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わが子がママを責める理由

こんにちは。

牧 菜々子です。

わが家では、子どもたちのお風呂を、パパが入れてくれます。

今年産まれた赤ちゃんだけは、お風呂から上げる時に、私が迎えに行くのですが…。

パパが赤ちゃんをお風呂から上げる合図をすると、上の子は、すぐに、「お母さん、早く!」「お母さん!早くして!」と急かすのです。

そんなに、呼ばれた瞬間に行くのはムリなのに…。

言い方もきつくて、まるで責められているみたい…。

毎回、わが子は、「お母さん、早く!!」と私を急かします。

どうして、そんなことをするのか。

その理由は、赤ちゃんが心配だからなのです。

早く迎えに行ってあげないと、赤ちゃんがかわいそう。

上の子がママを責めるのは、赤ちゃんのためなのです。

その証拠に、自分の用事でママを呼ぶ時には、そんな言い方はしません。

赤ちゃんの時だけ、呼ばれた瞬間に行かないと「早く!」と急かします。

本当は、「そんなに急かさないでよ!そんなにすぐには行けないよ!」と言ってしまいたい。

それでも、そう言わずにすむのは、上の子は赤ちゃんの味方だということがわかるから。

決して、ママを困らせようとしているわけではないのです。

赤ちゃん連れで歩いていて、知らない人から話しかけられる時もそうです。

「こんなところに連れて来て大丈夫?」とか、「あらあら、寒そう」とか言う人は、赤ちゃんの味方なのです。

赤ちゃんが泣いている方向に、冷たい視線を送る人もそう。

赤ちゃんが泣いているのが、かわいそうでかわいそうで仕方がないのです。

ママに厳しいように見えても、赤ちゃんに優しい証拠。

わが子の口調が厳しくなるのも、赤ちゃんへの優しさが理由なのです。