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どうしてSAD(社交不安障害)が起きるの?

近年、HSP や ADHD 
など見慣れないアルファベットが増えているかと思います。

今回はS A D(社交不安障害/社会不安障害)と呼ばれる障害について紹介します!

急になぜこの障害について紹介しようと思ったのかというと、
私もその障害を持つ1人だからです。


前回はSADとは何か、障害の基礎的なことを紹介しました。

今回は、前回に引き続きSADについて、

主になぜ障害が起きるのか・どうやって治療するのか を書いています!


そもそもどうしてこの障害が起きるのか、

脳には、約140億個もの神経細胞があると言われています。
それらの神経細胞は、神経伝達物質の制御を受けることで同調し、
脳全体の機能を調節します。セロトニンもそうした神経伝達物質の一つですが、
そのバランスが崩れてしまうことが、社交不安障害(SAD)を発症させる原因ではないかと考えられています。
(https://www.tawara-clinic.com/disease/social-anxiety-disorder/ から引用)


つまり、緊張を緩和する「セロトニン」という神経伝達物質が不足することで
起きるのです。

なぜ不足する事態が起きるのか詳しい原因は判明していないのですが、
遺伝が関係しているとも言われています。
私の母と叔母も、幼い時から人前での場面で過剰に緊張し苦手だったそうです。


病院の先生からの説明によると、SADが発症するのは、
思春期の若い年齢だけでなく社会人になってから発症したというケースもあるそうです。

または、思春期から発症して、ただのあがり症だと思っていたらSADだったと
社会に出てから・大人になってから気づいた、という人も多いそうです。
どちらにしろ、治療をしなければ症状が重くなる可能性があるので注意が必要です。

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しかし、

SADは治療することができます!


治療には主に2つの方法があります。

1.  薬物治療

2. 心理療法(行動認知療法)


薬物治療では、

抗不安薬などを使用して、セロトニンを調整し、不安や緊張を和らげます。
効果は比較的早く出ますが、副作用が出ることもあります。


心理療法では、

不安や緊張を生む考え方を変えたり、その対処法を工夫したり、
不安に慣れる訓練を行います。

(参考 https://www.fuseki-clinic.com/column/sad.html)


もし、自分もSADの可能性があるんじゃないかと考える方、
または家族や友人が同じような症状で悩んでいる方は、
カウンセリングメンタルクリニック(精神科・心療内科)に行ってみることを
強く勧めます。


ここまでお読みいただきありがとうございました!
この記事でまた1人でも多くの人に障害について知ってもらい、
生きやすい世の中になればいいなと思っています♪



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