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口臭対策にケリをつけよう。口クサ男が実際に使って効果のあった口臭対策グッズ5つ。

「あの……○○さん?非常に言いずらいんですけど……口、においますよ。……うっぷ」。

なんて言われてしまった日には、もう立ち直れない。
だが悪いのは無論、口がくさい方である。

あれ、くさいかも、と思う前に取り組もう。口臭は対処するのではなく、予防が肝要なのだ。

では何をすればいいのか?
大丈夫。自分の口が臭すぎてマスクがしていられないほどであった私が、実際に使って効果のあった口臭対策グッズの決定版をここに記す。


ニオイ研究所 DeoDry シャンピニオン デオアタック 緑茶ポリフェノール

高砂香料工業株式会社という日本の香料メーカーが開発したサプリメント。

「サプリメントぉ?」と私も最初は懐疑的だった。
ミンティアぐらいの小さな粒を一日3粒。それだけで本当に効果があるもだろうか。

誤解を恐れず言おう。私が試した過去の口臭対策グッズの中で、これが最も手軽で効果があった。

注意しなければならないのが、最初の3日ぐらいは我慢すること。最初は効果が感じられない。

だが4日目ぐらいからだろうか。あれ、と思う瞬間がある。そうなればこっちのものだ。

ただデメリットもある。それは服用を止めた次の日から口が臭くなることだ。
飲むと決めたら飲み続けよう。

とはいえ、ぶっちゃけこれだけ飲んでおけばほかの口臭対策はオマケ程度のものとなる。それほど驚異的な効果を私は実感した。

「自分、ちょっと調べるのめんどくさいッス」という人はとりあえずこれだけ飲んでおけ。

NONIO(ノニオ) 舌クリーナー+舌専用クリーニングジェル ホワイト

口臭の原因の約6割が舌苔という舌の上の汚れであるという。
この舌苔を落とすだけで口臭はかなり抑えられる。

かくいう私もこれまで様々な舌磨きグッズを試してきた。
柔らかいゴム状のもの、綿状のもの、ガーゼを指に巻いて直接掃除したりもした。だがどれもイマイチだった。

というのも、力加減が難しくて磨きすぎてしまうのだ。

舌磨きに対して賛否両論あるうち、否定的な意見の大部分がこの”磨きすぎによる舌へのダメージ”を懸念した意見である。

舌を傷つけずに舌苔を除去できるグッズがあれば……。

そんな願いを叶えたのが「NONIO(ノニオ) 舌クリーナー+舌専用クリーニングジェル」である。

まずブラシだが、一言でいうなら毛先の柔らかい歯ブラシだ。
各社いろんな素材の舌クリーナーを開発しているが結局この形が一番良い。

というのも、綿だと舌に引っかかるしゴムやプラスチックは固すぎるのだ。

特に強く推したいのが舌専用ジェル。
これを使うだけでブラシと舌の摩擦を軽減できて傷がつきにくくなる。

なにより、舌苔の落ち方がめちゃくちゃ良くなる。そりゃもうごっそり取れる。気持ちがいい。

私は毎夜、歯磨き後にこれを使っている。

小林製薬 デンタルフロス 糸ようじ スルッと入るタイプ 60本入 [2個セット]

歯ブラシだけでは歯垢(プラーク)の約6割程度しか取れないと言われている。

「歯磨いたのにまだ何か挟まってるな……」なんて経験も多いかもしれない。

やはり歯間ブラシは大切だ。
口の中の食べカスは口臭の大きな原因になるし、虫歯や歯周病にもつながる。

歯間ブラシにも様々ある。
ワイヤー状、ゴム状、ひも状のロールタイプ、L字型、I字型。正直どれを選んでいいのかわからない。

そこで、私が選ぶべき基準として推奨するポイントとしては、"使いやすさ"。これに限る。

こっちの方が取れやすいとか、あっちの方が歯肉を痛めづらいとか、物によって一長一短あることは承知している。

だが最も重要なのは、使い続けることだ。

そういった意味で小林製薬のデンタルフロスは素晴らしい。

スルっと入って、サッと掃除できて、あとはポイするだけ。

他の歯間ブラシと同じじゃんと思われるかもしれないが、歯間への入りやすさ、除去力、お手軽さで鑑みたときの総合力でナンバーワンだ。

注意すべきなのは、「スルっと入る4本糸タイプ」と「しっかり取る6本糸タイプ」があること。

たった2本の違いだが、歯間への入りやすさが全然違う。
好きな方を使えば良いが、私はひとまず4本糸タイプをオススメする。

何かと揺れる小林製薬だが、歯間ブラシは非常に頼りになる。

そのへんのガム

最も口臭を気にするのは、当たり前だが、人に会う場面である。

外出時の口臭ケア。これにも決着をつけたい。

私が推奨するのは、「そのへんのガム」だ。

まじめにやれと読者諸氏には怒られてしまうかもしれないが、いたって大まじめ。ガムの効用を甘くみてはいけない。

人間の口臭を抑える最も効果的な対策は何か。それは「唾液の量を増やすこと」だ。

人の唾液はすごい。口の中を洗い流す作用、細菌の増殖を抑える作用、粘膜を保護する作用など、さまざまな役割を担っている。

私の実感としても、どんな口臭対策グッズよりも唾液が最も口臭を抑えられる。

その唾液の分泌を促すという意味で、ガムが一番適している。

冒頭で”そのへんの”と示したのは、やはり手軽さが大事という意味を込めてだ。

どんなガムでも噛まなければ始まらない。持っているだけでは唾液は出ない。

自分の好きな味、近くのコンビニで売っているもの、いま持っているもの、それを噛もう。

おまけにガムを噛むことで表情筋が鍛えられ、見た目にも健康的になる。

「移動中はガムを噛む」など自分のルールを決めてこまめに噛むことをオススメする。

オキナ 薬用マウスウォッシュ ロングスピン ZERO(シトラスミント/ノンアルコール)

ガムの効用については既に説明した通りだが、「でも人前でくちゃくちゃできないよぅ……」という方もいるかもしれない。

そんな人のための手段としてマウスウォッシュをオススメする。が、あくまでもベターだという程度である。ガムを噛むに越したことはない。

では、どう選ぶか。
まず気を付けるポイントとしては「洗口剤」を選ぶことだ。

意外と知られていないことだが、一般的にマウスウォッシュと呼ばれる類には「洗口剤」と「液体歯磨き」の2種類がある。

そしてもちろん”うがい”に使用されるのは前者である。

一方の後者は、歯ブラシの効用を高めるためのものである。そのため使ったあとは何かブクブク泡立ってくる。そりゃそうだ。

だが上記2つを混同している人は結構いる。
お手洗いでうがいを済ませ、「おまたせ~」と戻ったその口から泡を吹いてしまった、なんて事態になりかねない。

商品をよく見ると「洗口液」と書かれているはずなので、そちらを選ぼう。

もう一つ選ぶポイントとしては「ノンアルコール」のものを選ぶことだ。

アルコール配合の利点として、ゆすいだ後の爽快感がある。スース―してなんか気持ちいい。

一方でアルコールは刺激が強く、口の中が乾燥しやすくなる。乾燥すればもちろん細菌が増殖しやすい。それだけ口臭が発生しやすくなる。

以上をふまえた上で私が使っているのが「オキナ薬用マウスウォッシュ ロングスピンZERO」である。

持ち運びやすい個包装タイプで、比較的安価でお財布にもやさしい。

注意しなければならないのが、他の2つのフレーバー(ミント、ロゼ)はアルコールを含有していること。「ZERO/シトラスミント」を選ぼう。

【番外編】やたら人気だけど効果の薄かったグッズ

デンティス エチケット ペースト ハミガキ粉 100g ミント

目覚めてすぐキスできる」のキャッチコピーで名の知れた商品。

あえてはっきり言おう。「キスどころか息もできない」。
この一文を真に受けて唇を寄せようものなら恋愛関係は即破綻する。マジくせぇ。

一般的な歯磨き粉としての効果はあるのかもしれないが、他と何が違うのだろう。少なくとも寝起きの口臭は最悪だ。

とあるSNSのショート動画で韓国風イケメンがこれを推しているのを見かけたことがあるが、彼の寝起きの口臭を思うとやるせない気持ちになる。

気になる人は一度買ってみるのもいいかもしれない。私の言わんとすることが分かってくれると思う。

おわりに

いかがであっただろうか。

以上5つが、「口クサ男が選ぶ口臭対策グッズ決定版である」。

近年では「スメハラ」という言葉も登場し、世間の臭いに対する関心は高まっている。口臭対策はもはや必須だろう。

ここまで読んでくれた皆さんの口臭が、いつまでも清らかでありますように。心から祈っている。

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