「田舎は排他的だ」とわかっていても早めに飛び込んだ方がいい理由
こんにちは。
牧 菜々子です。
岡山県に嫁いで来て、今年で10年。
地方の風土に慣れないところと、慣れてきたところが、両方あります。
「田舎は排他的」と言われるため、都会から地方に移ることを躊躇する人も多い。
それでも、早めに飛び込むべきだと感じています。
どうしてかというと、子どもや孫が困るからです。
早くから「地元の人」になれる
今は、都会でよくても。
子どもや孫の頃には、地方のほうが生きていきやすい状況になっている可能性が高いです。
今から移っておけば、子どもや孫の頃には、その土地の出身者になっている。
早くから「地元の人」になれるのです。
今の「地元の人」も、どこかのタイミングで移って来た人たちです。
その人たちが今、立派な「地元の人」になっているのです。
「都会から来た」というインパクトを薄める
でも、東京からいきなり田舎に行くのは不安…。
そういう場合は、まず大きな地方都市に移り、次に少し離れた市町村に移る。
そうすれば、迎える田舎の人から見ても、「東京から来た」というインパクトが薄れます。
田舎の生活が合わなかったとしても、「東京に戻る」のではなく、その前の市町村や地方都市に戻るくらいでちょうど良いかもしれません。
それなら、デメリットとメリットのバランスを取れます。
田舎の人も「自分だけは排他的ではない」と思っている
田舎は排他的で嫌だなぁ。
そう思っても。
田舎の人は、自分が排他的だとは思っていません。
排他的なのは自分以外の人たちであって、自分だけは排他的ではないと思っているのです。
「田舎は排他的で嫌だ」と思っているのは、移って来た人だけではありません。
当の田舎の人も、「田舎は排他的で嫌だ」と思っているのです。
そして、「自分だけは排他的ではない」と思っています。
だから、移って来た人も、田舎の人も、その点では同じです。
そして、移って来た人も、そんな田舎の人たちの一員になっていきます。
早ければ早いほど、子どもも孫も「地元の人」になれるのです。
「田舎になんか行くもんじゃない」と言われるうちが華
先行きが不透明な、この時代。
地方に拠りどころを持っておくことが、思いがけず身を助けることもあります。
「田舎になんか行くもんじゃない」という声があるうちが華です。
一周回って、やっぱり地方。
そういう人が増えても、不思議はないのです。