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2022年の流行色を大予測!

こんにちは。

牧 菜々子です。

2020年~2021年の秋冬シーズンが到来しました。

ファッションアイテムを買うなら、2021年以降も使えるものがいい。

その頃の流行色も、気になるところです。

そこで、2022年の流行色を、予測してみました。

2022年に流行する色。

それは、青(ブルー)です。

2022年の流行色は青(ブルー)と予測

流行色が、「青」?

そんな普通の色…?

そう思われるかもしれませんが、私は十分あり得ると思っています。

2020年に、世界が大きく変わり、これからは信頼、好感度、清潔感、冷静さが求められます。

それをすべて叶えてくれる色が、青なのです。

ファッショントレンドからいっても、ゆるシルエット一辺倒から、きちんと感のあるスタイルへとシフトしてきています。

ジャケット型のアウター、ウエストマークやベルト使い、スクエアトゥの靴など、きちんと感のあるアイテムが増えてきているのも、身なりを整えて信頼を得ることの重要性に、世界が気づいてきているからかもしれません。

加えて、ジェンダーレス化の流れとも、相性が良い。

男性もピンクを着るようになって久しいですが、今度は女性が着るブルーの魅力が見直されるかもしれません。

流行色は2年前に決まっている

なお、流行色というのは、2年前にすでに決められています。

1色が指定されるわけではなく、いくつかの色がイメージとして選ばれているのです。

そこから商品が作られ始め、シーズンが到来する頃には、流行色として定まるわけです。

ちなみに、日本流行色協会が発表した「2020年を象徴する色」は、赤でした。

もちろん、消費者の動向もありますから、実感とは異なることもあります。

とはいえ、流行色の選定も、時代の空気感やムードを加味して決められているのです。

次点はパープルとオレンジ

青まではいかないけれど、2022年に増えそうな色は、パープルとオレンジです。

パープルは、青みがかった紫であれば、ブルーの範囲にも入ってくるので、青の流行に乗る可能性があります。

ベースカラーにブラウンも仲間入りしたことで、「紫と黒」だとキツくなるところを、パープルにブラウンを合わせることで少しマイルドにすることもできます。

海外でもパープルは増えていて、今年の秋冬のコレクションでは、紫と赤を合わせるコーディネートが印象的でした。

大流行したラベンダーが、少し濃いめにシフトする。

そんな感覚で、パープルが増える予感です。

オレンジも、じわじわと増えている差し色の1つ。

大流行したイエロー人気がひと段落し、ほとんど見かけなかったオレンジを頻繁に見かけるようになりました。

2021年にはまだそこまで流行しないかもしれませんが、2022年くらいにはオレンジがアリになっているかもしれません。

2023年に向けて

ハイブランドが作り出す流行の5年周期で言うと、次のピークは2023年です。

そこへ向けて、ブルーが息の長い流行色になる可能性は、十分にあります。

逆に言えば、今からブルーのアイテムを手に入れておくと、「すぐに使えなくなる」ということはまずないでしょう。

冷静さや聡明さ、信頼感を象徴する、ブルー。

一見無難とも思えますが、これからの時代に求められる色であることは、間違いありません。