「自分には関係ない」と涼しく言える力
こんにちは。
牧 菜々子です。
感受性が強い。
共感力が高い。
とても素晴らしいことです。
その反面、何でも自分のことのようにとらえるのは、諸刃の剣であることもあります。
時には、「自分には関係ない」と涼しく言い放つことが必要な場合もあるのです。
「冷たい人だと思われないこと」をあきらめる
「自分には関係ない」とは、言いにくいものです。
冷たい人だと思われるからです。
冷たい人だと思われないように、共感を示し、行動しようとする。
ある程度は、そういう気持ちも必要です。
ところが、度が過ぎると、「助けたいのに何もできない自分」を責める時が必ず訪れます。
自分を責めることは、心身の健やかさを損ないます。
どこかで、「冷たい人だと思われないこと」は、あきらめなければならないのです。
人生で重要な事柄はすべて「程度問題」
大切なのは、バランスをとることです。
愛か、お金か。
人の命か、経済か。
人生で重要な事柄は、すべて程度の問題です。
感受性が強くて自分を責めてしまう人に必要なのは、「自分には関係ない」と思える力なのです。
冷たい人だと思われないことに熱く執着するのではなく、涼しくあきらめる。
あきらめることは、一種のセンスです。
そのセンスを発揮して、「自分には関係ない」と言い放つことができるかどうかが、この先の人生の質を左右するのです。