ネットにも本にもない情報はどこにある?
こんにちは。
牧 菜々子です。
ネットにも、本にも。
情報は、あふれています。
でもそれは、不特定多数に見られることを想定している時点で、情報の一部にしか過ぎません。
では、ネットにも本にもない情報は、どこにあるのか?
それは、不特定多数に見られない場所にあります。
「特定少数」。
つまり、完全に私的な、生身の人との会話の中にあるのです。
人との会話の中にある
最近、誰かと内緒話をしましたか?
おそらく、そんな機会も減っているのではないでしょうか。
特定の誰かとの内緒話の中には、ネットでも本でも得られない情報があります。
もちろん、離れた人だから言えるということがある。
一方で、やはりデータが残るところでは言えないということがあります。
不特定多数に知られるリスクがない、内緒話や、秘密の話。
その中に、ネットにも本にもない情報があるのです。
親戚や子どもからの一言
内緒話とまではいかなくても、親戚からの一言や、子どもから放たれる言葉。
そういう、不特定多数に向けては言われない言葉の中には、高い割合で、真実があります。
公に言えば名誉毀損になる内容でも、完全に私的な場所では名誉毀損になりません。
耳の痛いこともあります。
それ以前に、付き合いが煩わしいこともあります。
でも、一理ある。
たしかに「真実」があるのです。
カウンセラーや占い業の方たちも、不特定多数には言えない「真実」というものを、「特定少数」の人に直に接して、たくさん提供なさっているのではないでしょうか。
わが家の場合
わが家では、ネットでは発信できない会話であふれています。
特に夫は、家で言えることの5%くらいしか家の外で言いませんし、ましてやネットやデータで残る形で言うなんてもっともっと少ないのです。
私がこのnoteで書いていることも、ネット上の発信である時点で、私が持つ情報のごく一部でしかありません。
誰かの役に立ちたいと思っても、それが限界なのが、悲しいところです。
おそらく、政治家の方や芸能人の人たちも、同じようなもどかしさを感じておられるのでしょう。
ネット上に全ての情報が網羅される時代が来るまでは
ネットにも本にもない情報は、どこにあるのか?
考えてみれば単純です。
不特定多数に見られないところにあるのです。
ネット上に全ての情報が網羅される時代がいずれ来るとして、それまでの間はどうするべきか…。
生の人間関係での、内緒話や秘密の話の機会を増やしてみてはいかがでしょうか。