あすはみながわ

29歳会社員。東京。 いま、一番欲しいものは寝室の小窓用カーテンです。

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最近の記事

試験会場

昔から地図が読めない。 スマホの時代になりどこにいても自分の現在位置や向いている方向がすぐにわかり、曲がる位置などの道順もすべて案内をしてくれるため、最近は余計に顕著かもしれない。いま紙の地図を急に渡され目的地だけ伝えられても到着しない自信がある。恐らく場所を空間的に捉えることが決定的に苦手なのだろう。 いま普通にサラリーマンができているのも全てスマホのおかげと言っても過言ではない。もしスマホが道案内をしてくれければ、就活の時に面接会場にたどり着くことができず、どこにも受か

    • GOD SAVE THE MONEY

      極力自炊をするようにしている。かつては出前館でゴッドのランクまで上り詰めていたが、最近ではなるべく使わないようにしており、ずっと通常会員のままだ。そもそも会員ランクで神扱いをする出前館側もなかなかだなと思うが、恐らく二度と神にはなれないだろう。 自炊し始めたのはYouTubeやレシピサイトなどで簡単に調理方法を見られることも大きい。動画の通りに食材を切り、炒め、煮る作業を行う。見た内容をそのままに再現するだけでアレンジを加えることもほぼしないので、調理中はスマホの指示通りに

      • すべてがサブスクになっていく

        ヤクルト1000を定期的に飲んでいる。元々寝つきが悪いこともあるが年々眠りが浅くなっている気がしており噂を聞いて気になっていたところ、たまたま手に入ったので飲んだのが始まりだ。確かに朝起きた時にいつもよりスッキリしている気がするし、眠りも心なしか深かったと思われた。一部では悪夢を見ると言うが、自分の場合は悪夢というほどではなかったが、確かに嫌な夢を見ることが多い。ただ、めちゃくちゃに嫌な夢というわけではなく、中途半端に、それでも確実に"嫌"の方向にふれている夢。そのせいか全く

        • しきじアゲイン

          梅雨明けが発表されて、一気に暑くなった。といってもこの土曜日は一歩も外に出ず、日曜日も近所のスーパー銭湯へ行き、帰ってきただけなのでほぼ外気に触れていないが。 普段はそんなバイタリティはないものの、外がどんなに暑かろうが雨が降っていようが、ここ3ヶ月ほど毎週土日のどちらかでサウナに行っている。こんなにも外が暑くなっても、さらなる熱気を求めて通うようになった。 ハマったきっかけは友人と毎年行っている旅行で静岡県に行ったときだ。数年前からサウナにハマった友人がどうしても行きた

          いつか見た記憶

          昔よりものを簡単に憶えられなくなっている気がする。そして、憶えても抜け落ちるのが早い。 自粛期間中、全く家を出ていなかったがゴミを捨てにマンションの下まで行って戻った際に鍵をいつもの場所に戻すのを忘れて失くしかけたこともあった。昨日使って戻したはずだけどな…という勝手な記憶の補完のせいで、余計に思い出せなくなる。こうも色々と忘れるものかね。仕事で必要になりせっかく勉強した英語も、使う頻度が少ないので今や中学生レベルに戻っている。いまTOEIC受けたら何点取れるだろうか。

          いつか見た記憶

          リスクマネジメント研修

          虫が苦手だ。 食物連鎖とか生態系のバランスとかどうでもいいので、すべての虫をこの世から消し去りたいとシェンロンにはお願いする予定である。代償として今後一生牛肉が食べれなくなるぐらいであれば受け入れるので、虫のいない世界で暮らしたい。 屋内の空間、特に自宅内は何一つ危険のない落ち着く空間であってほしいものだが、一匹の小さい虫がいるだけでも途端に心がざわつく。文字通りなるべく虫との距離をとって生きてきたがそうもいかない出来事もあった。 小学校低学年か中学年の頃、総合という何

          リスクマネジメント研修

          仕事、飯、飯、仕事

          最近、飯のことばっかり考えている。 こう言うと食いしん坊の肥満児みたいだが、今まで何百回とガリガリと揶揄されてきた自分でも、飯のことを考えずにはいられないのだ。 この春、一人暮らしから二人暮らしになり、自宅にフライパンも鍋も包丁もない外食・中食オンリーの二十代ガサツ男性日本代表のような生活が一変した。基本的には毎日簡単なものでも自炊をし、コンビニと居酒屋からスーパーと雑貨店へと行きつけの店がスイッチした。コロナによる自粛&自宅勤務の影響で外食できないこともあるが、そんな生

          仕事、飯、飯、仕事

          チクりチクられ

          小学生の頃、すぐに誰かの悪行を教師に告発する同級生の男がいた。今となっては顔も名前も出てこないが、「あいつはそういうやつだった」という記憶だけが脳の片隅に残っている。そんな顔も名前も思い出せない同級生の記憶は、昨今のハラスメント地獄を見て掘り返された。 何かといえば些細なことでもハラスメントだと刺されてしまう風潮を見て、その同級生のような人間が世の中には一定数いるのだと思った。自分自身が職場での人間関係で悩まされることなく、むしろ人に恵まれているからそう思うのかもしれないが

          チクりチクられ

          サケ イズ クリエイティブ

          どうぶつの森を始めた。 以前もDSでやっていたことがあり、先日出たSwitchのソフトを友人たちがこぞってプレイしているので買ってみた。 まだ始めたばかりなのでひたすら釣りと雑草むしりしかしていないのだが、ふと前にDSでやっていたとき、あまり続いていなかった記憶が蘇った。 理由はなんとなく自分で分かっている。おそらく天性のクリエイティビティの欠如に起因しているのだ。 絵画はもちろん、家のインテリアや企画書でも、とにかく自分で0から考えて作り出すことが苦手で、何かのコピ

          サケ イズ クリエイティブ

          暇よ、去れ

          在宅勤務が始まり1ヶ月以上が経過し、そろそろ腰が限界を迎えている。別々で買った椅子と机で仕事をしているのでどうもしっくりこない。椅子の上で考えうるあらゆる体勢に変えながらパソコンと向き合っている。不便さと物理的な痛みを感じながらも、この情勢下、かなり早い段階で在宅勤務に踏み切った会社には感謝している。IT企業でよかった。 対応の早さは在宅勤務だけでなく、飲食店や人の集まる場所には行かないようにというお達しが来たのもかなり早い段階であった。ここ1ヶ月ぐらいはスーパーと家との往

          裸銭

          前に会社の先輩数名に「ぶっちゃけいくら貰ってるんですか」と聞いたことがある。 「ぶっちゃけ」という言葉を枕に添えれば何でも答えてくれるのではないかと密かに思っていたが案の定回答は得られなかった。中には会社の給料をアテに生活しておらず、投資で稼いでいるので会社の給料がいくらか知らないという強者もいた。とにかく、望む回答は返ってこないし、質問ベタがバレるだけだなと思い、それ以来「ぶっちゃけ」の質問は控えている。 26歳のいま、飲み会の酒の肴は「仕事の愚痴」、「誰々が結婚した」、

          休みの日に何してるのか聞かれるの、一番困る

          新卒採用のための会社のWEBサイトに載ることになり、一日のモデルスケジュールを書くことになった。未来ある学生たちに自分の生活をさらけ出して、「お前もこうなれよ」と、説教をするようで、全く気分は乗らない。ただ、そこは一人のサラリーマンとして書くしかないなと文面を考える。 平日は仕事の流れを書くだけなので、滞りなく書けたが、休日のスケジュールで手が止まってしまった。これといって趣味もなく、寝ることだけを目的とした休日の何を紹介しろと言うのか。 学生のための先輩社員紹介的な主旨

          休みの日に何してるのか聞かれるの、一番困る

          GWに出会った銀色の天使

          GWの10連休は、珍しくほんとうに仕事をした記憶がない。実際に10連休を取れた方がどれくらいか分からないが、運良く史上初の大型連休を享受できる側になれた。 仕事を始めてから、いや、未だかつてない連休はやっぱり過ごし方が分からず、呆けている時間が多かった気がする。 GWの中でも改元という、歴史的な出来事があったが、その瞬間もYouTubeで動画を見ていた。 1本の動画を視聴し終えたところで、時計を見ると0時を回っており、「あ、令和だ〜」と、今後何十年というお付き合いをさせ

          GWに出会った銀色の天使

          1人暮らしの温度感

          一人暮らしを始めて1年半くらいになる。20代も中盤になり、通勤にも時間がかかるので実家を出ることにした。家を決めた後、家電量販店と家具店で真っ先にベッド、TV、レコーダー、洗濯機、掃除機を買った。それ以外はとりあえず生活してから買い足して行けばなんとかなるだろうと。 健康で文化的な生活はそれだけでも送れる気がしたものの、それから1ヶ月ぐらいしたところで、やっぱりないとダメだなと思いシャープのプラズマクラスターの空気清浄機を買った。帰りにドラッグストアで買った置くファブリーズ

          1人暮らしの温度感

          大も小も兼ねて

          世間は小食に厳しい。 TVや雑誌を見ればデカ盛りのお店の紹介や大食いの企画が展開され、町の老舗の食堂に行けばおばちゃんが懇切丁寧に盛った大盛りのご飯が提供されるし、そういったお店は特に若者に重宝される。 大盛りは正義だと言わんばかりに、世の中のたくさん食べたい人たちに向けてサービスは続いている。かたや自分は平日は1日1食が基本で、休日も気が向けば昼夜の2食をするのみ。 前に40歳手前の先輩に飯に誘われたときも、若いから食べろという期待には答えられず。パスタ屋に行き、ハー

          大も小も兼ねて