと茶々を入れないと気が済まない人というのはいるものである。 この記事にも「野菜ちゃんと育てててえらい♪」などというクソリプがいつか飛んでくるのだろうか。野菜

        • 【きょうのお茶飲み】元ドライバーが話す業界の闇。2024年問題って?

          きょうのお茶菓子 「麻布野菜菓子」野菜のフィナンシェ しょうが 紫芋 ごぼう 野菜が練り込まれたフィナンシェ。 しょうがは砂糖漬けされていてしっかり甘い。紫芋は芋の甘みは弱いけど、鼻から抜ける風味がほんのり芋。上に細かく刻んだ栗が載せられていて良いアクセント。ごぼうは味の奥のほうにごぼうを感じる程度。上に載ったラムレーズンのふんわり香る酸味と甘みが美味しい。 URL載せておきます(オンラインショップあり) 「麻布野菜菓子」 2024年問題ってなんぞや2024年問題とは

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        • 【野菜】最初のベランダでレベル100にする。
          4本
        • エスニック料理探訪記
          3本

        記事

          【きょうのお茶飲み】パン作り童貞、炊飯器でパンを焼く。

          きょうのお茶菓子 代々木上原「ASTERISQUE」 ドーナツ プレーン、アーモンド チョコクッキー 思ったより素朴な味。小洒落たおからドーナツみたいな感じ。甘さ控えめで美味い。 URL載せておきます(オンラインショップあり) 「ASTERISQUE(アステリスク)」 パン作り童貞、炊飯器でパンを焼く日曜日。 「今日は何すっかなぁ。そうだ、パン作んべぇか」。ふと思い立った。 しかし我が家にはオーブンがない。 「オーブンがなくても作れるレシピ、たぶん検索すれば出てくる

          【きょうのお茶飲み】パン作り童貞、炊飯器でパンを焼く。

          社会人冒険者、ピクニックでHP回復

          現実はクソゲーだ。このMMORPGにはいまや、日本サーバーだけで1億2千万人をこえる人々がログインしているが、そのほとんどが魔王軍に蹂躙される日々を送っている。 魔王軍勢は非常に手ごわい。 学校の先生、親、上司、友達、恋人、近所のおばはん、満員電車のサラリーマン、不愛想な店員、頭のねじが外れた政治家等々、強力なモンスターが我々の行く手を阻む。 彼らの攻撃は残忍かつ狡猾だ。 ある者は一般ユーザーに化け、こちらが背後を見せているその隙に猛毒の呪文を唱える。 ――「相変わらず

          社会人冒険者、ピクニックでHP回復

          もうこれ以上の文章は、私には書けません。

          もうこれ以上の文章は、私には書けません。

          【エスニック料理探訪記 Part3】ギリシャ料理「THE APOLLO」

          前回の記事はこちら♡↓ さて今回のエスニック探訪は「ギリシャ」だ。 前回のポルトガルからスペインをまたいで、こんどは地中海東部の島国へと舌を移す。 今回訪問させていただいたのは、銀座東急プラザの最上階にある「THE APOLLO」。 もともとはオーストラリア・シドニーでオープンしたお店であるらしく、2016年に日本へ店舗を展開をしたらしい。 コンセプトは「モダンギリシャレストラン」だそうだ。 オーストラリア発のモダンギリシャ料理の日本店……ちょっとよくわからないので

          【エスニック料理探訪記 Part3】ギリシャ料理「THE APOLLO」

          【野菜】最初のベランダでレベル100にする。level.2

          前回の記事はこちら↓ 経過報告 さて、鉢に苗を植えてから一週間がたった。 百聞は一見に如かずというわけで、まずは現在の苗の様子をご覧いただこう。 ちょwww一週間で伸びすぎだろwwwwマジ草生えた。 想定では、これから肥料をあげてぇ♡伸びてきた蔦を整えたりしてぇ♡一生懸命水をあげてぇ♡ようやくやっと収穫ぅぅ!!なんて流れを思い描いていたのだが。いるよな、こういうなんでも吸収して器用にこなす奴。 トマトに関してはご覧の通り、いつの間にビー玉サイズの実がぶら下がってい

          【野菜】最初のベランダでレベル100にする。level.2

          口臭対策の記事がたくさん「スキ」をいただけたようです。 口が臭くて良かった、なんて思う日が来るとは。 人生わからないものですね。 これからも頑張って書きます。よかったら見てネ。

          口臭対策の記事がたくさん「スキ」をいただけたようです。 口が臭くて良かった、なんて思う日が来るとは。 人生わからないものですね。 これからも頑張って書きます。よかったら見てネ。

          口臭対策にケリをつけよう。口クサ男が実際に使って効果のあった口臭対策グッズ5つ。

          「あの……○○さん?非常に言いずらいんですけど……口、においますよ。……うっぷ」。 なんて言われてしまった日には、もう立ち直れない。 だが悪いのは無論、口がくさい方である。 あれ、くさいかも、と思う前に取り組もう。口臭は対処するのではなく、予防が肝要なのだ。 では何をすればいいのか? 大丈夫。自分の口が臭すぎてマスクがしていられないほどであった私が、実際に使って効果のあった口臭対策グッズの決定版をここに記す。 ニオイ研究所 DeoDry シャンピニオン デオアタック

          口臭対策にケリをつけよう。口クサ男が実際に使って効果のあった口臭対策グッズ5つ。

          私はきょう、ズボンの中に手を入れる。

          モサモサ。ズボリ。ふぅ。 無意識に手先がもぞもぞとしだして、「あっ!」と思った時にはもう、私の腕はズボンの中。家でのスタイルはもっぱらこれである。 なぜそうするのか。いつからそうしているのか。 どうしてだろう。ただとてつもなく安心するのだ。 冬場の猫がこたつを恋しがるように気づいたらもう温もりの中にいる。 体育の時間いたアイツ 過去を振り返ってみると、私と同じ安心感を得ていたのではと思われる同志がいたことを思い出す。 ジャージの中に両手を突っ込んで歩くアイツ。

          私はきょう、ズボンの中に手を入れる。

          【実況】陰キャ障害物走(種目:眉毛サロン)

          春の薫風に生え乱れた長い眉毛が揺れております。 新しい季節の到来を告げる柔らかい風が、ここ東京でも爽やかにつむじを巻いています。 さあ、そんな群青色の風をまとって、一人の陰キャが出走準備に入りました。 栁田凌――この道30年のベテラン陰キャです。 そんな彼が今回挑戦するのが「眉毛サロン」。 一対一の超至近距離で長時間行われる施術は高いコミュニケーションスキルが求められます。 もはや「陽キャサロン」と呼んでも過言ではないコミュニケーションの大関門、果たして陰キャが乗

          【実況】陰キャ障害物走(種目:眉毛サロン)

          【おもひでドバドバ】体に溜まった毒素、ぜんぶ修善寺に置いてきた。②

          前回の記事はこちら↓ 修善寺の毒素垂れ流しスポット 3.なんかエモい竹 修善寺を出て正面に見える桂川を渡ると、ちょっとしたお散歩コースが出現する。中でも「竹林の小径」はなかなか見ごたえがある。 木看板の右手から、竹藪の壁をモーセの海割りのようにぱっくり開いたような小路が奥へ続いている。吸い込まれるように中へと入っていく。 左右を硬い緑に挟まれた石畳の上をとことこ歩く。視界はすぐに地面に突き刺さった筒状の棒でいっぱいになる。息をするたびに木々の湿ったような香りで肺が満た

          【おもひでドバドバ】体に溜まった毒素、ぜんぶ修善寺に置いてきた。②

          【おもひでドバドバ】体に溜まった毒素、ぜんぶ修善寺に置いてきた。

          デトックスという言葉をよく耳にする。 身体の内側にたまった毒素や老廃物を取り除く健康法の一種である。 毎日水を2リットル飲む、食物繊維の多い食べ物を食べる……現代人は毒素の排出に躍起になっている。 やりすぎでは、と思う反面、気持ちの面では大いに共感できる。 我々は毒素を抱えすぎている。 仕事、学業、お金、人間関係。 現実という名の見えない毒針にぶすぶすと刺され、現代人の目は死んでいる。 いまこそ、デトックスが必要な時である。 先に述べたようなデトックス法を試すの

          【おもひでドバドバ】体に溜まった毒素、ぜんぶ修善寺に置いてきた。

          【野菜】最初のベランダでレベル100にする。

          「ふぇぇ……たかいよう……」。 近所の野菜ギルドにて、ここ最近の私は狼狽してばかりだった。 原因は明らかだ。 野菜の小売価格の上昇。 「白菜半玉で270円とか冗談だろ……」。 胸中でつぶやく。円安だか天候不順だか知らないが、このままでは指をくわえて見ているわけにはいかない。 野菜を雇って腹の虫を退治する、我々のような”雇い主”にとってこれは死活問題だ。腹の虫を放っておけば、彼らはやがて我々に襲いかかる。何もしなければ死ぬだけだ。 なにか打つ手は無いものか。逡巡する私

          【野菜】最初のベランダでレベル100にする。